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著者 | 水ノ瀬綾子(作) / 森秋尾(画) |
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出版社名 | 株式会社シーラボ フォローする |
レーベル | ラルーナ文庫オリジナル |
販売日 | 2017年10月28日 |
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シリーズ名 | 生き神を攫う |
作品形式 | |
ファイル形式 |
専用ビューア
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その他 | |
ページ数 | 167 |
ジャンル | |
ファイル容量 |
5.77MB
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作品内容
大戦の影響で好景気が続く大正時代半ば。
不動産業を営む榎本は工場建設用地である山奥の森を訪れた折、ひっそりと佇む祠を見つけた。
ほんの好奇心からその中を覗いた榎本が目にしたものは、ひとり絵を描く美しい青年の姿。
抜けるように白い肌、肩まで届く銀色の髪、そして鮮やかな赤い瞳。
弓弦と名乗る、この世ならざる美貌の青年に誘われるまま、榎本は彼と体を繋げてしまう。
あどけない笑顔や言動とは裏腹に、弓弦の体は熟れた果実のように甘く蕩け、榎本を底なしの快楽へと導く。
弓弦を東京に連れ帰り、自分だけのものにしたい――制御できない灼けつくような想い。
共同経営者の塩崎の困惑をよそに、弓弦を己の邸に住まわせることにした榎本。
弓弦への執着は次第に常軌を逸したものになっていき……。
妖しく艶めく大正エキセントリック浪漫。