レビュアーランキング:
-
(役に立った数:113件)
投稿数ランキング:
-
(総レビュー数:39件)
恋夢さんの季節感溢れる作品です。
ジャケットの淡い色彩がそのまま作品の雰囲気になっているようです。
溺れた主人公が雨未という少女に助けら、そして上から下まで様々な愛撫を受けて…という展開になっています。
まだあどけなさが残る雨未という少女をCVゆきね様が好演しています。線は細い声ですが、いわゆるアニメ声のようなキンキンした感じがない柔らかな声という表現がぴったりで、男性経験のない雨未の「戸惑い」や「覚悟」を巧みに表現しておられます。淡い雰囲気のジャケットどおりの印象です。
SEの雨音と相まって、R18シーンでも眠れてしまいますので安眠にも良い作品かと思います。
中でも印象的だったのはトラック4です。いわゆるSEXシーンではあるのですが、行為の肉体的満足より精神的な充足に重点が置かれた作りになっています。もちろん女性側の視点から語られるのですが男性側でも感覚を共有できる台詞回し、間の取り方になっています。CVゆきね様とライター様の見事な共同作業で素晴らしいクオリティに仕上がっています。
また、最後のトラックを聴くとわかるのですが、当サークル様の「死の世界とひとりぼっちの雪女」という作品と見事な対比構造になっており、あわせて聞いていだだくと一層楽しめるかと思います。
女の子とのラブ&イチャに定評のある藤和工場さんの新作です。
イラストどおりの可愛い付き合いたての彼女と昼食後のひとときをマッサージや耳かきしてもらってすごします。
藤和工事さんの甘々なシナリオにCV小音さんが初々しい彼女を見事に演じてます。特に各トラックにそれぞれ彼女が恥ずかしがるポイントがあるのですが、そこがまたくすぐったくて良いです。
また、特徴的なのが耳かきトラックです。ザラザラ、カリカリした作品はよくみかけますが、本作は重めの「ゴリゴリ」音です。同じ箇所を複数回こする、言い方を替えれば耳垢をこそぎ落とすような音にかなり近く、私のような耳かき中毒者にはたまりません。さらに取れた耳垢をティッシュで拭き取る音も忠実に再現されており、いかにも「耳掃除」という感じがでてます。そして、耳かきの最後にはお約束のアレが…。
癒しや、萌えを求める方はもちろんですが、毎日「耳掃除」をしてしまう中毒の方にもお耳の健康のために、耳かき棒の代わりにこちらをおすすめします。
またもや約1年振りの「紫陽」の新作です。
ささやき庵シリーズの中でもここまで季節感にこだわった作品は見当たらず、キャラクターとCVにあさんの声とのマッチングを含めて完成度は極めて高いです。
内容は耳かきや耳舐め、もちろんR18要素もありません。
ですが、CVにあさん独特の間の取り方で囁かれる寝物語と歌に癒されること受け合いです。
また、「ささやき庵 紫陽」の壱弐を絡めたvoiceloverさんの流石のシナリオがまたニクいです。
ネタバレになるので詳しく書けませんが、紫陽の恋の思い出を語る部分は素晴らしいです。
今作は単体でも十分楽しめますが、既存作品をお聴きになってからの方が、より紫陽の語りに入り込めるでしょう。
今後とも、まだまだ続編を期待します!
