カフェ好きな市民Mさんのレビュー一覧

堕天使と悪魔のエッチなお話とは知らず、買って良かったと噛み締め読み返しました。
ショタが好きなわけではないですが、精神的にしっかりしていて身体が小さいという感じだったので、抵抗感はなかったです。
それよりも同級生の堕天使くんの方がぶりっ子ショタ感が強くて無理でした。
悪魔くんの意地っ張り具合が程よく、面倒くさい感じでないのがグッドでした。

初めの出会いで拗らせる主人公たち。
お互いが惹かれあっているのに、面倒な方へ進んでしまう臆病な二人がとてももどかしかった。
遊び慣れてない二人が向き合い、傷つきたくないという予防線を張りながら愛を手に入れたいと思う姿は、甘酸っぱくて青春だなと思いました。
自分の恥ずかしい部分を受け止めてくれる人って、それだけで魅力的に見えるものですよね。神父さまにすごく共感しました。

α受けさんがストーカーホイホイで異常者に好かれやすく、彼の周りで起きる事件のお話でした。
β攻めのα受けは始めて読みましたが、なかなか凄かった。
オメガバースという第二性の話ではなく、人として惹かれあったお話だったので、オメガパースが読みたい人にはイマイチかもしれません。
最終的に犯人は捕まらず、追っている状況で終わったため、その先がとても気になりますが、続編は期待しない方が良いのかな?と感じるスッキリした終わり方でした。

まさにケンカするほど仲が良い。
ツンケン同士からのお互いを意識し結ばれるまで、見てるこっちが恥ずかしいほどのオーバーリアクションを繰り広げていますが、相手に気にしてほしいがための行動なので、周りなんて気にしてない感じが張り切ってて良かったでせす。
読んでてめんどくさーってなっちゃうほどお互いが意地を張っていますが、最後は攻めが受けを可愛く思っているのを知れて無事完結しました。当て馬くん良い人だったので、彼にも幸せになってもらいたい。

続編希望!!
愛情に飢えた攻めと、人に裏切られた愛情深い受けがゆっくりと愛を深め合っていく姿はとても読み応えありました。
攻めが初めの誘拐と色んな人と関係を持ったとは思えないほどの、優しさと一途さを持っています。
受けは予想通りの強い心の持ち主です。さらに美貌も兼ね備えているとなると惚れる以外ありません。(本当に好き)
自分の求めていた受けキャラだったので、お気に入りのお話になりました。

遊び人が本当の愛を知る。根は優しかったのが救いですね。
これで人を傷つけても何も感じない最低野郎だったら、受け入れ難いキャラでした。
人の葛藤する姿をゲーム感覚で楽しんでる攻めですが、子供を傷つけようとは思わない人だったので、ギリ嫌いにはなれませんでした。
最後は本当の愛を知り一途になってくれたので良かったです。
隠れゲイが世間体を気にして性癖を隠し、家庭を作るってあり得る話なのが少し心苦しくなりました。重苦しくならなかったのは、ほなみちゃんの可愛さのお陰です。本当最高に可愛かった!

ちょっと笑っちゃったよ河合さん。最後の体育会系な誘い方は面白すぎる。
愛より先に快楽を知ってしまい、そのまま生きてきた恋愛ビギナーさんのお話です。受け目線のお話だったので、攻めがどうしてそこまでハマったのかが理解出来なかったですが、相思相愛で誰も傷つかないなら良し。セフレくんも引きが良くナイスアシストしてくれたので、嫌いになれませんでした。
覗かれることで興奮するというより、蜂谷くんの目に高ぶるようなので、河合さんの性癖自体は特殊ではありませんでした。

結ばれてからのキャラ崩壊が半端ない。
変態同士のイチャイチャ大爆発してます。
試し読みでのクールな二人は一体どこへ?と目が点になりますが、マジもんのバカップルが見たい人にはオススメです。
パパの肉体美とムチムチ感がエッチく犬飼さんのソフトマッチョもグッドでした。将来が楽しみなパパ似の綾斗くんとても優しく良い子なので、彼のお話も読んだみたくなります。

『人は見た目が8割』に納得しますが、それは初めだけ。
100%の好印象を持ったとしても、少しづつすり減らしていくのは中身です。結局は価値観が合わないとズレていく。
今回の主人公は見た目ではなく、お互いを固定して受け入れてるからこその相思相愛に発展したパターンだったので良きでした。
『オタクでBL愛好者で女好き、ハイブリッドやな』は、めちゃ笑いました。3人の女友達が面白く良いキャラしてます。

黒い企業減っているようにみえて、中小企業ではいまだ潜んでいるんですよね。現実味のあるお話でした。
ただ、主人公が自殺願望を持たない強い正義感のある人だったので、とても好感持てました。
好感持てたからこそ主任のクソさにイライラが半端なかったです。
甲斐くんは人の人生を左右する事を恐れたけど、浩国にとっては良い影響力を与えた人でした。
甲斐くんのクールキャラから甘えキャラと両刀使いも良きでした。