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幼い頃に村を魔族に攻められ、魔族に妹を連れ去られてしまった主人公。状況から妹のことは絶望的であると知りつつもわずかな希望を胸に修行を続け、成長した主人公が妹を救うため旅立つ・・・というシナリオ。
魔力でカードからモンスターや魔法などを召喚して戦うカードバトル……なのだが、何と現在は女性プレイヤーによるサキュバスの能力を参考にした戦術が主流で、女は男から魔力を奪うことができる。相手の女性達は女モンスターや自らの肉体を駆使し、主人公や男モンスターから精液を搾り取ろうと画策しており、胸や太ももなどを用いた誘惑に負ければ、エナジーを吸われて男モンスターを倒された挙句せっかく与えたダメージを全回復されたり、直接敗北してしまうのだ。
そんな色仕掛け、誘惑に主軸を置いた本作であるが、カード部分も実にしっかりしている。シナリオ上、時には主人公のランクと明らかに見合わない相手と戦わされる。そういう相手には負けてもシナリオが進行するが、そんな強敵相手でもカードパックを購入し、戦術を突き詰め、エロい誘惑に打ち勝てば、ちゃんと勝てるようになっているのだ。これは非常に評価が高い。
プレイはとにかくパイズリが多いという印象。次点で太ももなども含めた足コキ系であり、その他はかなり少ない印象を受けた。偏りが大きいのは気になるところ。
難点としてはUI面の扱い辛さが上がる。デッキ編集では画面に対してカード画像が大きすぎていちいちカテゴリ分けしないと目的のカード探しだけで時間がかかったり、キャンセルボタンが機能しない場面が多く毎回「閉じる」を選択しなければならない、画面が複数あると順番通りに閉じなければならない、等、正直操作が面倒と感じる場面が多い。
エロやカードバトル面は文句ないので、エロの偏りやUI面なんて些細なこと、またはパイズリこそ至高という人にはたまらない作品だろう。
タイトルの通り、あまりに面白くて久々に夢中になってプレイに明け暮れ、気が付いたら日が昇っておりました・・・それほど素晴らしい作品です。
まずゲーム性が非常にしっかりしている。キャラや敵の役割や特徴付けがしっかり成されていて、強敵もレベルを上げてゴリ押すこともできれば工夫してあっさり倒すこともできる、単なる水増しのような技能はなく各々で有効な状況があることと、目的である5つの薬の入手順は自由でルートは多数あること等が合わさり、プレイスタイルの数だけやり方が生まれ、非常に楽しい。
主人公のミーリエルは一人前のエルフとして認めてもらうため、5つの薬を探す使命を授かり、5つの薬を手に入れるために奔走する・・・要はおつかいなのですが、しかし5つの薬を集めるだけでは終わりません。むしろ終わってからが本作品の真骨頂。5つの薬を集め、使命を終えて帰路に就く・・・という終盤に入ったところからガラリと変わる雰囲気、怒涛のシナリオ、トゥルールートで絶妙なタイミングで挿入されるBGM、これ以上書くことはできませんが、これらは是非とも購入して実際に自分で体感して欲しいです。
文字数の都合とレビューの多さからエロについては誠に残念ながら割愛しますが、エロも構成や文章が非常に上手く、普段の自分ならあまり興味を持たないシチュのエロシーンでもくるものがありました。好みのシチュは言うまでもなくです。
絵でも評判でも何でも良いです。少しでもこのゲームちょっと気になるな、と感じた人ならば購入して間違いないでしょう。M〇THERシリーズとかが好きなら尚更ですね。ここまで言い切れる作品に出会えたのは本当に久しぶりです。新作が出た暁には即購入したい。待っております。
淫魔と戦える適格者となった主人公トウヤとその相棒でエルフの少女リーザの物語です。
ゲームは淫魔とセックスして先に力尽きた方が負けという王道のBFですが、バトルが特徴的。敵の弱点や耐性のある部位、各攻撃に対する警戒度がある程度まで開示されており、こちらも相手も選択によって行動までにかかる時間が違うので戦略を問われます。しかしセミリアルタイム性なので行動選択の時には時間が止まり、焦らされることなく戦略を練ることができます。
この駆け引きが重要で、例えば、弱点でも相手の警戒度が高い時に攻撃してしまうと読まれて反撃され、この反撃を喰らうと一撃でイカされ、更に淫魔は精を吸い取って回復します。雑にやると優位な状況からでも逆転され、そのまま敗北、精を吸い尽くされる……なんてのも珍しくなく、回想部屋ではステ調整も可能なので、圧倒され吸い尽くされる、追い詰めるが届かず、など慣れればある程度の望むバトルも演出できます。
