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こちらの作品、前作の「最低な先輩と最高の初えっち」との二部構成作品となっているそうで。
それはもう前作で心かき乱されて情緒がおかしくなった後に聴くことをオススメします。

早速本題。
初めてをクズ男に頂かれ、すっかりえっちな身体に調教されてしまいつい積極的な行為をしてしまう。

そんな仕草をやんわり止めて、手を握りながらのちゅー。
優しく真綿に触れるように肌をなぞり、ゆっくりとリードしてくれる。
「もう俺のだから」と独占欲を滲ませて甘やかしてくれる。

一言ひと言が本当に気遣いの鬼。これぞ理想の王子様を体現したかのような彼で、もし出会った順番が違っていたなら間違いなく彼で大満足だったことでしょう。いやこれ単体でも十分満足感はありますけど!!!

ですが、これはあくまで私の感想なんですけど。
聴き始めはずっと優しくて、砂糖みたいに甘くて、愛してくれる彼に思わず泣きながら聞いていたんですけど……

だんだん、だんだんと、前作のアイツを思い出してしまうんです。

なんでなんだろう…スパダリな彼に愛されて幸せなのに。
何でも言う事を叶えてくれて、普通に幸せなえっちが出来て心は満たされるのに。
強引で、最低で、初めてを奪ったあの先輩を思い出す。

今回は越智さんがSNSを駆使して久しぶりの連動企画が炸裂しましたね。
それも相まってより作品へ没入感を持って楽しむことが出来ました。

もし出会った順番が違っていたら、2人の関係性はまた違ったものになっていたかもしれない。
でもその場合だともしかしたら、クズ男には引っかかってなかったかもしれない。

色んな可能性に思考を巡らせ、そして何度も作品をループしたくなってしまう…越智さんの考えに見事にハマりました(笑)

今回も素敵な作品をありがとうございます。