قائمة مراجعة Keill

これは…「放課後」というタイトルから想像されるように学生であるヒロインと、家庭教師だったり同級生だったり親族だったりいろいろな立場の男性側との(基本的に)エチエチな様子を描いた9本が収録されている単行本です。
表題になってる「不純な放課後日記」と他1本を除いて、ラブラブな関係が成立しているお話となっています。
以下、さらっと各話の紹介を。

「不純な放課後日記」
彼氏とのエッチを先生に見つかってしまい、彼の進路をネタに脅されて…
「甘美な放課後日記」
同じ図書委員になった彼女(?)と誰もいない図書室で…
「若妻候補生!?」
少し年の離れた従妹のアプローチが実り、その後内緒の関係が続いていて…
「愛の説教庭」
貸した物を壊されそれを素直に謝ろうとしなかったため、お仕置きと称して庭で…
「薔薇色?の告白」
好きな子からのチョコが間違いで自分の下駄箱に。落ち込む主人公にお詫びとして…
「魅力UP大作戦!?」
男勝りの姉が恋人を作るため、女の魅力を上げるために弟を練習台にして…
「大人の関係」
大人が年下を子ども扱いする、そんな考えにトラウマをもった主人公は家庭教師の教え子に…
主人公が”年下を食いものにする”の思考に染まってるため、ラブラブではない話になります。
「二人の時間」
部活の後片付けを好きな子と二人っきりでしていたら、つい勢いで押し倒してしまって…
「早めに召し上がれッ♪」
ヒロインのお姉さんの事が好きだったけど彼氏がいると発覚。落ち込んでるところをヒロインがアタックして…

どれも驚きの展開、とかそういうのはなく読みやすいお話ばかりですね。
この作者の絵柄が気に入った方なら是非チェックしてみてください。

これは…性知識のほとんどない幼馴染の女の子に、マッサージと称してアレコレエチエチな事をしていってしまう、そんなお話です。
幼馴染だから距離が近いのはまぁいいとして。
無知ゆえに抱き着いてきたり胸を触らせてきたり、そんな距離感を長い間続けられてきたら…我慢の限界が来てしまった主人公の気持ちもわかりますね。

大筋として、エッチな事を知らない幼い子をあの手この手で誘導・騙してアレコレやってしまうという、ロリ系作品によくある展開のような流れになっています。
主人公の欲望のままに、フェラさせたりクンニしたり本番したり…
思い通りの事ができるエッチを堪能しちゃってますね。
ただ今回のヒロインは主人公と小中高と一緒な幼馴染であり、性知識に関して幼女並みの無知というのはいろいろ引っかかりを覚える人も多いかもしれません。
最初読んだときは「無知のふりして既成事実を作ろうと画策してるのか」などと思ったくらいです。
その点さえ大丈夫であるなら、あとは充分楽しめるかと。

性知識が無さ過ぎる彼女とのエッチ、そういう展開に興味があればぜひチェックしてみてください。

これは…明るく真面目、成績優秀・品行方正で男女問わず好かれてるクラスの中心にいる女の子が、他に誰もいない放課後の教室でボッチ族である主人公に急にキスをしてきて、そのまま関係をもっちゃうお話です。
中学時代は地味で目立たないボッチ系だった彼女は、その頃なにかと気にかけてくれていた主人公の事を好きだったようで…
主人公側も彼女の事を気になってはいたのに、遠くの存在に感じられてただ眺めるだけ…
そんな日々が続く中、主人公の視線に気づいていた彼女は今回気持ちが抑えられなくなり、キスして押し倒してそのままエッチへ、という割と素直な展開になっています。
また特殊なプレイがあったり、特殊な関係になったりするわけではないです。
では何が魅力なのかというと…
表情だけ見ると、ロりっぽく見えるのに全体を見る(体だけ見る、ではないのがポイント)としっかり同級生のカワイイ子になるという「一粒で2度おいしい」ヒロインですね。
「見た目と性格」とか「違うシーンで」とかではなく、同じ場面なのに見た目だけで差を出せるのはすごい気がします。

長年両片思いしてた両者の距離を、彼女の方から詰めてくる展開がお好きな方なら是非チェックしてみてください。

これは…毎日のように遊びに来る幼馴染の女の子がコタツで寝てしまって、無防備になった彼女にエッチな事をしてたら気付かれたけどそのまま合意の上で一線を越えてしまうお話です。
わりと何度もイタズラをしていたようで。
最初は軽いモノだったようですがだんだんエスカレートしていき…今回のだと「どうしてバレないと思った?」ってほどに体中激しく触ったり揉んだりしてます。
たまたま(?)両想いだったからアレですが、気付かれるまでの前半部分はやっちゃダメな事ですね。
エロ漫画でそういう事言い出したらキリがないと言われればそうなんですが…そういう合意なしの展開が嫌いな方はご注意を。
お互い合意した後の後半戦は特に奇をてらったものはなく、ラブラブカップル物として進行していきます。
ここら辺の見どころは「好きな相手から求められた」～「本気の告白をされた」と気持ちが高まるごとに彼女の表情が幸せ(エッチ度)にあふれてくるところですかね。

