Daftar Ulasan 麗.

シチュエーションボイスの世界の中にもあらゆる作品あらゆるヤクザがおりますが、声を荒げられたり威圧的な態度を取られるのが怖いという方もご安心下さい。
この蓮弥さん、乱暴な事や口調を荒らげる事は致しません。
全て彼の掌のような抜け目のなさ、拒否できなくさせるような魅力が溢れててしゅんごい……
聴いたあと本当に『……しゅんごぃ……(呆然)(恍惚)』状態で身体抜け殻みたいになります。

蓮弥さんを演じられた三橋さん、言わずもがななのですが本当にさすがの一言です。
言葉からフェロモンが甘く漂う様に色気が放たれていて、蛇ノ目蓮弥というキャラクターが醸し出す空気感まで作り上げていらっしゃるお芝居でした。
多分イヤホンからムスク(ルビ:フェロモン)の匂い漂ってきてたと思う。

原作は晴海にいな先生の同タイトルですが、原作を知らない方でも問題なく楽しめます。
ただ作品の解像度だったり、三橋さんがお芝居で表現した本質に触れられるのでまだ読んでないという方はぜひチェックして頂けるとより楽しさの奥行きが出るかもしれません。

あと個人的に拡声器を握りしめて声を大にして言いたいのが、こちら……
ヒロインの声が無かった事で、聴いていてこちらが没入できる音声版にしていただいていたのが本っっっ当に有難かったという点。
音声作品で女性の声が入っていると一切聴けない民の者なので、こうした原作があるものの音声作品化はヒロインの声が入っているのか入っていないのかが最も重要な点で緊張感が走るのですが、今作は蓮弥さんの声だけだったので心の底から作品を楽しむことが出来ました。
企画段階でそういった点も配慮して下さったサークル様及び制作に携わっていらっしゃる全ての方々と、承諾して下さった原作者様にも感謝申し上げます。
生命救われました。

今作も真白くんほんっっっとに可愛かったです
もうすんごい…真白くんに言われたら何も咎められないかもしれない…
真白くんからいつものあのおどおどした感じで高い壺を勧められたら二つ返事で買ってしまう可能性すら己の中に感じています
それくらい真白くんの魅力、凄いです
それは有名配信者灰賀さんも真白くんに高額投げ銭連発するよ…
私も投げれるものなら真白くんに高額投げ銭連発したい人生でした

真白くん、おどおどしていたりその時々で不安を感じたりはしますが、結局は1番その状況を楽しんでいるところがある種とても純粋であり、その純粋さに黒井先生や灰賀さんや我々リスナー皆惹かれて(良い意味で)狂わされていく…
純度100の天然の魔性さを感じました…
何も計算されていないものの威力の凄まじさを真白くんは体現しています(哲学)

作品形式としては動画ですが、動画ならではの楽しみ方がふんだんに散りばめられています
特に配信中の視聴者からのコメントが流れるシーンでは、本当にコメントが面白すぎて笑いながら見させて頂きました
途中 “真白くん頑張って…!”と思わずにはいられないシーンがあるのですが、あまりに念じていたが為に、画面に出てきた｢真白くんがんばって｣コメントを自分が流したものかと一瞬錯覚してギョッとするくらいには自分も一視聴者になって真白くんの配信を見ている感覚に陥ります
意識せずとも気付けば視聴者としての視点に引き込まれているのが、この動画形式と作品の完成度の高さが生み出す没入感なのだと感じました

今回新たに灰賀さんも交えて黒井先生と3人での関係を築き始めた真白くん
これからの3人、そして真白くんがどのように過ごしているのか又続編で逢いたい気持ちでいっぱいです

シリーズ3作品目を素敵に創り上げて下さった 白いおたまじゃくし様
素晴らしいお芝居で魅力たっぷり演じて下さったみつはし様、虎沢様、八神様
本当にありがとうございました

初手で国民の身の安全と引き換えに大きな愛で囲ってくる男、レナド陛下
抗えない魅力に心奪われました
ヤンデレとありますがこのレナド陛下、愛のヤンデレ代表のようなお方です
全ての行動の根底にあるのは大きな想いで、レナド陛下にとって唯一の愛であり、救いであったのがひしひしと伝わってきます
強引さは縋っている様でもあり、聴き終わった後レナド陛下が大きな愛を向けてくれるのと同じ位、愛して支えて守ってあげたくなりました
国民に向ける顔と、自分にだけ見せる顔がありますが
ここまで魅力のセルフ相乗効果すごい人います?(いない)

従者くんは登場シーン自体は短いですが、凄い存在感を放ってます
一人二役を演じられるのもとってもお上手でいらっしゃる三橋さん
今作もレナド陛下と従者くんそれぞれ全く違った魅力が有り、演じ方や声質の対比が素晴らしいです
短時間にも関わらず三橋さんの流石の演技力で心に従者くんの爪痕が残り、気付いたら従者くんルートを心の中で懇願し倒してました
しかしその直後聴こえてきたレナド陛下の嫉妬を含んだ声に脳内が再びレナド陛下一色となってしまい、現在従者くんに合わせる顔がございません
従者くんルートの制作は決定して下さっているので、その時までに転生(概念)して新たな想いで逢いに行きたい所存です

あととても良かったのがSE
一つ一つリアルさを引き立てて、そこに世界が広がる様なSEを入れて下さってます
致している時のSEは汁気だけじゃなくて肉感や重さも感じられるアレです
人種や性別、年齢を問わず全人類共通で好きなやつ
射精音も自然でとても良いです

全体のストーリー、お芝居、SEが合わさり、世界観に引き込むリアルさが細かい部分まで作り込まれていて、レナド陛下に逢いに行く様に繰り返し繰り返し大切に聴きたくなる作品でした

溺愛工房さん、レナド陛下と従者くんに生命を吹き込んで下さった三橋さん、本当に素晴らしい作品を有難うございました

執着と純愛 紙一重のまっすぐな愛が生んだ結末は、2人だけの幸せな人生の始まりで、共依存という名の楽園でした。

まるで映画の中に自分が入り込んだ様に最初から最後までテンポよく進み、目まぐるしく変わるストーリー展開と三橋渡さんの演技に魅了されます。
本編は1時間12分ですが、体感は秒です。
これだけ内容の濃いストーリーを、よくこの尺でこんなにも綺麗に構成されたなぁと驚いております。

この作品はあまり内容を知らずに体感型で物語を進んでいく方がより魅力的かと思うので、詳細への言及は避けて個人的にこの作品で惹かれた部分をお伝えすると、SEです。
例えば手マンのシーンでは一定のリズムでSEのぐちゅぐちゅ音が入っているだけではなくて、ちゃんとキャラクターの心情・行動に合わせて責め立てる様に徐々に早くなっていって最後は慈悲のないぐちゅぐちゅ音に変化して行く等、まさに状況のリアルさを聴き手側に体感させるSEで非常にえっっっちでした。

そして言うまでもないですが三橋渡さんの演技。
名桐邑という人の中にある様々な感情とジェットコースターの様に自分でも止められない情緒、芯がぶれない確固たる想いと不安定さ、そういったものが一瞬にして彼を襲って感情の振れ幅がものすごく大きいシーンもあるのですが、三橋さんの演技力がギラッギラに輝いていらっしゃいました。
本当に素晴らしかったです。

素敵な作品に命を吹き込んで形にしてくださった三橋さん、ラブボム様本当に有難うございました。