作品内容
サイン会での一件後、奏はもう何日も龍司に避けられていた。さらにはヘルスのバイトもクビにされ、彼との接点を失ってしまう。店長の反応を見る限り、やはり龍司が絡んでいるらしい。自分が嘘をついたせいで、彼を深く傷つけてしまったーー 今までのことを振り返っては、自己嫌悪に苛まれる奏。そもそも、ごく普通の一般人(カタギ)にとって、龍司は初めから「遠い世界の人」だった。しかし、それでも彼への思いを断ち切ることはできず、ついに奏は思い切った行動に出る…!! ※雑誌『新ワンダフルBoy's Vol.63』に収録されているものと同一の内容です。重複購入にご注意ください。