くノ一ものはかなり好きなジャンルなので今回購入してみました!
結論から申し上げますとかなり良かったです!
全体的な感想としてはつくりが丁寧な事が印象的でした。バイノーマルやSEや環境音などどの要素もしっかりしていたので、ん?って思う事なくスムーズに聴くことが出来ました。特に小さくなるトラックは、あり得ないシチュエーションなので難しかったかと思いますが声の大きさ等で遠近感などしっかり表現されていたと思います。
内容としては聴き手が里で捕まってしまい、褐色くノ一さんに堕とされてしまうといった感じです。ただくノ一ものによくあるモヤッとした展開という訳でもなく聴き終わった後はかなりスッキリしているかと思います。最後聴き手は自由にされその上で堕ちる事を選ぶため、その印象が薄いのだと思います。
ストーリーも一方的に尋問されるのではなく、なんだかんだ褐色くノ一さんも結構優しいです笑。最初は容赦ないのですが、小さくなるトラック以降は交流が生まれたせいかそこまで傷つけるような事はしてきません。仲間内で落ちこぼれて薬専門になったなど言葉の端々から自分へのコンプレックスが感じられ移入しやすいキャラクターになっています。褐色も音声作品においてこの設定意味あるのか?とかも思ったりしたのですが、ちゃんと彼女のコンプレックスの一因となっておりしっかり考えられてるなあと感じました。堕ちるのは聴き手なのですが、彼女自身も心のどこかで聴き手のような存在を求めていそうな事が伺えるのが良かったです!
肝心のエロについては、序盤ソフトM向け、中盤ちょっと特殊なM向け、終盤王道といった感じです。終盤は序中盤で一方的だったのもあったので、貪るような行為はなかなか堪らない感じでした。基本くノ一さん上位ですが、しっかり喘いでくれるので攻めもほしい方は安心して聴けると思います。
今後の作品も期待しています!