この当たり前の幸せを君に

●日髙匠哉(ひだか たくや)　CV : 綴春ト

真面目で明るい好青年。
家族とも仲が良く、友人関係も良好。
これまで大きなトラブルもなく生きてきた。

正義感が強く、困った人を見ると放っておけないタイプ。
真面目過ぎるせいで無鉄砲で頑固なところがある。
尚央は小学校時代の親友だった。

現在はサラリーマンとして働いている。
その人柄から成績はいい。
そのため仕事が忙しく、恋人は久しくいない。元々はノンケ。

尚央の売春現場を目撃し、衝撃を受ける。
自分のことを大切にしない尚央にかわって自分が尚央を大切にしたいと思うようになっていく。

●石井 尚央(いしい なお)　CV : 春真最中

卑屈で天邪鬼、ひねくれた性格。
幼少期はどちらかというと臆病な性格だった。

幼少期に両親が離婚し、母親に引き取られる。
それからの生活は苦しく、食事をするのもやっとだった。
視力が悪いがメガネを買ってもらう余裕もなかったので目つきが悪く、そのせいで絡まれたことも一度や二度じゃない。

尚央が中学の時に母親が身体を壊し、生活を支えるために売春まがいのことを続けてきた。母親を守らなければという責任感から、性格もきつくなっていき、トラブルも増えて不登校になる。

「客」から性的なことをされている時は、抵抗してはいけないと学んでいる。「○す側が気持ちよくならねぇといつまで経っても終わんねぇし」というのが理由らしい。
首のタトゥーは「客」の趣味で入れることになった。
金の為なので抵抗はなかったし、今でも別に何とも思っていない。

匠哉のことは「おせっかいバカ」と思っていたが…?