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「はるか」 へのレビュー

    • 2024年05月29日
      レビュアーオススメ!
      粘着系イケメンに絡まれる物語は幾つか読んだことがありますが、この作品は良い意味で異質な輝きを放つ作品というのが読了後の感想でした。
      そして作品タイトルの「はるか」が二人の主人公の名前というのが作者さんの感性の良さが伺えます。

      伊勢崎遼は高身長で体格がいいイケメンで仕事もできる無口な男性。
      筧遥香は真面目なごく普通のOL。
      二人の関係は取引先の会社の社員で特別に親しいわけでなく、仕事の失敗をした遥香が遼に助けてもらった際に泣顔を見られたことを意識しながら好意的に想う程度です。
      それが飲み会から二人の関係が大きく変わります。

      いくらイケメンでもいきなりホテルへと連れ込み、強引に関係を迫られると女性は恐怖しかありません。
      ですが遼は一方的に迫り、関係を持とうとします。
      それまで無口で無愛想でも優しい人柄という遼のイメージは一変してしまい、逞しい体格そのままの極太なモノで遥香は貫かれ、暴力的なまでの快楽で果ててしまいます。
      ただ一度だけの関係に終わらず、また遥香も経験したことがない快感を忘れられずに何度も会うことに。

      ここまでならヒロインが快楽に屈しましたで終わる物語と変わりありませんが、この作品はここからが違います。
      遥香に固執してしまう遼の内面描写。
      間違った関係だと分かっていながら快楽の誘惑に逆らえなくなった遥香が流されやすいだけの女性ではないこと。
      肉体関係を続けながら互いに相手の事を知ろうとする事で、実はこういう事だったのかと読者は知る事になります。
      過激なエロ描写に目がいきますが、ストーリーも濃厚でサスペンス風味であり、凌辱ものでありながら純愛ものでもある傑作と言えるでしょう。

      もちろんエロシーンは過激で濃厚。
      凶暴なまでの◯棒で深いところまで蹂躙するのですから実用性も高いです。
      特に大柄なイケメンに組み伏せられてガンガン貫かれるのを読みたい女性にはオススメできるでしょう。

      1人が役に立ったと答えています

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