Breezeさんのレビュー一覧

『異種姦凌辱』……その言葉を聞いた時に想像される展開、それらを一通り取り揃え、高次元でまとめた秀作。それが、この作品を観賞し終わって自分が抱いた印象です。
異種姦凌辱作品として欠けている部分、破綻している箇所がまるでなく、とても安心感のある作品でした。
……この手の作品で『安心感』を褒め言葉として使うのもおかしいかもしれませんが……。

特に、ヒロインが人外と自身の血を分けた子を妊娠し、臨月に至っていく過程が非常に丁寧に描かれており、個人的にはそこがこの作品の一番の見所かと思います。
ヒロインのお腹に宿った異形の生命が如何にして育っていくかが手に取るように解るばかりでなく、それに伴って最初は気高く凛としていたヒロインの心が段々と折れていく様が綿密に描写されており、物凄くストーリーに引き込まれます。
そのような『異種姦凌辱モノにおけるヒロインの精神の揺れ』に魅力を感じる方には、一段とおススメの作品だと考えます。

また、ヒロインを始めとしたキャラクターのデザインが可愛いのはもちろんのこと、ヒロインが相対することとなる怪物たちのデザインも意外にカッコ良く、そこが面白かったです。

続編も既に発表されている作品ですが、この作品単体でも充分に楽しめる完成度であり、異種姦凌辱好きなら手に取って損は無いと断言出来る一作でした。

内容は、非常にストレートなファンタジー系の美少女凌辱CG集でした。
パターンも女騎士×オーク、女司祭×触手という王道……敢えてネガティブな言い方をしてしまえば無難なチョイスです。
ですが、無難なチョイスであるからこそ、二人のヒロインの可憐さ、彼女たちを襲うモンスターの凶悪さ、ヒロインとモンスターが絡み合う構図の巧みさが光っていたと思います。
それらのどれか一つでも欠けていれば、この作品は途端に凡庸なものになっていたでしょう。
この事実に、作者の方の地力の高さを感じました。
ファンタジーの世界を舞台とした美少女とモンスターの交配、それが趣味趣向に合っている方ならば、購入して損はしないと考えます。

さらに、蛇足として自分の個人的感想を述べるのなら――
女司祭×触手サイドが非常にツボでした。
今作には女騎士サイド、女司祭サイド共にショートストーリーが付いているのですが……女司祭サイドの物語のラストシーン、そこに当てられたCGは、個人的には今作屈指だと思います。
特に、女司祭の表情が絶妙でした。
彼女自身の身体に起きた決定的で絶望的な変化を前に、心の本当に大事な部分が折れていく……それをとても高次元で表現していたと感じます。
一見の価値はあると断言します。

前作、『俺たちの寝取り寝取らせスワッピング性活!』のレビューでも書きましたが、とにかく主人公の彼女・七海の、浮気・寝取られモノのヒロインとしての完成度が高く、それが今作でさらに洗練されたという印象でした。
前作の段階で主人公の親友・マサのイチモツ、彼との浮気セックスに中毒症状を起こしている印象さえあった彼女なだけに、あれ以上の快楽堕ちや艶姿の披露は期待出来ないだろうという疑いも自分にはあったのですが……。
……いざ蓋を開けてみれば、彼氏の親友とのイケナイ関係に余計にのめり込み、背徳の快楽のさらなる深みへとはまり込んでいく七海の姿に、最初から最後まで興奮しきりでした。
こちらの想定していたハードルなど、いともあっさり飛び越えてくれましたね。
前作と同等か、それ以上の傑作であることは間違いないと思います。

ただ、一点。
悪い意味ではなく気になった部分があるとすれば、続編の存在を強く匂わせる終わり方になっていることでしょうか。
七海とマサの関係が今度どうなるのかだけでなく、主人公とマサの彼女・理奈の今後の関係も気になる形で物語が締められているので、続きが気になって仕方がありません。
このレビューを書いている段階ではまだ続編は発売されていませんので、一日も早い続編の発売を願って止みません。

自分がこの作品を見終わって最も印象深かったこと――それはヒロイン・雫の内面の変化です。
物語の最初のシーンから最後のシーンまで、作中での時間経過は長くても一ヶ月と数日間……二ヶ月は確実に経っていないはずです。
なのに、たったそれだけの期間でここまで変わってしまうのかと。
まさしく、芋虫が蛹を経て蝶になる如き劇的な変化、成長を遂げてしまったように感じました。
それを引き起こしたのが、雫本来の彼氏ではない別の男との関係だというのが、寝取られモノ好きとしてはグッと来ます。
……自分の恋人が人間的に大きく成長し、その理由が自分ではない別の異性にあるというのは、凄まじく悔しく、途轍もなく敗北感を覚えることではないでしょうか?
こういったタイプの寝取られもあるのだと、目から鱗が落ちる思いでした。

