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「発情トーキングマシン330【電子限定おまけ付き】」 へのレビュー
2024年05月15日 熱心なベテラン さん
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レビュアーが選んだジャンル :
芸人BLは手を伸ばし難かったジャンルだったので、1冊目は失敗したくないし手堅い作家さんから読もうと決めていましたが正解でした。 普段よりもラブは少なめなのでブロマンス色強めですが、そこは優先順位を考えるとそうなるよね、と。 エロ重視な方や1穴1棒至上主義の方には向きません。 ダメなヤツらの成長と化学反応を楽しめる方にはオススメです。 たまにいる「この人芸人じゃなかったら生きてなかっただろうな」みたいなタイプがまさに松尾。 そして「このトリオ(コンビ)じゃなかったら人知れず消えててもおかしくないな」みたいなタイプが椎葉。 緩衝材役でもあり、色々と中心だったモーちゃんの葬式から話が始まるので「え??!」となり、椎葉はホントに残念なヤツだし松尾はビッチだし、混沌としてる始まり方です。 コンビとして再出発し、話が進むごとに椎葉が段々と自分で考えて動いていくので頼もしく成長していき、松尾もビッチなりに椎葉のことを大事にしているのが判明。 徐々に松尾がビッチになった経緯は自業自得感否めませんが、椎葉みたいなちょっと足らなくて文句言いやすい人が松尾にも合ってそうで何よりです。
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