BL要素もありつつ、
好きなものがあるって幸せなんだな、と思える、
しっかりしたドラマでした。
死神のカタバミさんは
「今日あたり死んでみる?」とか、基本的にチャラい死神なんですが、
「無理やりにでも笑え。…
そうしたら笑って過ごした人生だった、と思えるだろう」
とか、時折なかなか良いこと言うのがグッときます。
料理も上手いし優しくて、なんだかんだ「出来る男」
チャラ甘い声がお似合いで、不思議な安心感がありました。
疲れ果てながら懸命に生きているサラリーマン葵くん
弟を守るために頑張っている青年が声からもリアルに表現されていました。
基本的に真面目な人なので、面白くて明るく優しいカタバミさんには、惹かれるだろうなぁ、と思いました。
半分聴いた時点で、
この二人、この立場の中でどうなるのかな、とめちゃめちゃ気になります。
葵の弟、蓮くんは、病気と闘いながら進学校に受かっている頑張り屋さん。
すっごく素直で可愛い声が、作品通しての癒しです。
お兄ちゃんとチーズオムレットが大好きで、わしゃわしゃしたくなる可愛さ(^^)
お兄ちゃんじゃなくても守ってあげたくなっちゃう!
でも芯のある子だと伝わります。
お兄ちゃんに夢で見た光景を伝える場面も、
可愛いだけではない静謐さが、とてもよかったです。
21トラックあるので、いつ蓮くんが出てくるのか楽しみになる甘可愛さでした。
やはり人生には甘いもの、大切(^^)
野良死神のハナビシさん、
取り憑かれたくない迫真の野良ぶり。
色気駄々漏れの強○未遂シーンもあり、
話中、そういう場面は不意に訪れるのですが、
あ、BLだった、と思い出す感じで夢中で聴けます。
遊園地のスタッフさんまで皆さんイケボなので、そのあたりも贅沢な作り込み。
最後は、なんとも優しいベッドシーンや、幸せな大団円が待っているので、楽しみに聴いて欲しいです。
素敵な大作、ありがとうございました。
Parole chiave scelte dal recensore.