かえるのこ的赏析一览

読み終わってから元々同人誌だったのを商業誌としてまとめた本だと知り、商業誌として売り出した出版社に感謝と同時になぜ続編(3巻)も商業誌として発売してくれなかったの( ;∀;)というモヤモヤが残るぐらい、2巻はたばた君とハセ君のやり取りがもうもう可愛いいいい!!!好き!!!
続いてはいるのですが、1巻も闇がぶっ飛ぶぐらいに可愛くて、2巻も諸々のそれが気にならないぐらいに2人が可愛かったです。

たばた君はタイトル通り純情ビッチです。
たばた君の抱えている問題は暗いけど、とにかくたばた君とハセ君のやり取りが可愛くて、たばた君の闇はあまり気にならない…というか、ぶっ飛びます。
たばた君とハセ君のラブラブ日常がもっと読みたい!幸せになって欲しい!と思って読み進めると保健室でのヒミツのバイトが始まります。
たばた君とハセ君は出てこない話なのですが、アホな子が攻め話も大好きな私としては攻めのハル君に凄く癒されました。

スパダリ、バリタチの社長渡海さん(受)の性格も最高なのですが肉付きがとにかくイイ!
野々宮さん(攻)が惚れる理由がページを捲る毎にわかりました。
髭のある受、最高ですね。
書き下ろしを読むと1話目から野々宮さんが頑張っていた事がよりわかり、読み直したのですが2周目も楽しく読めました。
野々宮さんの努力や健気に支えていたところも見所だと思うのですが、渡海さんの独特な言い回しやコミュ強な性格が笑いと爽快感があるので読んでいると元気が出ます。

本編を読まずにこちらを読んでもとても楽しめると思います。
坊っちゃん好きな拗らせおっさんがひたすら坊っちゃんにえろいことをさせる素晴らしい作品だな、と。
本編読んで典彦推し(私)の人なら、もう最高の極みですよね。
2019年に発売されたドラマCDの宣伝も数ページですが含まれています。私は発売されている事を知らなかったので、宣伝ページとはいえ、作者さんの感想を読んで、坊っちゃん(育郎)の「痛」シーン聞きた過ぎると悶えました。

口下手故に先輩と後輩がすれ違う、最高の両片想いストーリーなのですが、随所随所に笑いのネタが潜んでいるので、いきなり笑ったり悶えたりしても大丈夫な環境で読むとより楽しめるのではないかと思いました。
1話の先輩の行動や見た目からして3話目ぐらいからの説明書きやエピソードに、もう本当に驚かされたのですが、話が進むにつれかっこよくなっていく先輩(受)に対して、ヘタレ攻エピの目立つ後輩くんにきゅん度が増していきました。
2人に性癖の扉開けられた幼馴染みくんの気持ちがわかる!作品だと思います。

純愛えろ期の太郎と充がどうなったのか気になって購入したのですが、前作では可愛いかった岸くんはかっこよくなっていましたし、亘のお兄ちゃんの登場や当て馬さん(好きです)とのやり取りもあり思っていた以上に楽しめました。
谷原くんは前作では小川くんにしか見せていなかった性格の可愛さが周囲にもただ漏れで、美しさも増し増しで色々な意味でドキドキしましたが、小川くんが相変わらずの男前で最高でした。
太郎と充の関係も太郎がデレてくれたので大満足です!

えっちしたくない2人なのですが、最初からいちゃいちゃの頻度は高く、え?これってもう…と本人達も思っているぐらい、えっちです。
更に良かったのは元水泳選手の弓岡くんと現役陸上選手(駅伝)の体格差がめちゃくちゃわかりやすくて、体格差(身長だけじゃない)カプの良さを改めて噛み締めました。
犬塚くんは弓岡くんと一緒にいる時は可愛いのに、選手として活動している時はかっこよくて、そのギャップも良かったです。

一巻では変態さが際立っていたαの桜田が、Ωの桃山を意識するようになって色々と葛藤するところがとっても可愛いです!!
桃山のΩ特有の行動は可愛いのですが、印象としては最後までカッコいいΩでした。
筋肉ムキムキΩ大好き。

ちょっと嫌な役だった秘書の藤川さんですが、看護師の花村さん同様ツッコミ役として輝いてました。