前作「田舎の無感情少女と自己犠牲愛」の続編です。
単体でも楽しめますが、前作を聞いてからのほうが余計にストーリーに入り込み、感情移入しやすくなります。
個人的にこの作品の最も好みな点は、「少女の儚げな息遣い」を、これでもか!というくらいのクオリティで表現しており、すぐそばに少女がいるかのような感覚に陥ります。この点は、このサークルさんの他の作品でも多く見られ、次回作も大いに期待できます。
もう一つの見どころは、今回の田舎少女が前作から今作にかけて無感情な部分が、少しずつ変化していく過程を楽しむことができます。そして最後には・・・
このサークルさん恒例のエンディングの音楽も秀逸で、買って損のない作品だと思います。
当サークルさんによる唯一無二のジャンル「田舎の無感情」シリーズ最新作は、久々のスピンオフでした。当然、前作、全前作を聴いてからの方がストーリーをより楽しめますが、本作単体でも純粋に満足できるように作られています。
さて、本作品の聴きどころは、なんと言っても話の前半と後半で立場が逆転し、SとM属性どちら側からも楽しむことができる点です。この点は当サークルさんの他の無感情シリーズにも見られる傾向ですが、本作はその逆転度合いが強く、若干ハードな展開です。そしてまた、最後の展開が…かなり良いです。
そのハード気味な展開をCV蝉サブレさんが好演しておられます。「イヤ」とか「ダメ」といった安易なセリフを使わず、間の取り方や細やかな息遣いで、ヒロインの細かな心情を表現する演技力は相変わらず素晴らしいです。
やはり、当サークルさんの十八番である、ソフトSものには、欠かせない声優さんですね。
次の田舎の無感情作品も楽しみにしたいと思います。
楽しみにしていたクールな巫女さんの自己犠牲愛です。
当サークルさんのお得意、というか他には見られない独特の薄暗い世界観の中でのお話です。
しかし、続編の本作品ではあまりストーリーの展開らしいものはほとんどなく、R18シーンの充実に重きが置かれた作りになっています。
特にお風呂場でのシーンが多いためか、アレの音を含めて水音の表現が臨場感に溢れており本当にお風呂場にいるような感覚になります。
また、毎回のレビューに書いていますが、CV蝉サブレさんのせつなげな、少し苦しげな息遣いは流石としか言いようがありません。淫語も、派手な喘ぎ声も無いのですが、エロティシズムは抜群です。サークルさんが作り出す世界観との演技のマッチングが大変優れている証拠かと思います。
当サークルさんの作品未経験の方には是非一度体験していただきたいです。
敢えて一言付け加えるならば…また美人巫女の弟になって耳掻きをしてもらい、身の上話をしてくれると嬉しかったのですが…それはまた別の機会を楽しみにしたいと思います。
長いこと待ち続けた、ご耳愛部の続編がついにでました。
これで4作目になりますが、今回も期待を裏切らないクオリティです。
疲れきった主人公(リスナー)が学校でヒロイン愛莉ちゃんに耳かき(作中ではこれを「ご耳愛」という)をしてもらうという、基本的なストーリーは変わりませんが、SEは大幅にパワーアップしています。
最近の藤和工場さんの作品に見られる、重ための耳かき音と、耳かき棒をティッシュで拭き取る音の組み合わせはリアリティたっぷりです。
またCVのさくら真咲さんは、「凛としていながらも可愛らしい声」という感じの声で、癒しはもちろんのこと「励まし」が心に響きます。癒し系耳かき音声は沢山ありますが、際立った存在感を放っています。
また本作は謎に包まれれていたヒロイン愛莉のキャラクター設定が掘下げられた作りになっています。サークル主さんがネットで公開しておられる小説との関連もあり、過去3作も含めて是非オススメしたいです。
次はどんな季節感で登場するのか…さらに続編を期待したいですね。
voiceloverさんの新作は毎回楽しみにしていますが、この作品はまた別格でした。
年に1度(?)の「雨」企画。雨と言えば、「ささやき庵」の小町、紫陽ちゃんでおなじみですが、CVにあさんです。特徴である、優しい語り口調と、voiceloverさんの見事な演出とリアルな効果音で作品全体が、素晴らしいクオリティに仕上がっています。
背景を田舎の家という設定だけに搾っているせいか、外界から切り離された感が強く、余計にヒロイン優雨子との時間が際立って感じられます。
また演者との距離感をリアルに感じることができる編集は見事で、ぜひ少し良いイヤホンで聴くことをオススメしたいです。
さて、雨女の優雨子を演じるCVにあさんですが、キャラクターの感情を、イントネーションや語りの「間」に乗せて演じる事に特別に長けておられます。あまり出演は多くありませんが、同サークルさんの「ささやき庵~紫陽」シリーズは是非オススメですね。
レビュアーが選んだジャンル
毎回楽しみにしている、にこみどりさんの「無感情シリーズ」です。音質、シナリオ、お約束のCV蝉サブレさんの演技すべて大満足でした。
毎回レビューには書いている気がしますが、蝉サブレさんの「切なげな吐息」については他に類を見ないほどクオリティです。
