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少女売春という行為を肯定するために作られた温泉女郎という架空設定が、
この作品独特の空気感を醸し出し、その世界にドップリとはまれば心地よい作品です。
ただ、万人受けするかどうかは疑問が残るところではありますが・・・

内気で垢抜けない「幼稚菜鳥」と主人公の名もない客人の織り成すささやかな快楽の日々・・・
そして女将から提示される条件をのみ「幼稚菜鳥」の”初めての男”となる・・・

もう少し常連らしく行為を積み重ねるエピソードが欲しかったところですが、
商業ソフトではないので全体のバランスよりも作者の描きたいものに全力を投じる。
その割り切りであると好意的に捕らえて良い作品と思います。

ただ、シーンの合間に入る俳句(?)は私のタイトル同様もう一声ってところですが・・・