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「魔術師の花檻」 へのレビュー

    • 2024年06月20日
      レビュアーオススメ!
      過去にある出来事から人との関わりを絶ったイケメン魔術師が、派遣されてやってきたドジっ子メイドとの出会いで執着系溺愛男に豹変してしまうお話です。

      男心を掴むのは胃袋からというのは時代や世界が違っていても変わらないようです。
      最初は触手を用いた凌辱(挿入は未遂)でヒロインのエミリアを追い払おうとした魔術師のイアン。
      メイドなど不要だとエミリアを拒絶します。
      拾われた恩がある領主の頼みとあって引き下がらないエミリアはメイドとして働き始め、イアンの態度に変化が起きたのは食事からでした。
      栄誉を保存食だけで摂っていたイアンには、具材たっぷりなスープが味以外にも衝撃を受けたのでしょう。
      2人の距離感が縮まる中でイアンのエミリアへの気持ちが大きく変わっていきます。

      領主の命を受けて奉公にきたエミリアに好意をもち、その感情が領主への嫉妬となって強引に体の関係を持とうとするイアン。
      エミリアもまんざらではないようですが、領主に仕える立場もあり、イアンの気持ちをそのまま受け入れるわけにはいきません。
      過去にあったとい裏切りと領主との関係。
      しかしイアンはエミリアの気持ちを理解しょうとせずに激しく求めます。

      ミスが多いドジっ子メイドでも献身的に尽くそうと頑張り、料理が上手いとなれば男心を擽るものがあります。
      最初の些細なキッカケかもしれませんが、辱めてまで追い返そうとした女性に好意をもつに至ったので、やはり胃袋を掴むのは大事なことのようです。
      ですがイアンはエミリアを溺愛するあまりに嫉妬から執着心が強くなってしまいます。
      ずっと傍にいてくれると思い込み、下腹部に淫紋を刻み込むまでに至り、もはや監禁状態でエミリアを離そうとしません。
      エミリアがイアンを受け入れるのかどうかは次回に持ち越し?

      続編がなければ読者は落ち着かないでしょう!

      エミリアの結論次第で結末は大きく変わりそうですから!
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