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個人的に「いいな」と感じたのは、差分へのこだわりです。
正直な話、差分と言うと「ボリュームの水増し」という印象が
あったのですが、それは間違いだという事を、とくと思い知らされました。

構図が同じであっても、シチュエーションが異なれば、
嗜虐心をそそるものにも、被虐心をそそられるものにも変化します。

一見すると突飛にも感じられますが、主人公の持つ「超能力」が
それを違和感のないものにしていると感じました。
世界観を上手く活かした逸品だと思います。