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大国の若き王子と、生物兵器として生み出された人と毒蛇のハーフの青年のラブロマンス。

ユハくん、自分は大勢の人を殺してきた穢らわしい存在だと自責の念に駆られ長年孤独に葛藤していたのですが、ある時ラウフに牢から王城へ連れ出され妻になって欲しいと告げられます。
彼から全身全霊で愛されることで次第に自分の存在を赦し、運命を断ち切り、彼の愛に応える決意をするまでの過程がとても丁寧に描かれていて、まるで1本の恋愛映画を観ているような没入感に浸れました。

初めは自分が妻になる資格など無いと戸惑うユハくんですが、何だかんだラウフに絆されえっちな要求にも応じちゃうところがチョロ可愛い。
感度もめちゃくちゃ良くて、お尻の気持ちよさなんて知らなかった筈なのに、すぐ感じまくって開発されて自分からペニスをおねだりしちゃうようになります。
騎乗位で全部見えちゃう…!って恥ずかしがりながら腰振りたくるのえっちすぎました。
普段は敬語の控えめな喋り方なのに、意外と喘ぎ声が大きめで激しいのもギャップ萌え。

最終的にラウフのひたむきな愛を受け入れ、晴れて正式に婚約、新婚旅行ではこれまで抱えていた心の重しが取れたのか無邪気にはしゃぎまくるユハくん。
ラウフのお陰で牙の毒も消え、初めてのディープキス、初めてのフェラに夢中になるのも、ハネムーンえっちで一層甘い声で喘ぐのも、騎乗位からのキスハメ絶頂も全部めちゃめちゃ可愛かったです。

春真さんの演技力もお見事で、シリアスな独白から甘々なえちシーンまで超絶魅力的にユハくんを演じてくれています。
少し鼻に掛かった甘い声質が儚げで健気なユハくんにぴったりでした。
艶と品を兼ね備えた天才的な喘ぎも絶品です。

ストーリーの重厚さやエロシーンのボリュームも申し分なく、異国情緒溢れるファンタジーな世界観も秀逸でした。
暫く余韻に浸っていたいと思わせてくれる素晴らしい作品を制作頂き、ありがとうございました!!