八海山さんのレビュー一覧

男性向を聞いてみよう、と買った作品のうちの1つです。惹かれたのは声優さんのお声。あとイラストがキレイだったこと。

新婚の、美人で優しい、しっかりもののお姉さんが、若い(すぎる)男に堕とされる、ビジュアル想像するとなかなかにインパクトが強い作品でした。
NTRものとして優等生な話の流れ、プレイのラインナップではないでしょうか。
バブみはあまり感じなかったんですが(お姉さんがぼっちゃまに与える情は世間一般が小さな子に当たり前にあたえる優しさの域を越えていなかったので)
凌辱がヘビーで、君その歳でなんでそんなできるん!?とスーパー坊ちゃまに畏怖しかない。まさに快楽堕ち。最後付近までぼっちゃまに抵抗感、嫌悪感をあらわにし、非難するお姉さんはしかし体のほうがもうすっかり快楽で弱々になっていて、身体は陥落してるんだなと解る喘ぎ声です。
ぼっちゃまの調教が割りとエグいくらい容赦がないので、お姉さん良く精神ぶっ壊れずに抵抗できるな、旦那さん愛してるし、正義感も強いんだなとハラハラしたり。だってどう考えても逃げられないし、逃げてもお先真っ暗だし、詰んでるだから堕ちた方が楽なんですよ。NTRでのここらへんの攻防はある意味興味深く、どう心を堕とすかが興味深いところなのですが、今回はストレートに快楽に折れたようですね。折れるあたりの尺をもう少しほしかったかもしれません。エロ重視だとそこに尺は割けないのかもですが。

とろとろで夫にNTRビデオレターを贈るところまで堕ちたお姉さん。これはこれで幸せなんじゃないでしょうか。気持ちいいし、寝食に困らないし。このぼっちゃまに捕まったら、もうそういう幸せに落ち着くしかないのだから。
旦那は高額で嫁を売った形になるわけですが、援助を受けずに極貧生活していくのと、どっちが良かったんでしょうね?

後輩くんが可愛い。マジで可愛い。

セフレの、いつもの逢瀬。ところが大好きな先輩が婚活して人のものになるかもしれない。会ったこともない男と自分みたいにえっちするかもしれないことを知る浩太くん。そんなの絶対に嫌だとスイッチがガツンと入ってしまいます。

最初はたしかに下剋上っぽいえっち……というか、普段ヒロインが攻め攻めえっちをしていたようなので、彼がひっくりかえしてヒロインをひたすら攻めます。普段できなかったこと、したかったことをしまくります。ヒロインが恥ずかしがっても早々にぐちゃぐちゃになっても気持ちよくしてあげ続ける後輩くん。容赦なくえっちで、凄く楽しそう。容赦なさすぎてヒロインイキまくりで、自分が聞いた同人音声作品のなかで一番イッたんじゃないかと思うほど。
指で、次は口でと、挿入れてほしくても彼の全部を使ってイかせられるまで挿入れてくれません。やっと挿入れてくれても、奥に欲しくてもまずはGスポでイッて……とやっぱり順番に全部でいっぱいイかされます。もう本当にひたすら気持ちよくされまくり。でも初めて攻める後輩くんのやりとりや、すこしずつ出てくる彼の恋情でダレることはありません。
後半になるにつれ、楽しそうというより、必死で繋ぎ止めるようなえっちに変わっていきます。先輩が好き、俺にして、他なんて行かないで。自分でも止められない暴走えっちへ。
中にそれはもう何度も何度も出されて、全身全霊で恋乞われて胸がぎゅっとなります。ヒロインも彼がどうしてそういうことをしているのか理解したあたりで受け入れて、結局のところ浩太くんが好きなんだと伝わってきました。だから続けていたし、中出しまくりも許さないでしょうし。
最後、もう隠すことなくヒロインが好きだとさらけ出すようになった浩太くんが甘い!健気で一途で好き好き。

