りりんの本さんのレビュー一覧

攻(美人)+攻(男の娘っぽい)×受(陽キャ)少年の3Pものです。
ストーリーは卒業旅行で致してしまうというテンプレ的な展開ですが、3人のキャラクターがちゃんと立ってます。
何故好きになったのか、どうして受け入れられたのかの説明が明確。
エロというよりえっち。
3人のじゃれてる感が勝るので、気負わずに読めます。
フルカラーも丁寧で綺麗です。
作者さまとしては作業が大変だと思いますが、是非フルカラー作品をお願いしたいです。
画面の構成もちゃんと考えられているので、局部をぼかして無駄に白抜き=興醒めってのが無いです。
ページ数が少ないのが残念ですが。
可愛いのでシリーズの2まで購入しちゃいました。
高校生編も出るそうで楽しみです。

初めましての作者さんです。
セール中なので購入。
同棲した初日にヤリチンの友人に襲われて堕とされちゃうノンケ青年の話なんですが、深読みするとエグいです。
冒頭からノンケ青年が裸エプロン姿!
「ノンケ青年が裸エプロンしちゃうって」どうよ?
って思ってましたが、同棲初日に彼女からのリクエストに健気に応えてあげてたのねと思うと、優しいんだねと納得。
裸エプロンの青年が受。
ヤリチン友人は受が大好きなんだねと、セリフから推測出来るんですけどね。瓶で殴って昏倒させちゃうのは酷すぎ!
いや、引きますよ。
同棲相手の彼女もクズです。
ストーリーはNTRなんですけど、その選択は正しいよと思えるものです。
エロシーンは及第点かな?
小道具のエプロンが終始大活躍してました。

作者買いしました。
”売り”をバイトと称して「〇成年と知ってて買う方がクズ」という認識で行為に至る前に財布を盗んで逃走を繰り返す少年が、因果応報で悪いオトナに捕まり薬を打たれ快楽に堕とされるお話。
この作者さんの描く受の少年の身体が好みです。性格とか思考とかは駄目駄目なんで、母親だったら「世の中舐めてんじゃないよ。因果応報なんだよ!」って叱りますよ。
踏みとどまれない程強烈な快楽がどれ程のモノかは解りませんが、踏み外したら最後だと思うので。
ストーリーはちょっと突き放した、渇いた空気感が終始漂っていて読者を選ぶかもしれません。
構図とか表情とか穴とかが、とても上手いんですよね。
表紙カラーもステキです。

迷宮バッドエンドシリーズの2です。
興味を惹かれて購入しました。
1、3は未読です。
絵は綺麗でストーリー展開も秀逸。
あらすじとしては。
ノーマルなクズ男が悪業の果てに辿り着いた僻地で、手を差し伸べてくれた姉弟と暮らすうちに改心。姉を伴侶として得たがゆえに訪れる悲劇的な結末というもの。
悲劇の度合が、因果応報にしては重い気もします。
BL作品には珍しく、冒頭からクズ男と姉の営みのシーンがあります。読み終わってからもう一度、ここの会話を深読みすると怖い。
迷宮に入ってからクズ男を暴行する依頼者のうちの1人の豹変した表情も怖い。依頼があってもそこで勃つんか?
ネタバレすると一番怖いのは弟ですけどね。
会話、表情など、マンガだからこその表現が上手い作家さんだと思います。
登場人物の弟以外はバッドな未来で終わるけど、その先を妄
想するとバッドというよりも怖い。
読み手の想像力を掻き立てる、読み応えありの作品です。

アニメのキャラの二次創作の様ですがアニメは未視聴で、アイチくんのバックボーンは不明です。発売日も2013年と古いのですが作者さんの絵が好みなので、セール中に購入。
アイチくんが何故監禁されてるのかは不明なんですが、ひたすら調教されてます。え?何歳設定??アイチくんが可愛いのに対してモブは顔の詳細は完璧にモブなのですが、体毛が割としっかり描かれおります。救いが何一つ無いストーリーで少年受が苦手な方にはお勧め出来ないですが、エロ度は高いです。

初のアンソロジー本購入です。セール中だった事とくろむつ先生のdinnerの続編が掲載されているので購入しました。
この話、続きが気になっていたので読めて良かった。
テーマがテーマだけに購入を躊躇っちゃってたけど、「初めましての作家さんに出会えるのがアンソロジーの良いところだわ!」と思います。
しめさばさんの狼シリーズも好きなので、推しキャラのイラストが拝めて良かった。
掲載作品は好みが分かれる所ですけど、お得感はあります。

「ボクのカタチ」の1話目の先輩のお話です。
ノンケの先輩が堕ちた経緯が描かれていてます。
最初は嫌がってたのに次第に自分から快感を追求する様になってしまいます。強烈な快感は与えるよりも与えられる方が良いんだろうな。
画力が高く、身体もリアルに描かれてます。
堕ち方もエロい。
シチュエーションは怖いですけどね。
ついつい先輩のその後を妄想してしまいます。

マニアックなフェチ3種がテーマな作品集。
1話目を読んでたらサンボ○スターの青春狂想曲が脳内再生されました。ドロドロした欲に引き摺りこまれた先輩が堕ちる過程を描いたスピンオフの別冊「カラダのカタチ」は必読。
このサークルさまは画力が高く、ストーリーも秀逸。
肉体の描き方が少年マンガ的。でもちゃんとエロく見える。
2話目はニオイフェチがテーマ。この話の攻×受はほのぼのしてるので、読み手側としては安心して見てられます。
1話目と3話目は主役の日常の一部が描かれていて、欲望は完全には満たされてない。渇いてるんだね、という終わり方
なのでバッドエンド寄りのエンディング。でも、続きを脳内で補完して読後も妄想できます。
オススメ!

弟×兄のよくあるBLですが、ストーリー展開が秀逸。
絵も上手で綺麗です。
作者さんの「逆鱗」が良かったので購入してみましたが、これは当たりです!
登場人物の心理がきっちりと描かれていて、ラストシーンへの流れがスムーズ。
暗い未来を想起させるのですが、読み手に託された結末は明るくても良いと思わせてくれます。
兄弟が幸せな未来を想像したい。

団鬼○先生の作品的っていうのが読後の印象です。
セール中に評価高くて購入。
画力ある作者さんです。
他の作品も読んで見ましたが、緊縛、異物挿入、精神攻撃が得意なのかな?
もろS Mですね。
受はノンケからの調教で堕ちます。
ストーリーはラスト間際に2番手の攻が参戦してくるので「え?」ってなります。
攻1+攻2×受の状況でも受が受け入れてるのが謎。
攻2への憧れは愛だったの?
攻1は受への愛が感じられるけれど、攻2とビジネス的な取引がありそう。
攻2の受への執着も攪拌器プレゼントの前振りしかないので唐突に感じました。
頁数が少ないから仕方ないのかな?
愛よりも快感への依存で関係が続くのか、先の展開への妄想で補完してみます。