拘りはある雑食者Aさんのレビュー一覧

叱責されている回想で｢辛いなあ…｣と思った直後にどう聴いても同じ声の人がモブレ云々言いながら脅してきたら、正直すごく混乱しますね。
いや部長じゃないですか。当の本人じゃないっすか。モブレってなんですか?

路地裏、通勤電車の中、夜中のオフィス内で事に及んでいますが、めちゃくちゃ優しいんですよね…モブレとは。
口調もすっごく優しいんですよね…脅したりしてるけど、基本的に柔らかいんですよね…。
会社で叱責している時とか逆に不器用過ぎるな…と思いました。あっモブさんとは違うんでしたっけ…。

ラストはヒロイン勝ちまくりエンドで爆笑しました。
恋する女性は強いって常々思ってるけど、色々と強すぎる。
モブレってなんやったっけ…と脳内定義がちょっと揺らいだ作品でした。
全体的に楽しめました。疲れた時などに聴いてダメージの回復をしようと思います。

前作は｢これが『軒を貸したら~』か…｣と震えたものでしたが、今回は豪華二本立てで墓まで一緒な作品でした。
主人公(リスナー)は幸せでしょうか…?正直夫より口煩い系の姑になった方がいいのではないか、とハラハラしました。

前編は前作から一ヶ月後。
前作では心配したドラゴンのウズラくん、人間に受け入れられ隣人のJDにもモテている様子に安心しました。
逃げ方も器用でなにより。
それにしてもドラゴンライダーさんの時間稼ぎ具合よ。
エネルギー缶は最後まで取っておくのはすぐに判ったけど、2つ目はちょっと気付くの遅れました。記憶の劣化が著しいのは仕方ないけど切ないもんだなあ…。
ちょっと洗◯と搾取されてこよう。

後編はドラゴンライダーさんが妻となり子供もいる……ホンマ何が起こったんや。
ドラゴンライダーさんのお母様から仕送りが来てましたが…お母様も大変やな…ネタの仕込み具合は娘に負けてないけど…。
ところでウズラくんとLI◯Eするにはどうすればいいでしょうか?

いつ子供ができたんだろう、と色々な謎が増えた作品でしたが、ウズラくんが幸せならいいか。
主人公は頑張れ。

個人的に初めて聴く声優さんだったのと、ジャケ絵の先輩に勝手にクール系の印象を抱いたので、tr1の梨見先輩の明るいお声にびっくりしました。
ですが、そのtr1の梨見先輩の口調や、もの凄く勇気を振り絞って主人公(リスナー)に告白してくれたことなどがとても可愛く、一気に心を鷲掴みにされました。

先輩が元緑化委員であり辞めた経緯を聴いて、自分が貫きたいことと周囲への申し訳なさを考えたらとても共感できることでした。
つい最近｢周囲に何を言われても自分の好きを貫く｣キャラの話を楽しんだ後だっただけに胸が苦しく、梨見先輩の自分の好きなものを貫く姿勢にカッコよさを感じました。
また、その上で自宅で野菜や植物を育てていて、自分なりのやり方で楽しんでいる先輩の可愛らしさが本当によかったです。

tr3のポッティーゲームの下りやtr5が特に好きです。
tr5の耳元での告白はドキッとした後頬が緩みました。先輩可愛すぎるやろ。

こんな先輩にずっと振り回されたい、と思った作品でした。
全編通してとても癒やされ元気をもらいました。

駆け落ちって令和の世では難しいよなー…と思っていたら、都心から離れた海辺にあるピンクのお城型ラブホ「HOTELパラダイスヘヴン」で、昔テレビの再放送で観た昭和や平成のドラマが頭を過ぎり…。
好きすぎる、この設定。
一周回って駆け落ち成功するんじゃないか?これ、と思ってしまいました。芽依さん諦観してるけど。

中盤過ぎの攻の意次さんのミス発覚展開で、芽依さんの焦りや感情の爆発は新堂さんの演技も相まって、普通に聴いている私もハラハラしたりどうなるんだと先が気になりとても楽しかったです。
しっかり結ばれるハピエンなので心配はないですし、解決の道のりがコメディ調なのでその点も面白かったです。意次さんの兄のキャラもナイスでした。

駆け落ち中の濡れ場も淫らでよかったのですが、個人的にはtr7の解決して芽依さんがワインを飲んでからの濡れ場が艶っぽさが凄くて変な声が出ました。

キャストさんがお好きな方はもちろん、駆け落ちモノがお好きな方や昔のテイストのドラマがお好きな方にもオススメです。

キャストさんと作品内容に惹かれ購入しました。

0時回った後の仁晶くんの台詞の数々で笑ってしまいました。｢うん、犬だねえ｣って言い方が特に好きです。
シンデレラの魔法が解けるんじゃなくて犬になる呪いは確かに辛い。お父さんと妹さんもちょっと気になる。
呪いの部分は辛くて覚悟が要るものなのに、少しコメディ調にすることで緩和されていてよかったな、と感じました。
また、恥ずかしながら『南総里見八犬伝』は未読なのですが、概要は知っているので、そういった要素が意外だったことや呪いの由来が面白かったです。

個人的にヒロインが強い人だったことがとてもよかったと思いました。
確かにアブノーマルではあるけど、やっと今まで疑問だったことが解ったし、そういう彼も受け入れたい気持ちが大きかったのだろうことが伺えました。

