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召喚聖女シリーズが大好きで是も非もなく購入しました。

聴き始めからド直球火の玉ストレートのツンデレ。
これまでがとてもシリアスかつ重い展開だったので面食らいました。
あとめちゃくちゃ狂人のイメージだったので早々にギャップにやられました。
とんでもなく優しくて可愛い。
大げさに尊大な態度を取ってるのに優しさが溢れまくってます。
甘い幻想を見せてくれる類のものではなく、本物の優しさ。
ヒロインに対してはもちろん、これから先の未来に召喚され得る女性に対しても発揮されます。
皇太子とは別の視点と方法で人々の平穏を考え実践しようとしていて、アベルもまた国のトップに立つ器を持つ人物であることが伺えます。
天才の名にかけて努力するという発言も高ポイント。

そしてそして。なんと。
このイラストで!CV皇帝さんで!童貞!ありがとうございます!
何をどうやったら第二王子の房事が一度も行われずに済むのか。アベルの鉄の意志に拍手。
『妖艶な女がいい』←取ってつけたようなこと言ってんなぁって思ってたんですよね(笑)
ずっとヒロインのことを気遣ってその上で自分もちゃんと気持ち良くなってて最高。
童貞隠してるのも最高。
これから皇帝さんの童貞を童帝と言うことにします(皇さんごめんなさい)

皇太子である兄、カインを敬愛してるのがとてもいい。
様々な事柄で躊躇いもなく自分よりもカインを優先する自己犠牲精神。
やはり自分より他の人のことを思う気持ちこそが強さなのかなぁとしみじみしました。
でなければあのカインがヒロインを譲ってくれるはずがない(断言)
カインとアベル、二人の関係がここまで良好であることがあのスーパーハッピーエンドの条件まである。

歌も同梱されてるので最初から最後までアニメを見てるようで満足感エグいです。
シリーズを締め括るに相応しい大団円のハッピーエンドでした!
壮大で素晴らしい物語をありがとうございました!