作品內容
「脱がせてほしい。あんたが欲しいんだ」
ホテルのベッドに横たわり、佳彦は欲情に濡れた瞳で男を見つめた――。
美貌の佳彦は過去を視るという異質な力を持つ。
しかしそれを使う代償としてはしたない欲望に囚われるのだ。
事件に巻き込まれた知人を捜すため力を使い熱く昂ぶった佳彦は、思いがけず居合わせた精悍な刑事の佐伯に抱かれてしまう。
それから佐伯に事件解決のために力を使うように強いられ、悦楽を与えられた。
悪印象だったはずが次第に佐伯の執拗な熱いまなざしに心を動かされて――?