戎橋政造 短編漫画集2 風雲! 男子寮 【分冊版】 PART3 房総半島 台風前線 第三話〜第五話

コミックスが好評完売となっていた、短編作品集第二弾がいよいよ電子書籍化! 第二弾は、連載作品『房総半島 台風前線』をお届け! 肉感溢れるゴツい男達を描き続ける、人気作家•戎橋政造が描く、港の男たちの熱くたぎる性欲と、吹き荒れる恋の嵐の物語!

◎房総半島 台風前線 第三話

魚群探知機を製造販売しているメーカーのエンジニア・鈴木は、千葉県外房の港町に出張でやって来る。町が忙しくなる夏休み前に、漁船のメンテナンスを請け負い、町の民宿で泊まり込んでの仕事となった。その民宿には、無愛想で粗暴そうな強面の漁師・達也がいた。二人はふとした事から、体を重ね合う関係になってしまい…。

達也は鈴木を抱いて以来、その好意をオープンにして鈴木に接するようになる。しかし、達也を慕う取り巻き達の妬むような視線に、鈴木は居心地の悪さを感じていた。既婚者の鈴木は戸惑いながらも、達也への関心を深めていく。同時にアナルセックスへの興味と、達也に抱かれる快感とは異なる心地よさも募らせていくのだった。しかし、盛り上がる二人の行為を、今野が密かにビデオカメラ越しに見つめていて…。

◎房総半島 台風前線 第四話

そろそろ鈴木の仕事のメドが付きそうな頃、町には台風が近づいていた。やがて訪れる別れを惜しむように、鈴木と達也は激しく求め合う。しかし、その途中で達也は急用で出かけてしまう。胸騒ぎを感じて後を追った鈴木は、港そばの倉庫で、今野とその他の男達に拘束された達也を発見する。鈴木と達也のセックスを盗撮した今野が、達也を呼び出して脅迫し、強○しようとしていたのだ。男達の魔の手は、鈴木にも迫り始め…。

◎房総半島 台風前線 第五話

大股開きで拘束されて犯される達也の上で、別の男にケツを犯される鈴木。そんな目に合いながらも、激しく勃起したままの鈴木は、男達に誘われるようにして達也のケツをも掘ってしまう。求め合う鈴木と達也の姿に、今野は嫉妬して激昂する。しかし、密かに今野に好意を抱いていた寺崎に制され、その場はなんとか収まるのだった。二人きりになった鈴木と達也は、改めて体を重ね合うのだが、別れの刻は近づいていて…。