また、サンプル画像を見て頂ければ一目瞭然ですが、ヒロインのムチムチとした身体つきが大変抱き心地が良さそうであり、美味しそうです。
作中でそれが乱れる様も大きな見所ですので、興味を持った方は是非とも購入して確かめてみて下さい。

この作品の最大の売り、それは主人公の彼女・七海の、浮気・寝取られモノのヒロインとしての圧倒的な魅力にあると思います。
主人公に対して健気でありつつも、彼とのセックスには少々物足りなさを感じていた七海……。
そんな彼女に、主人公の親友カップルとのスワッピングを通じて起きていく変化が実に魅惑的でした。
最初はスワッピングに否定的で乗り気ではなかった七海ですが……回数を重ねる度、時間を経るごとに、彼女自身が一番スワッピングにハマっていっているのが明白に解ります。
やがて、それはスワッピングの範疇すら逸脱していって……。
主人公の親友・マサの押しの強さ、逞しいイチモツ、絶倫な精力の前に、少しずつカラダも心も許していく七海の艶姿に、寝取られ好きなら興奮間違い無しでしょう。

また、主人公視点の本編の他に、七海視点のおまけが同梱されていることもポイントが高いです。
本編のあの場面の裏で、七海にこんなことが起きていたというのが解るだけでなく、七海の心情の揺れ動きも把握することが出来、実に物語を盛り上げてくれます。

恋人が居る女の子が他の男に抱かれて……というのをテーマにする作品の中で、本当に稀に見る良作でした。
この手の物語が好きな人なら、購入して絶対に損はしないでしょう。

稀に見る豪快なNTRものです。
喩えるなら『セックスの大津波』。
百戦錬磨のヤリサーの男たちが、尽きることの無い欲望をヒロイン三名に叩き付けていきます。
ヒロインは三人とも処女。
性格も無垢で純粋で初心。
そんな彼女たちが、訳の解らないまま肉体を男たちに貪られていく様は、まさに大津波に呑み込まれていくような絶望感を想起させました。

ヒロインたちも必死で抵抗します。
けれど、相手は経験豊富なセックスの猛者たちであり――対して、ヒロインたちはまだ大人にもなり切れていない少女たち。
勝ち目などありません。
肉体は容易く蹂躙され……心も、支えとなるものを一つ、また一つとへし折られていきます。
――ですが、それでも崖っぷちで抗うヒロインたちの姿には、気高ささえ覚えました。
だからこそ、遂に力及ばず屈服した瞬間の悲哀も、一際強いです。
それこそ、この作品の最大の醍醐味だと自分は思います。

また、キャラクターデザインも秀逸であり、処女でありながらムチムチ発育良好なヒロインたちの肢体は、美味しそうなことこの上ありません。

NTRがどうしても苦手な方以外なら、絶対おススメです。

一世を風靡した某ゲームシリーズを元ネタとした作品です。
原作がある作品なので、当然そちらを知っていればより楽しめますが、全く知らない人でも充分楽しめるほど完成度は高いです。

3本あるストーリーは、どれもガッツリとした陵辱系。
それに、繊細かつ精緻なタッチのイラストが映え、興奮を否応なく高めます。

特に、ヒロイン3名中2名が、まだ発育途上の華奢な肢体をしており。
未成熟な身体をじっくり、ねちっこく嬲られて、性感を開発されていく姿は、息を呑むほど魅惑的でした。
純粋無垢な乙女たちが男たちの欲望に穢され、望まぬ形で女として花開いていく……。
その過程を楽しみたいのであれば、この作品はまさに最適と言えるでしょう。

値段も手頃で、かつ信じられないほどのボリュームを持っています。
原作ファンで、そちらには存在しなかったヒロインたちの艶姿を堪能したい方。
清楚可憐な乙女たちが、好きでもない男に純潔を散らされるのが大好物の方。
そして、性経験に乏しい少女たちが、女の悦びを教え込まれていくシチュエーションにグッとくる方。
間違いなくおススメです。

濃厚な寝取られ&快楽堕ちのストーリーを彩るのが、繊細なタッチの可愛いCG。
とにかく、そのギャップが魅力の作品です。

ヒロインは、文字通り絵に描いたような可憐な容姿の女の子。
こんな娘は、甘々な恋人同士の物語にこそ相応しいと、一見思えますが……。
……そんな彼女だからこそ、不条理な陵辱に見舞われる姿に憐れさが際立ち。
与えられる快楽に身悶える姿への興奮が高まったと感じられました。

また、テキスト部分においても注目出来るところが多くあります。
ヒロインの台詞やエッチシーンの描写の中で、なかなか面白い言い回しが見受けられました。

価格も手頃で、それでこの高クオリティ。
お買い得と言って間違いありません。
絵柄の好み、ジャンルの趣向、それらが合致しているのであれば、買って損をすることは少ないと思います。

そして、蛇足ですが。
ヒロインの下着のデザインが大変可愛らしく。
寝取り男とのキスの描き方が秀逸であり。
膣内射精シーンが多く出てきます。
それらが好きな方も一見の価値はあるかと。