かえでまるs recensionslista

道草屋の芹さんの新作という事で発売日に購入させていただきました。今作もまた、期待以上に楽しめる道草屋で素晴らしかったです。
　やはり、本作の見所はやはり芹さんのキャラクター性だと思います。
　今作はどちらかというと耳かきなどの行為より、会話の方が多いように思え、いつも以上にキャラの雰囲気が表現されていました。その結果、ちょっとした所作に芹さんの人となりや、人らしさが作品の随所に表れていました。おそらく、今作を聞いていて、行動や会話の一つ一つが“芹さんらしい”と感じたのは、前作を聞いていたり、バックヤード四コマを読んでいたりすることも要因の一つとなっていると思います。しかしながら、聞いていてキャラの行動に全く違和感がないシナリオもまた、作者様の手腕が輝いていると思いました。並びに、声優さんの雁庵うずめさんの芹というキャラへの一体感もまた“芹さんらしさ”を強くしているとも感じました。
　また、本作を聞いていて作品内で表現しようとしているものが人だけではなく、自分とキャラがいる空間そのものを表現しようとしていると強く感じました。環境音は単純な同じ音源の繰り返しではないといった配慮だけでなく、夜の部では道草屋の建物自体で起きたことを想像させるようなシナリオ構成や、音の使い方をしている工夫が自分をまさにその空間に居るかのように思わせるようでした。
　以上のように、いつもながらの高いクオリティで道草屋は自分を満足させてくれました。強いて不満を述べるにも、芹さんの成人向けの内容での新作がそろそろ欲しかったというワガママのような要望ぐらいしか思いつきませんでした。
　このように、今まで道草屋を聞いていた方も、新しく聞き始めようと思う方にも自信をもって勧められる内容となっていましたので迷ったのなら購入してはいかがでしょうか。

本作は作品にも出演している藤堂れんげ様の宣伝より興味をもち、購入させていただきました。前作を購入していないので、少し本作の購入に躊躇してしまいましたが、実際に聞くと購入してよかったと思える作品でした。
　最初にもも編から述べますと、このパートでは天真爛漫という熟語が似合うお姉さんがあなたに目一杯奉仕してくれるパートとなっておりました。
　このパートで最も気に入ったのは、ももの雰囲気です。
パートの最初は天然で、こちらが落ち着かなさそうな娘だなという第一印象でしたが、パートが進むにつれ会話の内容やトーン、テンポが凄く落ち着かせる雰囲気となり、とても癒される内容となっていました。
　続けてゆり編について簡単に述べますと、純粋で、まだあどけなさが残るような実直な妹分が”いっしょうけんめい”初めての奉仕をしてくれるパートとなっていました。このパートを聞いた時に真っ先に感じたのは、ゆりの声を務める藤堂れんげ様の演技の幅がとても広さです。
　藤堂様が出演なさっている他作品をいくつか聞くのですが、似た同じジャンルの声(今回ならば幼さが残る女性キャラ)でも、聞いたことのあるキャラとは違った雰囲気を持つ声の演技をなさっていて、声優さんの技術力に感嘆しました。
　このパートでは個人的には癒されるというより父性のようなものが表れでてきて、ゆりを可愛いなぁと思いながらのんびり聞くといったスタンスで聞いていました。結果的には、ゆりのその可愛さが癒しに繋がっていたようにも思え、十分楽しめる内容となっていて良かったです。
　一方で全体を聞いて、少し物足りなさを感じたのは環境音や、マッサージの時の効果音が無かった点にあります。この点は、次作以降の今のサークル様の活動で期待しています。
　以上で述べたように前作を聞いていなくとも十分満足できる内容でとても良い作品だと思いました。

今作はディーブルストさんの新作ということと、
自分が好きな耳マッサージが長めに収録されていることから購入させて頂きました。
本作で最も印象に残ったのは、タイトルでも謳われているように、彩音お姉ちゃんの甘さです。個人的に感じた事ですが、ただただ甘やかしてくれる訳ではないことが良かったです。
本作のお姉ちゃんは、自分を少しからかいながらも理解してくれて、その上で甘やかしてくれます。この飴多めの飴と鞭のような甘さのバランスが甘さを際立たせているように感じました。この甘さ以外にも、この作品を買うきっかけとなった耳マッサージもまた満足度の高い内容でした。先に述べたように、自分は耳マッサージが好きのですが、他の音声作品だと、たいてい耳かきの前にちょっとする程度であっさり終わってしまうことが多いように思います。そうした中で、耳マッサージに20分以上掛けているのはとても嬉しかったです。
さらに、ただ長く収録しているだけでなく、ゆったりとしたテンポでマッサージと会話が続けられ、自然とまどろんでしまう程の心地よい癒しが素晴らしかったです。
一方で、全体を聞いていて気になってしまった点としては、会話の間が挙げられます。エッチや耳マッサージ中は問題無いのですが、1、2トラックでの日常会話シーンにおいて、セリフとセリフの間に違和感を感じてしまい、会話をしているというより、録音された音声を一定間隔で流しているように思えてしまったのが惜しかったです。
しかしながら、これは日常会話シーンであり、気にしなければ差支えのないレベルの違和感です。実際に後半のシーンの満足感と実用性は高く、特に耳マッサージは何度も寝落ちしてしまうほど癒されました。
以上で述べたようにお姉ちゃんに甘えたい人なら、後悔しない内容となっていると思います。

