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作品内容
クラスメイトの誘拐現場に居合わせ、自身も共にさらわれてしまった不良少年、鷹尾翔(たかおしょう)。
誘拐の首謀者シン・ソールズベリは、標的とされた少年を性奴○に調教して依頼主に引き渡す、奴○調教師だった。
目撃者である翔もまた、性奴○となるべく調教を受けることになる。
買い手が決まらないまま、調教すら中止され、メタモルフォセス館内に留め置かれる翔。
そんな翔に、接触を禁じられているはずのシャムが近づき、剣は突然車の運転を教えると言い出す。
彼らとぎこちない時間を過ごしながら、翔は思いを募らせていく。
この館にいたい。
シンのそばにいたい。
たとえそれが、シンの奴○であったとしても。
変わらず翔に反発心を向け続けるシャム。
同情とも哀れみともつかぬ思いを抱きながら、それを押し隠して翔に接する剣。
作り物のように無機質だったマクシミリアンにも、翔に向けられた感情が微かに垣間見える。
唯一変わらず、変わるまいとしていたシンも、オークション組織からの知らせに激しく動揺する。
いよいよ翔を、手放さねばならない。
それも、もっとも望まぬ形で。
54ページの作品です。