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作品内容
- 文字数約11900文字
- 攻めも受けも実験対。冒頭、攻め、モブスタッフに半殺しにされる。
- 受け モブ貧民たちに奉仕する。
- やっと攻めと受けの本番 兄×弟 弟の目玉えぐり出される。
- 暴力セックス、近親相○、血、部位破壊
この世界には祝福がある。冬夜が物心をついた頃から、社会に浸透していた言葉だった。学校でも習う。しかし、この世界には祝福があるというには、冬夜が生きる世界は殺伐としていた。下層の犯罪率は高いし、中流も一日を生きるのに必死だし、上流は、人工的に祝福を授かる人間を作ろうとしていた。
冬夜は目を覚ました。この病院の朝は早い。廊下からスタッフの足音が聞こえる。定期検査だろう。
兄はまだ眠っていた。冬夜は全裸のまま、病院のベッドから降りて、シャワールームへ向かった。尻の傷は完全に癒えていた。冬夜には自己再生能力があった。
仕事着に着替えて、シャワールームから病室に戻ると、兄が上半身を起こしていた。シャワーを入っているうちにスタッフが来たのか、血まみれのシーツは真っ白なシーツに取り替えられていた。床も綺麗に拭かれていた。
「おはよう。冬夜」
肛門を破壊したこの兄は、何事もなかったかのように笑顔で挨拶をした。
今もこうして、組織が命令することには逆らえない。
知らない人間にペニスをしゃぶられても、文句も言えないし、拒絶もできない。
感情とは裏腹にせり上がってくる生理的な快感を与えられて射精する。
精液を飲み込んだ下層の人間は、床に頭をつけて何度もお礼を言って、カーテンの仕切りの外に出た。そしてすぐに次の下層の人間がやってくる。
「血液で」
そう言われると冬夜はほっとする。上腕を紐で縛って、素人ながらに採血をする。200ミリ採れたところで止めた。
採取した200ミリの血液を一気に飲んだ人間は、にっこり笑って出てっていた。
息をつく暇もなく、次の人間が入ってくる。
次の人間は、
「汗」
と答えた。