イラストも非常に質が高く、ボスはもちろんザコ敵までしっかり描かれています。ザコ敵に裸差分がないことが惜しまれますが、その分ボスは意外と細かく差分があるので個人的には良しとしています。
そして驚くのが圧倒的なテキスト差分。それぞれの部位への攻撃、反撃した時、理性を失った時、ボスに至っては前半と後半、更に前半と後半でボスを追い詰めた時の選択肢ごとなど、とにかく差分量が圧倒的。
ボスは選択肢などで展開が変わるのも凝ってます。同じ負けでも選択肢次第では愛されたり、逆に怒りを買って吸い尽くされたり……更に回想部屋ではそれらを設定して見ることができ、ユーザーのことをよく考えています。また、クリアしなくても序盤に回想部屋を解放できるので、戦闘が辛い人は最序盤だけやればOK。
サキュバスや淫魔、BF、逆レイプ、エナジードレインなどが刺さる人なら是非オススメしたい名作です。
2024年07月16日
タイトル通り、面白いアイディアだなと思い購入。
評価点として、ちゃんと打ち出しているアイディア通り3人のサキュバスが三者三様の手法で男から精液を奪い巨乳化するというのは良かった。基本イラスト枚数の少なさは目に付くが、それはちゃんと打ち出している点であり、それに差分を用いてそういった表現をやろうとしているのも評価できる点だ。
難点は、厳しい言い方をするがイラストのレベルの低さ。
実際に購入して見ると、乳房とか関係なく明らかに体のバランスがおかしい、関節とか色々メチャクチャ、といったイラストも中にはあり、正直言ってエロさとかシチュとかよりもそっちの方が気になってしまうレベル。いくらアイディアやシチュで勝負といってもこのレベルでは厳しい。
こういった内容の次回があるのならイラストのレベルを上げて欲しいというのが率直な意見である。逆にイラストが気にならず、シチュが好みだというのなら選択肢に入るかも知れない。
2024年07月16日
自分はプレイしたことがないので聞きかじりでしかないのだが、本作の要素や構成を見るに、所謂メ〇テンやペル〇ナの系統のRPGに該当するもの・・・だと思われる。今まで触れる機会がなかったのだが、これがなかなかに面白い体験をさせて頂いた。
評価点はカスタマイズ性の高さをそれを活かすバトルの構成。
ダンジョンはランダム生成であるため攻略ごとにマップも変われば出現アイテムも変化、ダンジョンで入手できる装備の多くにはルーン(所謂スキル)が付与されており、更にそれを抽出して他の装備に付与することができる、すなわち自分の戦術に合わせた装備を作ったり、好きなスキルを組み合わせた装備を作るといったカスタマイズ要素も練り込まれているのだ。
これに主人公自身の役割や属性も(ゲーム開始時に)設定できることや、敵の弱点を突くとダメージが増えるだけでなく行動回数が増えたりスタンさせられたりなど戦略性のあるバトルも相まってよく作り込まれており高評価を付けたい。
難点は仲間加入のハードルとUIの未熟さ。
PTは4名までに対し、メインシナリオでは計3名しか集まらない。難易度を下げでもしなければ中盤までには4人いないと攻撃属性やアイテム所持数などで問題が生じる中、4人目はサブイベントで勧誘しなければならず、しかも勧誘に必要な好感度上げに手間がかかる。特定のキャラに絞った上で熱心に勧誘しないと実際の4人目加入まで結構な日数を取られてしまうのはどうかと思った。
それにUI面の不便さも気になる。例えば装備のルーン抽出・付与が戦略に大きく関わる上に楽しみでもあるはずなのだが、いちいち詳細を確認しないと装備のルーン内容がわからなかったり、検索どころかソートも手数がかかったり・・・正直ソートぐらいどの画面でも1ボタンで出来て欲しいというのが本音。この辺の不便さを許容できないと少々厳しいかも。
とはいえ総評ではよく作られていたので高評価です
タイトルの通り、驚愕のドットの作り込みが成された作品。
その作り込みようは普段のキャラの動きや敵グラだけでなくエロシーンでも遺憾なく発揮されており、1体の敵どころか1つのエロシーンでも複数の動きのパターンがあるという凝りよう。更に微細な動きもしっかり読み取れるようなレベルのドットを打つところは珍しい。ハイレベルなドットとそれによって表現されるドットエロは本作最大の強みであり評価点といえる。
アクション面だと自分はキーボードでプレイする人間であるためか、キーコンフィグがないことやそもそものキー設定等、正直最後まで慣れない動きでギクシャクしたままゴリ押しでクリアしてしまった。逆を言えば素の状態では結構な高難度であるものの、稼ぎをしっかりやって強化をどんどんやればゴリ押しで突破できる難易度。
