あわぶくキッチン!

小さな町の小さなカフェ。
「カフェあわぶく」のオーナー萩山眞夏と眞夏を取り巻く人々の日常を描いた作品です
眞夏の姉の遺児、双子の雄介と洋介、変人大学教授泉、本名不明のビっくんとその彼女、雄介と洋介の父親良春などなど、「あわぶく」の扉を開ける人たちの悲喜こもごもの物語。
BLの雰囲気若干アリな全年齢小説です。
読めば心がほっこりする、そんな一冊。
コーヒーを飲みながら、いかがでしょう。

■登場人物

萩山　眞夏♂(26)　カフェあわぶくのオーナー。二児の父である。人の背後に動物のスタンドをみることができる。
　　　有希♀(享年23)眞夏と有希は二卵性双生児である。　二卵性なのに顔はそっくり

萩山　雄介♂(6)有希の息子　一卵性双生児
萩山　洋介♂(6)眞夏になついている双子。　雄介は独占欲が強く、洋介は包容力がある。　

萩山　トシ♀(97)萩山家の守護神。「病気がきたら焼け火箸でめんたま突っついてやる」、が口癖。きわめて健康。

坂山　良春♂(29)有希の元夫。ワーカホリックだったため、有希が見限り離婚。過去のことは後悔している。
　　　　　　　　　　有希にそっくりな眞夏に心が揺れる。　双子の雄介にひどく嫌われている

泉教授♂(39)カフェあわぶくの常連。最近恋人に振られたらしく、愚痴りに来ている。酒は弱いが飲みたがる。

香山　芙実♀(25)　坂山の大学の後輩。坂山と一緒の商社に勤めており、坂山に気がある。有希とも面識がある。

執筆　花野宵闇
表紙イラスト　ゴリラの素材屋さん　(フリーイラスト(AI)を使用させていただきました)