収録時間の殆どがえっちなので、聴き終わって凄い満足感でした。

顔も身体も良くて中身も魅力的でえっちも上手いとかスペック高すぎるやろ。
しかもそんな男性がふたり。双方がヒロインを好きになったあたりも短い尺でよくまとめてあり、完全個別ルートで違うお話になるので、最後だけ変わるとかでもなく、サークルさんの頑張りと力量が感じられます。エンタメとして凄く好印象です。限られた範囲で最大のものを届けようというのが伝わる出来であり、その分とても良いものでした。買ってよかった。
ふたりの男性別のお話にラフながらイラストが一枚ずつ付いているのも嬉しいですね。

秋さんも夏樹くんもマジで良かったです。イラストと紹介文、サンプルとは違うイメージに変化、成長して終わるのも素敵。
特に夏樹くんがさっぱりとした男としての潔さみたいなのを見せて、聡明な男性であると解ってくると凄く好きになる。秋さんは逆にさっぱりした男から、特別を知ってしまってヒロインにどっぷりハマって執着するのがゾクゾクしました。

ふたりともセックスワーカーという職業柄、セックスが特別なものではなく演じてこなすものになっていたところに、素人のヒロインが加わったことで停滞していた心が動き出します。ヒロインが理由が酷いものなのに、一生懸命でひたむきなことが主な理由なのですが、かつヒロインの身体が熟れたAV男優に余裕をなくさせるスゴイカラダなのも大きな理由で、もう運命だったのでは?こういうの嫌いじゃない。

ストーリーもキャラの魅力もきちんと見せてくるのに、えっちもガッツリ入っていて、えっちもエロ目的のAVえっちから、快楽だけでなく心も触れ合わせる恋人同士のえっちと揃えてきていて、よりどりみどりです。AV作品というていなので、いろんなシチュエーションも楽しめます。

最終的に両者セックスワーカーではなくなり、ヒロインも借金返せたっぽいので、お互いだけと抱き合う関係になれるみたいのも安心設計。
隅々まで丁寧な作品でした。

終始胸が張り裂けそうで、息を呑んで聴き入りました。1時間36分があっという間。説明でコメディ色が強いのかと思いきや、終始シリアスにのめり込みました。とにかく演者さんの演技力が素晴らしい。絶妙な表現力あってこその作品です。

ヒロインが彼に絶望し諦めをつけ、その後意識不明の三日間、逆に彼はヒロインがいなければ息もできないことに気がつきます。
やがて目覚めれば正反対の結論を出した恋人同士が相対することに。
別れる決断をしている彼女は記憶喪失のフリをして離れようとするし、そんな彼女が掛け替えのない存在であると自覚し「夫婦」であると嘘を付く彼。しかし、それに対するヒロインの反応で、彼は自分が切り捨てられる存在になっていると気がついてしまいます。

もうここからはずっとハラハラドキドキでした。
優しくて愛情いっぱいでありながら、どこか危うくちょっとの刺激で破裂しする風船みたいな彼。ヒロインの嘘にも、逃げようとしてるのも気がついてるんじゃ?という言動がチラチラして心臓がぎゅっと握りしめられるかのよう。
ふれあいは甘いけど、えっちも愛があるけど、幸せそうだけど、でも。
嘘は逆手に取られて外に出れずふたりきりの空間に閉じこもり、電話でヒロインの交友関係の外堀を埋めまくり、社会的にも本気で追い詰め囲われていくのに焦るヒロイン。彼女にとっては目が冷めたら彼氏が豹変しているわけで、意味が分からなすぎるでしょう。
すべてを明かしたあとも彼は変わらず愛を語るのですが。ほっといたくせに、結婚する気無かったくせに。今更結婚してなんて、逃さないなんて。ヒロインの方が実は彼より愛憎でぐちゃぐちゃだったんじゃないでしょうか。
ヒロインにセリフはなくとも、三回目のセックスから感じる彼女の圧に、それを感じました。

ハラハラドキドキ、愛も憎しみも絡み合って複雑で、でも言葉にできないふたりの間の何かをたしかに感じて。贅沢なひとときでした。

ノンケの主人公がいかにしてゲイのお兄さんたちに傾倒していくのか、めちゃくちゃ丁寧に描写されています。
本当に丁寧で、勧誘から飲み屋でのやり取り、トイレ、ホテルと、段取りを踏んで主人公の心が変化していくのを描いています。