作者さんのTwitterの告知で本作を知って、興味を引かれたので購入させていただきました。
本作の見所はなんと言ってもシチュエーションの素晴らしさにあると感じました。
本編は人妻がサキュバスという、旦那を持ちながらも別の男性から吸精を行うという背徳感もさる事ながら、慈愛のような愛情を含んでいるというおねショタならではの良さをも上手く物語に組み込み、この工夫が作品の実用性を高めているように思えました。
個人的に一番印象に残ったのは事後のシーンです。
詳しくはネタバレになるので書けませんが、性交後の余韻と共に、本編のその後の想像を喚起させるような締めで、読み終わった後の満足感はとても強く感じました。
柔らかい絵のタッチとおねショタもまた、上手くマッチしていましたので、シチュエーションに興味を持たれたなら買って損しない作品だと思います。

ディーブルストさんの新作が期間限定セールを行っていたので購入させていただきました。
　本作は全体的に雰囲気作りがとても丁寧になされているように感じました。
例を一つ取ってみると、新人の美菜さんを取って見ると、最初の案内の時は少し早口で緊張しているのか、事務作業的な雰囲気がありました。
しかし施術室に移動してからは、自分の部屋に似た雰囲気を出しているというくだりもあって、緊張が無くなり、
ゆったりとした癒される口調へと変わっていきます。
この工夫が美菜さんの新人っぽさを出しながらも、サービスを稚拙なものにしない良い演出となっていました。
　肝心の音に関しては、他のレビューでも絶賛されているように十二分に良い音が出ていました。
顔への施術というと、個人的にはマッサージしか思いつきませんでしたが、オイルや吸引、ミストと幅広いサービスに加え、
メインのフェイシャルケアに関しては1時間もかけて行う実に充実した内容となっていました。
　以上の中において、不満があったのはミストの機械音がちょっとうるさいように感じたことのみでした。
このように、期間限定の値段でなくても満足できる内容でした。
期間限定セールは発売から一ヶ月続くらしいので、この機会にぜひ購入してはいかがでしょうか?

個人的に好きな声優さんである伊ヶ崎綾香さんが主演の新作と聞いて購入させていただきました。
全体的に「Theおねえちゃん」という要素をこれでもかと詰め込まれた素晴らしい作品でした。
　伊ヶ崎さん自身の声色が元々お姉さんっぽいというのもありますが、シナリオも、そのお姉さんぽさを加速させる良い演出となっていました。
それだけでなく、エッチなシーンではそのお姉さんぽさはそのままに、一言一言が着実に興奮させるいやらしさがセリフ回しと声の表情からあふれ出ており、
実用性がとても高い内容となっていました。更にエッチが終わった後の添い寝では、エッチな興奮とはまた違った、
愛情から来る興奮をぐぐっと高める内容となっており、性欲的な満足感だけでなく、精神的にも十二分に満足できる本編でした。
　また、耳かき音の表現がとても良かったです。これは伊ヶ崎さん本人が音を用意しなさったという事もあり、
他のレビューでも述べられている通り、より｢耳かきらしい｣素晴らしいクオリティになっていました。
　少しだけ不満を述べるならば、パイズリシーンにおいて、性器が入る胸に入る時のSEが違和感を感じてしまって実に惜しかった事と
ノーマルセックスがあって欲しかった事、もう少しボリュームが欲しかった事の三点です。
以上のように素晴らしいクオリティの作品となっていましたので、伊ヶ崎さんの演技が好きな方はもちろん、
お姉ちゃん好きな方にも是非購入していただきたい一作でした。