ただ序盤で配置する数じゃない虫の敵や、(運が悪かったのだとしても)ステージ2のとある箇所でやたら頻繁に出現して毎度探索の邪魔をする連れ去り幽霊の存在、独特なキー設定なのにコンフィグがない等、正直アクションゲームとして気になる点もありました。
とはいえやはりドットが素晴らしい。クリアした後のギャラリーモードはドットエロに惹かれる人にはぜひ見て欲しい内容。ドットエロが好きな人にオススメです。
魔王物語物語の作者が出したノウハウ本と知って購入。
ゲームの作り方そのものよりも、作るにあたっての心構えや製作上の壁にどう対処するかといった事柄に重点が置かれており、作り方よりも如何にして完成を目指すか、(作者の経験論において)どうすれば完成に行き着くことができるのか、といった内容。
こういった個人製作ゲームでの開発中止や企画の頓挫といった事象は珍しくないどころか非常にありふれたものであり、そういった状況に陥らないようにどうすれば良いか、という視点はなかなか貴重なもので、しかも大仰な内容ではなく気軽に、気楽に、そんな風に読めるように作られているのは高評価。
ゲームを作りたいと志す人よりも、実際にゲームの開発に取り掛かり始めましたという人に読んで欲しい、そんな内容。
魔王物語物語はどのようにして作られたのだろう?という事柄の一端に手短に触れることができて良かった。また、ゲームの開発はどういう精神の元で行われているのだろう、という点が気になる人にもオススメだ。
レビュアーが選んだジャンル
タイトル通り、原作にあたる「虚魂剣ラムダネロス」をリメイクした作品。
原作にあった王道なシナリオはそのままに様々な肉付けが行われた他、原作時にこれどうなんだ・・・というような展開等は変更が入っていたり、疑問の答えが提示されたりと全体的なシナリオの完成度が大きく向上している。
戦闘面も然りであり、元々あった属性の概念が掘り下げられ、単なる攻撃時の属性に留まらず戦闘のフィールドそのものが属性の影響を受けるようになり、属性を上手く扱うことによって戦闘を有利に進めたり、逆に属性を上手く使って攻めてくるザコやボスにどう対応するか?といった新たな戦略性を生み、更にシナリオにて重要な意味を持つ虚魂剣「ネロ」が様々な性能、属性にカスタマイズできることの意味が更に向上したのは高評価。戦闘ごとにHPとMPが少量回復する仕様の存在や難易度変更も併せ、様々な遊び方が可能であろう。色々やってみるのが楽しみである。
単にグラフィックを向上させ、エロを追加しました!というだけのリメイクではないため、王道RPGがプレイしたい人や色々な戦闘スタイルが取れるゲームをやりたい人にはオススメの一作である。
レビュアーが選んだジャンル
宇宙の危機に対抗するため、地球から1人の少年が選ばれ(拉致)て宇宙の平和のために様々な惑星(コラボに参加した各サークルの世界)を巡ってMクリスタルを集めよう、というシナリオ。
本作の最大の特徴は実に14にも及ぶサークルとのコラボレーション作品であり、絵柄から世界観からエロ傾向まで様々な違いを持つサークルからエロシーンが提供されているという点。14のサークルは女性上位系のエロを主体に置いているという共通点があり、一言に女性上位といってもその絵柄やプレイは様々である。中には凄まじく滑らかに動くアニメーションエロをしてるサークルがあったり、コラボ参加のはずなのにエロシーン数がやたら多くて力入れてるなあ・・・というところもあったりで非常に満足な作品だった。
しかし、「ユーザーにとって」の本作最大のメリットは14にも及ぶコラボ参加サークルから自分が今まで知らなかった、絵柄やプレイ傾向などが自分の好みに合致するサークルを見つけ出せる可能性が高いことではないだろうか。
恥ずかしながら自分は14サークルの内、せいぜい5サークルぐらいしか作品を購入したことがなく、そもそも名前すら知らなかったサークルも同じく5サークルぐらいはあった。そして、そんな名前も知らなかったようなサークルから好みが見つかったりするのである。かくいう自分がそうである。名前を聞いたことぐらいあっても購入したことはなかったサークルの具体的な内容が伝わってきて好みが見つかったりもするのである。かくいう自分がそうである。もちろん、このサークルの作風は合わないな・・・と思うことだってあるだろう。しかし、本作は手軽に自分の好きな作品を見つける手助けとなるのだ。
自分の好きなサークルが幾つか参加していたり、気になるサークルが参加しているのならオススメの一作である。何なら聞いたこともなかったサークルが好みに合致することだってあるのだから。
昔にホームページで見たことがある人もいるのではないでしょうか?
