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「丹」 へのレビュー

    • スピード感のある筆跡なのに絵柄から荒々しさを
      感じない独特な筆致が印象的な”幾花にいろ”先生、
      ”グレープ”と”アンスリウム”へ掲載された三話構
      成の一作品、二話構成の一作品と短篇・四作品を
      おさめた単行本。
      印象に残った収録作品は、偶然、立ち寄った地元
      のコンビニで久しぶりに再会したヒロイン”沖島”
      と男性主人公”長命寺”。待ち合わせしてコンビニ
      バイト上がりの彼女と飲んだ”長命寺”はそのまま
      流れでホテルへ…な、短篇「落花流水」。
      読んでいて感じたのは、ヒロインの積極性。登場
      する男性主人公がおしなべて奥手・ヘタレでヤリ
      たいのに行動をおこせない故に、ではあるものの
      奥ゆかしさを忍ばせつつも積極的に迫るヒロイン
      が”幾花にいろ”先生・作品には欠かせない女性像
      となっていました。
      ほかの作家さんには無い女性像が印象に残る一冊。
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      6人が役に立ったと答えています

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