特殊性癖要素(変身した彼とすること)に関しては｢ファンタジーやしOK｣なタイプのリスナーですし、仁晶くん側がすごく優しいので拒否感等は全くなかったです。
解呪して人間の状態でするのもとても幸福感が伝わってきてよかったです。
同梱のSSを読んで切なくなり、解呪できてよかったね!と心から思いました。
(瘤に関しては呪いが薄まっていたから無かったのかな、とか色々考えたりしています。)

全編通してとても楽しめました。
気になった方はぜひ。

狐王子さんとの差が気になり購入しました。

こちらはなかなかにワイルドな印象のある王子だな、と感じました。
俺様なのでどちらかと言うと命令調の方が多いのですが、トラックが進んで慣れていくと、取っつきやすいお兄さんという印象も出てきます。
耳をはまれながら｢なんか心当たりないか｣みたいなことを訊かれると、少しコミカルだな、とも。

また、獣人状態と完全な狼状態では喋り方のトーンが違うと感じました。狼になってる時は少し軽く、気持ち的にも上向きになってる印象があり。
個人的には狼状態の方が可愛くて好きかもです。
tr6では｢どこに行っても見つけられるように｣と、もの凄くキスマークを付けられてるぽく、独占欲と束縛したい気持ちも出されるので少し驚きました。

本編中でははっきりした解答はないものの、キャストトーク内で軽くネタバレしてくれているので、本編後にキャストトークを聴いて二周目聴くともっと楽しめるかと。

どちらかと言うとお布団の中で何かボンヤリ考えていたら眠れる方が向いているかな?と感じました。
キャストさんが好きな方はもちろん、情報を総合して考えることが好きな方にもオススメできると思います。

作品内容が気になり購入。

影が薄くて他人に認識されにくい宇賀さんと、他人をしっかり認識することができるヒロインの組み合わせが凄く相性がよく、安心感もあっていいなと思いました。
tr2で冷凍庫に閉じ込められるのは流石に気の毒になりましたが、山の遭難時のように｢寝ちゃダメ!｣となるシチュに出逢うとは思いもしなかったので、少し楽しかったのも事実です。

ヒロインは気付いてなかったし忘れていたけれど、宇賀さんにとってヒロインはだいぶ昔から大切でかなり重い気持ちを持っていた相手だったことには驚きました。
疑いを掛けられたけれどそれも利用してヒロインに積極的になっていた、と考えると、可愛い人だなと思えました。

他のレビュアーさんのレビューを読んで覚悟はしていたのですが、tr1の冒頭からヒロインに掛ける言葉が思いのほか冷ややかな毒舌混じりだったので、ビックリしながら聴いていました。
個人的にはクール系ツンデレの方面なクーデレさんなのかな?と感じました。
でも冷静に聴いていると、ヒロインのことを何かしら心配し考えていないと出てこない言葉の数々と時々自虐で。
ヒロインは鈍い部分はあれど、逸生くんのことをしっかり理解しているから大丈夫なんだろうな、ということも伺えましたし、だからこそ逸生くんを翻弄することができるのだろうと思います。
逸生くんもヒロインより歳下なので、余計にそういった態度になっているのかな、と。

tr4から逸生くんの本心が聴けるのですが、ヒロインのことがめちゃくちゃ大好きで大切だったり、自分に自信が持てなかったり、反省してたりなどが出てくるので｢そんなこと思ってたのか｣と。声色も柔らかな感があり。
個人的にもtr4が特に好きです。

ヒロインがM気質があると本編中に言及があったので、その点を心に留め置いて聴くと比較的話に入りやすいかと思います。
私個人も二周目はほっこりしつつ聴くことができました。

今作を聴いて、この｢Bitter Sweet Jam｣シリーズは痛みや想い、切なさだけではなく｢禁断の関係｣にもスポットを当てられているのかな、と思いました。
今作は女性同士の前に教師と生徒という立場に置かれているので、関係を否定する要素が重なるのではなかろうか、と。

基本的に雨宮先生視点で展開する物語で、雨宮先生は序盤で澪のことを｢雨雲が彼女を連れてくるように｣と考えています。
それは雨の日にだけ来るからだけではなく、澪に惹かれていく雨宮先生の心の中にだんだんと増えていく否定の気持ちや澪の友人に対する嫉妬などの気持ちも表しているのかな、と感じました。
澪もぐいぐい押してはいたのだけれども、中盤過ぎから同性友人から告白されたことや、見てみぬふりをしていた事実をはっきりと自覚したことなどから諦めようとします。
ここまでの展開は微笑ましくもあったので、聴いていて本当に切なかったです。

基本的に冬の雨の日に会っていた二人が、春の晴れの卒業式に会うラストは本当に素敵でよかったです。

キャストさんや百合が好きな方はもちろん、切なさや辛さの要素が入る物語を聴きたい方にオススメできるかと思います。

内容に惹かれて購入。

まず委員長の他の同級生と一緒にされたくない気持ちや、自分に対しても言い訳してしまう部分がすごく理解できました。
潔癖の気があるから余計にそうなっちゃうのかな、とも。
その気持ちに反してする自慰の方法や、気付けばアブノーマルな方向に行ってしまっているのがとてもエロいな…と感じました。
｢下品なことは大嫌い｣という否定が快楽に押し流されているのも可愛かったです。

個人的に、シャワーで会陰責めをしているシーンや、自分でシャツやパジャマの上から乳首を弄っているシーンが特に好きです。
また、乳首が勃っている描写がすごくエロくてよかったです。

読み応えがあり、とても楽しめました。