03/12/2023
女しかいない星で男性型アンドロイドとして生きることになった男子を描くSFファンタジーです。
主人公はいじっぱりで頑固で、それでいて優しさを芯に秘めています。そんな主人公は女だらけの星でどう行動するのか?そして、男を拒むこの星を変えていくことが出来るのか?
昭和でも古い良き時代の男の価値観を描いている作品だと思います。
Genre yang dipilih pengulas
桃月すず先生といえば、あまあま。今作でもその美点はいかんなく発揮されていて、幸福感に満ちたハジメテの体験がさまざまなシチュエーションで展開します。
女の子たちは素でも可愛らしいんですが、えっちの快楽で涙目になったり赤面したりした顔がまた愛おしく、読んでいてたまらなくなりますね。とても性格がいい娘たちばかりなのもポイント高いです。
そして!
この単行本にはなんと、桃月すず先生自身の恥ずかしい(とご本人が封印してきた)ハジメテまで収録されています。初々しくて貴重な作品でした。
03/12/2023
間を飛ばしてカップル成立からのホテルへ直行まで僅か3ページと、タイトルに偽りなしのトントン拍子っぷり。
ヒロインは美人だけど掛け値なしのビッチな沙理那、素っ気ない口調から弟に興味がないのかと見せかけて、重度のブラコンである薫子。
この二人が一人の少年を巡ってバチバチの火花を散らせる…という事は別になく、二人仲良く(?)一人のショタ君をシェアするお話です。
同作者さんのおねショタ作品の例に漏れず、数コマに一度のパンチラや、竿役にも焦点を当てた作風と、完成度に関しては最早安心感すらあります。
少し引いたのは、(強制的に)二人のお股に顔面を挟まれた遊也君に「自分と薫子のおま○こ どっちが臭くない?」などと聞いてしまう沙理那。
直後に交わされる薫子との会話は生々しくもバカっぽく、特に臭いのたとえ話には別にしたくもない想像をしてしまいました。
03/12/2023
タイトルと最初の1ページ目で既に先の展開が読めてしまいますし、その期待を裏切りません。
コンシューマーゲームでは見かけない、スケベな事が大好き+服だけを綺麗に溶かす体液と、R18作品に登場するスライムの伝統に丁寧に従っています。
某竜退治ゲームの影響か、たまに「自分は悪いスライムじゃない」と自己申告してくる個体もいますが、本作のスライムも悪い娘ではありません。
お話自体は、自称勇者候補のちょっと生意気なショタ君をスライム娘が適度に懲らしめて優しく筆下ろししてくれる、冒険初心者に寄り添った世界です。
ところでヒロインがスライムだと、最後に身体を溶かされて養分にされるか、苗床として飼い殺しにされるといった無慈悲な作品も、過去に見てきました。
なので今回もそんな結末を危惧していましたが、案外人間の出来た(紛れもないモンスターですが)女の子だったので、完全に杞憂でした。
03/12/2023
開幕から何か含みのある目付きだったので、もしかしたらと予感はしていましたが、本当にすぐにその片鱗を見せるお姉ちゃん。
弟に痴態を見られて「バレちゃしょうがない」と誘う姉と、据え膳食わぬはの運びと見せかけてワンクッション置く所に、作者さんの拘りを感じました。
濡れ場へ繋ぐための次なる一手は何だと読み進めていたら、結構思い切った行動に出ます(どちらがかは言いません)。
一旦タガが外れるともう歯止めが利かず、ページが進む毎にお姉ちゃんのボルテージがジワジワ上がっていき、予想以上の変態だった事が判明。
ハル君をしゃぶり尽くす勢いで舐め回し、恥ずかしい台詞を言ったり言わせてみたりと、お姉ちゃんの灰汁が強く、もしかすると人を選ぶかもしれません。
ただ、ちょっと異様なだけで暗い話なわけではなく、キャラクターの表情の機微からストーリーの考察が浮かぶ、深みのある作品だとは思います。