とにかくそこを描いているので、エロは控えめです。控えめというか、最後のホテルまで、場面ごとにちょいエロが入ってはブツギリになるので、エロを聞きたい時にはちょっとキツイです。エロ描写に萌えるのではなく、男性同士のセックスを受け入れるに至る人物の心情変化を丁寧に聞きたい人向け。
主人公の心の声がとにかく多く、オウム返しで状況を常に説明しているので、ボイスドラマより小説媒体の方が向いているライターさんかもしれません。

とにかく小松田さんが!優しい!めちゃくちゃ甘やかしてくれる!
ただ甘やかされ続けるだけではなくて、ちゃんとお話があって彼の葛藤とか、起伏があるので、可愛い可愛いと甘やかされて続けてもダラダラ感がありません。
仕事で頑張ってるところを、いつもちゃんと見ていてくれているので、凄く褒めてくれるのも良い。心がマジで癒やされて、でもしっかりえっちで絶妙です。頑張りを誰かが、好きな人が見ていて褒めてくれるとか現実だったら泣いちゃう。

ヒロインも小松田さんが好きな上、結構えっちに積極的というか、大人しそうで突発的に肉食系になるので、それもセックスがまんねり、ダラダラしないスパイスに成っているのが良い。困っても結局許してくれちゃう小松田さん優しい。

誤解が溶ける前に挿入するときの、彼の独り言が、もう止めらんない俺はこえるぞ!的にブツブツいってるのが可愛いし、ストーリーで誤解が深まっていく時、スパダリからただの男の人になって独り言(心の声?)してるのも可愛くて、何だこの人可愛いんだが? 貴女の好きな子は好きな人じゃなきゃあんなエロいことしないでしょー!と聞いてる側は彼の葛藤をコメディ的に聞いていられるので安心です。紆余曲折あって誤解がとけるところも楽しくて、ニヤニヤ。すっごい抜けた声で「へ!?」ってなってるのが、ヒロインにはスパダリなのに、彼自身の素は可愛い人なのが見えちゃってニヤニヤ。
追い詰められてややヤケになって会社えっちしてたのに、落差が最高。

めでたく結ばれて「しあわせっくす」がめでたしめでたし、ただしエロ!でほっこり終わり、小松田さんの甘やかしと、頑張りを見てくれる肯定感でほんわか多幸感で嬉しかったです。

特典のタクシー!いや、最高。エッロいのも良いんですが、ヒロインが肉食を増して、小松田さんが素の声でツッコミみたいなの入れてるのが楽しい!それでも幸せそうなのでやっぱり嬉しく終われました。

前作視聴済みです。
前作では結構ショッキングな始まり方をしてしまったカップルですが、ちゃんと落ち着いて恋人同士になって、そのラブラブ生活を拝聴できる作品です。

洸太郎くんがとにかく柔らかくて優しい態度で、でもそのままえっちでどSなことをおっしゃるので、物腰の穏やかさに気がつくのが一瞬遅れます。気持良い方面でのS。彼は二度と過ちを犯さないと誓っているのが解るくらい、痛くないかとか、怖くないかとか常に気にしているし、ヒロインの疲労を考慮して我慢したり、ヒロインを大事に大事にしているので、痛いことや本当に嫌なことはしないんです。
でもその範囲で、ヒロインが彼と一緒に気持ちよくなるカラダになるように、彼と凹凸でぴったり噛み合って唯一無二になるようなセックスがデキるようにと、ゆるゆる育てているのはガッツリわかって、彼の独占欲、Sっ気が穏やかにじわじわ染みるように描かれてるのが、しっかりキャラ作りされてるなと。もうヒロインえっちなカラダになるしか無いじゃないですか。

ヒロインも、意地悪されすぎちゃうとちゃんと拗ねるし、洸太郎は反省するし、対等なやり取りがあるのも可愛い。うっかり(ライン内で)ノリすぎちゃって意地悪しすぎちゃったのを、振り返ってさっきとは打って変わってあわあわしちゃう洸太郎が可愛かったです。