公開されていたフェラ特化の動画の数々を編集や音声の追加などを行った総集編にあたります。
プレイはレビュータイトルの通りにフェラ・おしゃぶりに特化しており、口内射精やごっくんなども多いです。一部パイズリなどはありますが、あくまでフェラ特化作品なので本番はありません。
流石に昔の作品と感じる部分はありますが、執拗なフェラの描写はしっかりされており、その後もお掃除フェラがついてきたり等、フェラへのこだわりは強く、価格も抑えられているのでフェラが好きな人であれば間違いはない作品集でしょう。
タイトル通り、18禁の商業ゲームである孕ませ!炎のおっぱいシリーズのイラストで知られるでらうえあ氏の単行本。
中出しは当然として、重量感の感じられるおっぱいを活かしたパイズリだけでなく、フェラチオにも力が入っており、断面図の描写も取り入れているのは高評価。決しておっぱいだけではなくフェラ好きや中出し、及びそれに伴う断面図好きにとってもとても良い出来だった。
特に単行本タイトルにもなっている「となりのサキュバスちゃん」シリーズはツンデレサキュバスや百合後輩、聖職者女教師と個性もプレイも、そして後者2人については後半の変化も良かった。特に百合後輩が終盤辺りでああなるのは全く予想できなかった・・・がエロかったし主人公にも惹かれたし良し!オススメシリーズです。
2024年02月27日
まず最初に、タイトルやレビュー文で「前作」という言葉を用いますが、これは「機械の少女が紡いだ記憶」の前編や中編ではなく、これら記憶シリーズの未来にあたる「機械の少女が夢見た世界」の方を指しています。ご注意ください。
前作や前編・中編、そして本作にあたる後編まで全て共通で良かった点としてエロシーンへの力の入れ方が挙がります。
全ての敵がアニメーションして動き、戦闘から敗北後までプレイごとにそれぞれアニメがあるというのは驚愕の出来と言って良いです。
これは本作に限らずサークル作品全体に共通する強みであり、更に後編にあたる本作独自の要素として特定の戦闘で負けてしまうと通常の敗北エロだけでなくその後が描写される敗北EDという更なるエロが追加されており、ここまで力が入っているのは流石の出来栄えです。
弱みについては回想の回収が面倒だとかそういった部分は前作から大きく改善されたと思いますが、記憶シリーズの全体を見て思ったのはシナリオはハードルを上げてから見てしまうと少々厳しい。突然天才を凌駕する天才と化すキャラが出たり(ずっと登場・活動してたのに実績も描写もなさすぎる)、前作ではよく敵の事情が~という話がありながら敵側の描写がほぼなかったのに結局一部の個人の補強とそれ以外は少し辿れば欲望の話になったり、等・・・正直色々と目に付きます。いや、過去編と銘打っている以上は前作にあたる未来に繋がらなければいけないのである程度は仕方ないと言えば仕方ないのですがシナリオの都合が見え隠れしてしまっているというか・・・とはいえ脳内補完しないと終盤は置いてけぼりになりがちだった前作から進化しているのも確か。確実に上手くなってはいるので頑張って欲しいところです。
やはりシリーズを購入するのなら同人全体を見ても滅多に見ないレベルで充実したアニメーションエロに着目したい、というのが総評です。
2024年02月15日
具体的なシナリオはほとんど開示されないまま、簡易的な操作説明のみ行われて世界を探索するという感じのアクションゲーム。
このゲームをやって思ったのはとにかく操作の癖が強いということ。ダッシュは基本設定が後方に向かってのダッシュであり、最初から2段ジャンプが使える(後に増える)のだが2段目以降は斜め方向に向かって飛ぶ、かといって1段ジャンプでは乗れない高さの足場の方が遥かに多く2段ジャンプが基本になる等、一般的なアクションゲームとは大きく操作感が異なる。この操作感に如何に順応するかが本作の最大の関門。
しかし、高火力攻撃にはキャンセル機能付き、ダッシュ中は無敵、成功すれば次撃が攻撃力5倍の相殺など、使いこなせば楽しい、という要素が揃っており、実際ダッシュなどは非常に素早く動き、爽快感の演出などはしっかりできているのでハマる人はハマる出来だろう。
エロもドットにしてもイラストにしてもヌルヌル動くため動きがわかりやすく、ザコ敵1体とっても1つのプレイでモーションが複数組み込まれている作り込みは圧巻。エロにしてもアクションにしてもこの細かい動きの描写が作品の質を一段と高めていると言える。
残念と感じたのは独特の仕様を数多く組み込んでいる割にはこの仕様だからこそ、といった内容があまり見当たらなかった点。キャラを自由に動かすというよりも仕様のためにステージが組まれている感を強く感じた。1段ジャンプで乗れない足場が多数を占める点などはわかりやすい例かと。
癖は強いもののアクションとしてもエロとしても作り込みはキッチリしており好きな人はハマれるように作られている。アクションに自信のある人は手を出してみては如何だろうか。