Neue Rezensionen

五十鈴に告白してすぐ、
玄関までしか入れなくなってしまった十嘉。

破ろうと思えば破れてしまうその約束を、
律義にも十嘉は守り通します。

バイトだから帰るけど、
メッセージのみを送って帰るのではなく、
五十鈴が玄関に来てから帰る。

トイレを借りたいけど、
【玄関まで】という約束だから招き入れることを
「怖くないか?」とキチンと確認してからにする。

つくづく、
優しさっていうのは一方的なものではなく、
あくまでも相手のことを思い遣る気持ちのことを
指すのだと実感させられます。

言葉で、行動で、真っ直ぐに想いを伝える十嘉。

番外編という位置づけにしてしまうには
あまりにも惜しい。

ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

この間のハンスが泣いていた回ではユハンはまだハンスへの気持ちの変化を認めていない感じでしたが、今回ではユハンのハンスへの気持ちが変化していることをユハンが認めていてユハンがはじめの頃よりも人間らしくなっていっていると感じました。今後はもっとユハンとハンスの絡みも増えていってほしい。
最後のジェイの子供の頃が可愛い。

ユン理事を紹介する対価の話のくだりではユハンが自分といった時の顔が可愛かった。ジェイは最初は笑顔だったのにオーナーの反応で笑顔が消えて固まっていて基本的には余裕そうな表情を崩すことがないジェイにこのような表情をさせるオーナーはある意味すごい…
久しぶりにジェイに反抗的なユハンを見ることができて最高だった。

ユハンの「母と弟を殺したのは俺です」の部分では自分が実際に手を下したのではないけれど自分の行動が原因でそうなったのでまだ自分のことを許せていないユハンの気持ちが感じられました。今まで泣いていなかったりオーナーに聞かれた質問に淡々と返していたりする様子からユハンの中ではまだ消化できていないのではと感じました。

今回はユハンのハンスへの感情の変化が感じられる回でした。はじめは興味がなさそうだったのにソン・ミンソクにハンスが狙われてると知ったあとの行動がハンスを仲間と認識している!
焦ってハンスのもとに駆けつけたり弱点をつかれたような気分になったり。ハンスの泣き顔を見た時ユハンが怒りを抱いているのが感じられました。

金髪碧眼の美形受けは大好き!ただ気高く強いこころがあってほしいだけで……
粗野で屈強な短髪攻めも大好き!ただ力でねじ伏せるような単細胞であってほしくないだけで……

そんな平成の耽美系ビジュが大好きだけど心がもう昔を楽しまない、そんな人におすすめです。圧倒的精神的優位性!唯我独尊!それに答えるだけの柔(やわら)(形を変える強さ)メンタルヴィクター。
彼は本当に美しい こころも からだも

鹿島こたる先生のザ!!!耽美な絵柄で全ページ豪奢な衣装もインテリアも楽しめて大満足です。いや 良い。

Dom/Sub2作目の今作もドラマチックで愛に包まれ前に突き進む最高の展開です。

Dom至上主義で保守的な伊達家の跡取り御門。
当然Domとして育てられて来たけれど、第二性の診断はSub。
伊達家総帥の跡取りとして隙のない人生を歩み続ける御門は、いつも通り抑制剤を処方してもらいに通院し、そこでクラスメイトの須藤と遭遇。
具合の悪そうな須藤に(善意で)「1回プレイしよう」と一時的に体調を回復させる提案をする。
Domとして学んできたからSubの体調不良も自分なら対処してあげられるだろう、と。
しかし御門は見誤っていた…須藤の第二性を。須藤という人間を。

セーフワードもクライマックスで御門がやっとの思いで口にするのですが、今までのことがぶわっと一瞬で巡る描写や演出が神がかっていて泣けてきます。

ちなみに…チラッとしか出てませんが、従兄弟で御門の味方でもある伊達先生の話は「跪いて愛を問う」で読めます。
そのまま読み進めると「あ、御門の言ってた従兄弟ってこの人か」ですが、前作を読んでいると「え、従兄弟って悠生だったの!?しかも忘れ物届けに来てた後ろ姿はもしや正己?…胸アツ!!!」となるシーンでもあります。

きっと当て馬というか悪役令息な林くんにも素敵な話が待ってるんだろうか…と期待してしまいます。

この二人をもっと見たい…と思ったら続編があることを知り即購入しました。
これは大変いやらしい一冊です……もっともっといやらしくなって帰ってきた二人が見れてオタクは幸せです……
相変わらず絵の描き方や漫画の構成が上手く見ててずっと心を踊らされます。
卯坂さんも猫谷くんも相変わらず可愛いし、スピンオフの二人もとても可愛くて全部が良かったです。ありがとうございます。

転生モノや悪役令嬢ものにハマった流れでBLでも何か面白い作品は……と探していたときに出会いました。
気づいたら2巻出てたんですね!

ちなみに1巻では素股や兜合わせ、手マンにアニリングス止まり(いやほぼやってるw)です。
2巻で魔力酔いのような症状で初めて繋がりますが、どちらかというと人工呼吸的な対処療法セッッです。
それすらも甘々なのですが。

いい感じに話も進み始め、伏線が回収されたり回収のためのフラグが立ったりと怒涛の展開。
3巻も楽しみですね!

1巻に続いて出てました2巻、今回3巻も出るとの事で必ず買います。何を差し置いても買います。そして2巻ですがえろさ100%でお送りしてました。瀧くんほんとに天然で愛おしいのに、まさかの元彼に...!!の対応をしていてギャップにやられました。私よりシンゴくんの方がやられてました。ずっと幸せでいて欲しい、今泣いてしまいそうなほど感極まってます。それくらい愛おしい2人を2巻と、今後の続編から見れることを楽しみにしています!!