また、耳かきの件がありますが、重ためのゴリゴリした音質ですので、お好きな方はお楽しみに。また、良くある「癒し」の為の耳かきではなく「なるほど、そうきたか」と思わせる切り口ですので、ぜひ聞いてみてください。
さて、今作に限らず、にこみどりさんの「無感情」シリーズの特徴としてリスナーのための「自己犠牲」が大きなテーマになっている事が多いのですが、その手のヒロインにグッと来てしまう方には、他のシリーズ含めて特にオススメです。
またしても新キャラ登場の「ささやき庵」です。
凛音(りんね)さん…という、リスナーより一つ年上という設定のようですが、これがまた絶妙の距離感を演出してくれます。
基本的にはささやき庵のスタンダードな展開で、いろいろお世話してもらうのですが、お姉さんキャラに甘やかされる…とはひと味違う穏やかな癒しを感じる事ができます。
例えて言うなら、部活の先輩くらいの距離感でしょうか。
CV東めぐみさんの特徴なんでしょうか、ゆっくりと可愛らしい語り口調で大変落ち着きます。
さらに、今回もSEに落ち着く心音や、ゾクゾクするリアル耳舐めなど…満足度はとても高いです。
また、既存キャラとの絡みは無く、スタンダードな内容でもあることから、「ささやき庵」の未経験の方にもおすすめできます。
久々の「添い寝屋本舗」は萌菜の4作目。
まさに添い寝屋の看板娘になっていますね。
早くも4作目となりベテランの風格が出てきただけでなく今回はリスナーの立場が、いつもの馴染み客ではなく初見のお客さんという設定のためか、少しお姉さん的な立場での接客内容です。
しかし、VoiceLoverさんのうまいシナリオと、CVニャルぽむぽむさんの高い演技力のおかげで、萌菜の最大の魅力「可愛らしさ」は全く損なわれていません。
付け加えると、特に導入部分から耳かきのトラックは台本を読んでいる感じのしない、自然な会話調での演技が大変耳に心地よいです。
(ちなみに私はこのあたりでな2晩連続で寝落ちしています)
さて今回のシナリオテーマの「月」ですが…ささやき庵では月をテーマにした作品がよく見られます。紅月庵や蒼月庵を舞台にした作品も発表されており、ささやき庵と月との深い関連性が推察されます。
本作の目玉である耳なめや、ささやきの良さというのは今更述べるまでもありませんが、今回は耳かき音が非常に「深い」位置に感じられるのが特徴でしょうか…VoiceLoverさんの飽くなき探究心が伺えます。CVニャルぽむぽむさんの可愛らしさ満点のオマケを含めて大満足な一作ですね。
今回の田舎シリーズは巫女さんが登場です。
相変わらず田舎独特の薄暗い印象を与える世界観が設定されており雰囲気は抜群です。
おなじみCV蝉サブレさんがクール系巫女さんを好演しています。クール系の雰囲気を崩さないよう感情の機微を表現する演技力は他に類を見ない迫力があります。特に18禁部分での「せつなげな息遣い」は相変わらず素晴らしいクオリティです。情景の解説を登場人物に語らせることなく、どんなプレイをしているのか…を息遣いと僅かなseだけで表現されいます。
毎回思うのですが、にこみどりさんの作品はいい意味でアニメ…18禁作品にありがちな喘ぎ声や隠語的な要素を排除した、リアリティ溢れる音声をありえない世界観に絡めるところにふしぎな魅力があります。
また今回もお約束の雨音、衣ズレの音などなど素晴らしいseがストーリーを盛り上げていますが、特に最後の耳かき音は、ゴリゴリと重めの音でたいへん嬉しい限りです。いわゆるピロートークの場面に耳かきが設定されているのですが…。
続編への布石であって欲しいと思います。
癒し系ボイス…といえばこの方。というくらい定評のある浅見ゆいさんの自主サークル作品です。
さすが数多くの作品に出演されていらっしゃるだけあってさすがです。ユーザーとメイドという微妙な距離感を巧みに表現したシナリオと高い演技力のおかげで、初の作品とは思えないほど高いクオリティの作品です。
メイド系の作品にありがちなアニメ声の「萌え!」と言った要素は無く、ナチュラルな声とゆったりした空気を感じさせてくれる雰囲気に仕上がっています。
生活環境音も繊細に表現されているため、リスナーとメイドさんの位置関係リアルに体感できます。
やはり秀逸なのは耳かきです。耳かき音がリアルなのはもちろん、ささやき気味の声が素晴らしいです。自分は…ここで二晩寝落ちしました。
今後の作品…できれば続編など期待したくなってしまいます。
前作に続き、失った青春時代に思いをはせる
キミスキの第二弾です。
本作はクール系女子アイカとの、付き合いたての微妙な距離感を題材にした耳かき&マッサージがメインになっています。
クール系女子なのに可愛いもの好き…というギャップに弱い方はドストライクな内容です。
前回に引き続き、特筆すべきはやはり耳かき音です。音は同じ箇所を何度か削るような堅めの音で、かつ耳垢を拭き取るような音もあり「耳掃除」という感じがよく表現されています。
さて、このクール系のアイカはCV浅見ゆいさんが演じており、「~だ。」「~だな。」と言ったボーイッシュな女の子系のセリフ回しとなっています。優しいおしとやかお姉さんの役柄が多い声優さんかと思いますので、その面でも貴重な作品かと思います。