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作品內容
季節は夏。
道行く人々は薄着になり、街には活気が満ち溢れる。
そんな季節の真っただ中、もたげはじめた不埒な欲求をいなしきれない俺たちは……。
鍛え上げた身体の内にみなぎってるのは、はっきり言って普通とはかけ離れている男の欲求。
汗の滴る上半身から衣服を剥ぎ取り、震える足からズボンを抜いて……。
気が付けば、俺は決して許される事のない『いけない情事』にのめり込むだけのめり込んでた…。
「…はァ……!す…げ……!」
何よりも雄弁な股間の幹を見下ろすと、ヤツはその先端から悦びの唾液を漏れ滴らせてしゃくり上げてる。
本当に、コイツのせいで、俺は何度も何度も、危ない橋を渡ってるのだ。
けど……。
「……やっぱ……やめらんねェ……!」
虚ろな瞳を空に向けると、額を汗が流れてく。
じりじり暑い夏の外気にあてられながら、俺は乾いた口内の唾液をできるだけ静かに嚥下した。
こんな場所で…こんな事……。
考えれば考えるだけ、俺の身体は燃え上がる。
もしも誰かにバレたりしたら……。
背徳感と恍惚感は正しく表裏一体で、俺の心は数瞬おきに悦びと緊張を行き来する。
けど、それももう終わりだ。
「は…!あ…!や…べ……!」
右手に掴んだ竿が脈打ち、理性の限界を伝えてくる。
このままじゃ……!
あまりに明白な近い将来を鮮やかに脳裡へと描き出すと、もう火照った身体は止まらなかった。
「…誰か…見てくれ……ッ!」
こうして、刻一刻と忍び寄ってくる言葉にならぬほどの昂揚感に、俺は下唇を噛み締めたまま飲み込まれたのだ…。
■昼の海で!夜のコンビニで!
欲望を持て余す二人の男が露出行為に興じる中編小説二本立てになります。
CLUB-Zによるカラー挿絵7枚(差分含めると10枚)収録。