サムネイルの絵柄とシチュエーションで興味が引かれ、知り合いの後押しもあり本作品を購入させていただきました。
　本作で印象に強く残ったのは、成年向けでありながら癒し成分が色濃く在ったことです。
台本はもちろん声優さんのゆったりとした声の雰囲気と優しい声の表情が雑念を取り除き、
非常に落ち着いた状態のまま興奮させてくれる内容でした。
　また、射精後の余韻も少し長めに取ってあり、充足感をより楽しめるようになっているのもありがたかったです。
　そして、ニッチな趣向であるペニスバンドでのプレイがあるのにも関わらず、キャラがドSではないことも良かったです。
M向けのプレイだとキャラがキツイ言葉責めをするものが多い中、優しくペニバンプレイをしてくれるのは個人的にとても嬉しいです。
その上、ペニバンだけに固執したプレイではなく、複数の性感帯を同時に責めていくシナリオはとても実用性を高めていました。
　このようにだいたい満足の行く内容でしたが、理想を述べるならばせっかく妻というキャラを使っているのだからノーマルセックスもして欲しかったです。
それでも、癒しを享受しながら興奮するという点ではとても良い作品だと思いますので、体験版を聞いて興味を引かれたなら買ってみてはどうでしょうか。

道草屋の新作、そして今回は散発とシャンプーという新要素が含まれるということで購入させていただきました。
　全体的な感想は、いつもの道草屋クオリティであることに安心し、購入してよかったと思える内容でした。
　今作の特に良かった点は、前半の神社パートの二人の掛け合いです。すずなさんとはこべらさんの二人だからこそ起きる会話は、
ほっこりしたり、くすりと笑ったり、時には悶えたりと今まで道草屋を追ってきた人にはとても満足の行く内容となっていました。
　一方で、一見さんにはバックヤード漫画と過去作を聞いてから、本作を聞いてほしいとも思ってしまう所もありました。
また、所々でいきなり耳に風がくるような音が入っていおり、ノイズなのか、環境音なのかわからないために気になってしまうところもありました。
　それでも、環境音やその他の音質と「これぞ道草屋」という要素がしっかり詰まった一作となっており、十分満足できる作品でした

今作もとみみさんの新作という事で購入させていただきました。
今作は今までの作品とは全く新しいシチュエーションの作品でしたが、以前の作品の「休日屋」を聞いた方はわかるように、
とみみさんのシナリオは聞きやすくほっこりする良さがあります。
今作ではテンが日を跨ぐごとに自分に心を少しずつ開いてくれる様子がしっかり表現されており、
3日分を1日ごとに聞いて心が通い合っていくのを楽しむのも良し、自分の好きな距離感の日を何度も楽しむのも良しと
長く楽しめられる構成になっています。
　次いで声優の藤堂れんげさんの演技は、ただただ声の幅に驚くばかりでした。
他の藤堂れんげさんが出演している作品を拝聴させていただく事はあるのですが、
毎度「えっ?この声がれんげさん!?」と驚かされています。
今回は少女声ですが他作品の少女声と全く雰囲気が違っていて、
尚且つ声とキャラに違和感を感じない演技をなさっていて、流石声優さんだなと感嘆いたしました。
　最後に耳かき音についてですが、理由はよくわからないものの少し聞きやすくなったような感じがします。
全体的に普段のとみみさんの作品の良さが本作でも表れていると思いますので、今までの作品を購入した方はもちろん、
今まで値段の関係で買うのをためらっていた方も買ってみてはどうでしょうか。

この度は本作のサークルさんの公開している動画を聞いて興味を持ち、
このサークルさんの第一作ということで購入させて頂きました。
本作で一番印象に残ったのは音のリアリティです。
やっぱりダミーヘッドとダミーボディを使用しているのが音の良さを引き立てているようです。
特にデコルテなど首回りの音は個人的に気に入っています。
また、声優さんの小悪魔っぽさを秘めた優しい雰囲気を醸し出す演技は癒しを与えるとともに、えっちなpartにおいて興奮度合いをぐぐっと高めるものになっており実用性に長けていると感じました。
全体を聞いた上では、part6と7の間の時間経過が大きく違和感を感じたので、お湯が沸くまでのまったりトークのpartを挿入するなどの時間経過を埋めて欲しかったなぁと思ったり、音の遠さが少し遠すぎるかなと感じるなどの多少の不満はありました。
　しかし、その不満点を補う素晴らしさがこの作品にはあると思います。
もし、公開している動画で本サークルさんの作品を聞いて気に入ったのなら購入しても後悔しない作品だと思いますので、興味を持った方は動画の方を聞いて、購入を検討されてはいかがでしょうか?