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「月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.」 へのレビュー

    • 2014年06月15日
      レビュアーオススメ!
      夜だけしかない異世界の学園に囚われた、様々な世界から来た少女たちと、教師崩れな主人公が、様々な展開に翻弄されながらも元の世界に戻るため、そして少女たちの願いを叶える為に奮闘するファンタジー学園モノADV。

      何と言ってもストーリー性と雰囲気が素晴らしいゲームで、イチャラブ有りの学園モノでありながら、何故主人公達は異世界の学園に閉じ込められてしまったのか、そして脱出する為にどうすればいいのか、といった謎を追っていくスタイルの展開となっており、作品にのめり込めるようなしっかりとしたシナリオ性はとても良い出来でした。
      ヒロイン達も様々な世界から来た異世界人、という事で個別で雰囲気が全く違うのも面白く、各ヒロインの個別√ではそんな設定に伴った、考えさせられるような主軸を元に進んでいくので読んでいて飽きないですね。

      ややネタバレに近い話にはなりますが、ストーリーの都合上True√を見てこその作品性になっているので、事実上全ヒロインを攻略する事が必須となる作りゆえに苦手なメインヒロインがいると少しつまらないかもしれませんが、どのヒロインたちも可愛らしく、そして各√毎に伏線や設定の謎なんかも紐解かれていきますので、攻略が苦になる、なんてことはない良い構成で楽しめました。

      システム面やその他細かい部分も不満点は無く、OPソングなんかもかなり素晴らしい一曲となっているのでその辺も見事。
      いい意味で雰囲気ゲーとして、そしてストーリーゲーとして、ヒロインとイチャイチャするだけではない、読んでいてハマる童話的面白さを求めている方であれば絶対に楽しめる一作じゃないでしょうかね。

      知名度的にはやや低く、フルプライス価格なので少し手が出しづらい作品かもしれませんが、素晴らしい世界観を誇る隠れた超名作!とも言える作品なので、公式Webや設定などを見てビビッときた方は是非是非!

      3人が役に立ったと答えています

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