意地悪もヒロインが気が付かないような緩やかさで自分とぴったりになるようにヒロイン調教もしちゃう洸太郎くんですが、そういうことをした後は体力的にヒロインが大変だろうと挿入せず引いて、でもヒロインはそれでもひとつになって気持ちよくなりたくて引き止めて、洸太郎くんばかりが能動的ではなく、ヒロインも彼と同じ気持ち、ふたりきりぴったりになりたいんだっていう双方向での愛情がちゃんと見えるので、えっちで可愛いカップルだなとほっこりできるお話でした。

前作も非常に良かったこのシリーズ。前回はヒロインが大好きで止まらなくなってえっち、恋人になるお話でしたが、これはその後のラブラブカップルになった話です。
最初から恋人同士なので、いちゃいちゃ甘いえっちから始まります。シキくんに余裕があるからか、幸せいっぱいえっちが甘くて照れてしまうほど。
前回も良かった嫉妬からの発情、彼の必死な、がつがつえっちもあります。一生懸命とにかくヒロインが大好きで誰にも渡したくないという、マーキングえっちが可愛いくて激しい。

人狼にとっての番(ツガイ)=伴侶なので、てっきりそのつもりでいたシキくんと、恋人になった認識であるヒロインの意識の差もあらわになり、つまり彼のそれは彼女と一生添い遂げる愛であると(前回言葉にもしていますが)ヒロインが実感して泣いちゃうところが可愛くて、凄く幸せで、ほんわりしました。生涯かけた愛、一途にひとりだけへの愛、というと重いと感じることもありますが、シキくんだといじらしくて可愛くて幸せだなと思います。

めでたく結婚を見据えて同棲がはじまるんですが、こっからのえっちが、すっごくえっっっっっろい!!
シキくんにもう無邪気にヒロインをエロくしていくんですが、服まくって、ブラ下げておっぱいぐにっと挟めて出すとか、どこで覚えたんです!?しかも自分でべたべたにしたヒロインの指で乳首いじらせるとか、絵面想像したらエロすぎてびっくりしました。その間自分は更にほかをいじってるし、エロすぎんか、君。

リアルだとメスが発情してそれに反応して起こるオスの発情が、創作系だと女性の生理のように定期的に自発するのが常で、この作品もそうなのですが、更に今回、番のメス(ヒロイン)が危険日、性的欲求が高くなることでシキくんも発情するという、番ならではの特別な発情が描かれたのが凄く良かったです。心だけでなく、お互い身体まで特別な間柄になっているのが出ちゃうとか最高か。

みなさんおっしゃってますが、お値段大丈夫ですか!?
バグってませんか!?ジュースより安くイケメンといちゃえろ聞いていいんですか!?

明るくてフランクでえっちな推しアイドルが、気楽に楽しくえっちなことをしてくる……!
お値段が破格でも、中身はしっかり一時間、もちろんえっちもたっぷり。というか、ホテルから始まるのでえっちみっしり。

ファン喰いといっても、ファンをしっかり愛しているので、性的に消費されたという感覚はありません。
推しペロ、のタイトルどおりに舐めがしっかり入っています。

気軽にこんなしっかりエロ接種していいのかな?という、推しアイドルとセックスする背徳感とワクワク感がいいのかな?というふわふわ感が味わえました。

明らかに快楽に弱い、童顔可愛い系上司がエロマッサージ師に快楽堕ちされてしまう作品です。
イラストは女性向ではなく、男性向、ゲイ向作品に近い気がします。
エッチの描写もそれに準じるので、女性読者さんには好みが分かれるかもしれません。その分ガッツリ激しいエロ描写いっぱいです。

東雲くんがえっちな身体で、とにかく快感にめちゃくちゃ弱く気持ちよくてどうしようもなくなってしまうのとか、隣のブースの部下に知られないようにそれを必死に我慢するのとかが可愛いです。我慢できなくなって完落ちしてナスがママになってから挿入で、最後はどエロです。

おまけで部下にもやられちゃったり、ひたすら東雲くんがエッチな目に会い続けるEDで王道エロ作品という感じでした。