エッチなことがきっかけで身近な子とカップルになりそのまま…というような展開がお好きな方はチェックしてみてください。

これは…付き合って2か月にもなるのに手をつなぐだけでアレが反応してしまうほど初心な主人公と、そんな彼氏をデートの最後に突然ホテルへ誘ってしまう彼女との、初々しくもラブラブっぷりがあふれてるお話です。
主人公側がいろいろ策を講じて関係を深めていく展開ではなく、彼女の方から(きっとかなりの覚悟をして)リードされていく流れになっています。
とはいえ、有無を言わせずに…というわけではなく、急ではあるものの拒否行動をされてないことを見たうえで次のステップへいってます。
ここら辺の行動・表情から「主人公の事が大好きだからこそ、エッチな事をしたい」という愛されっぷりが見て取れますね。

最初から最後まで二人のキュンと来る愛情が詰まっている…そんな展開がお好きな方は是非チェックしてみて下さい。

これは…二人がセフレ&ダチの関係になってから一年がたった頃の、エチエチな日々を描いたお話です。
前作は二人がセフレとダチを兼任する関係になった頃の話なのですが…上記のような前提だけ知っておけば、今作を充分楽しむことができますね。
一年もセフレ関係を続けてるだけあって、隙あらばすぐエッチな事を始めちゃう感じに。
マンネリを打ち破るためにアレコレ試してみようとする…そんな二人の行動(といってもエッチな事ばっかりですが)が楽しめます。

そんな日常を送っている中、「彼氏彼女の関係を経験したい」ということで期間限定恋人になるのですが…
今までのセフレ&ダチの時とは違って甘い言葉を語ったりして、その流れが新鮮に感じました。
ここは前作を聞いてるとより新鮮度が上がりそうですね。
ただ…甘い恋人を演じるはずが恥ずかしさ等で、つい素に戻ってしまったり笑ってしまったり。
ビシッっと恋人になり切れないのもこの二人らしいところですね。

セフレ&ダチという関係が気になった、あるいは前作を楽しんだ、そういった方は是非チェックしてみてください。

これは…学園祭で「脱童貞をさせてくれる秘密の店」に行った陰キャ主人公が、担当として登場した、普段からかってきたりするカースト上位のクラスメートを流れでメチャクチャやってしまう、というお話です。
こういう関係での「からかう」というのは、イジメ・犯罪に相当することが多いのですが…今作のヒロイン(?)はそうではなく、文字通り「陽キャのノリでからかっている」だけですね。
また、「流れでメチャクチャやる」と書いていますが、「脱童貞をさせてくれる店」なわけですから…
突然強気でとかはあっても本当の意味で無理矢理ではありませんので、そういうのが苦手な方でも大丈夫かと。
大雑把に言ってしまえば、すごく巨大な主人公のアレでわからせた、ってやつですね。

自分をからかうヒロインの事をエッチ(アレ)でわからせる、そんな展開がお好きな方なら是非チェックしてみてください。

これは…みるからに陰キャテンプレで学校生活に疲れている主人公を癒やしてあげようと、先輩であるリラックス研究部の部長があれこれしてくれるお話です。
と書くと心優しい部長が部活動を兼ねて、後輩に元気を与えてくれるあったかくなるハートフルストーリー系にも思えますが…
かなりコメディ系のノリな作品だったりします。
上記のような側面もあることは確かなんですが。
リラックス研究部部長 > 部員一人だから
あれこれする癒し行為 > ドジのせいで大失敗
などといった具合なので「包みこんでくれるような天使系の先輩」というようなものをイメージしてはいけません。
公式紹介文の時点で「天然やらかし系」と書かれているので…まあそういうことです。
主人公の事を想ってしてくれている、それ自体には偽りがないので…このとんでも癒やしを通じて距離を詰めてくる先輩との関係も楽しめるかと。
ASMR的な要素としては安定の品質を誇るサークルさんですので安心なんですが…物語(彼女の挙動)的に騒がしくなりがちなので落ち着いて聞けないのが残念に思う人も多いかも。

じっくり・おだやかな癒やしではなく、コメディ系の笑える癒やしというものに興味があるならぜひ聞いてみて下さい。

これは…長い間疎遠になっていた幼馴染に、主人公の不注意で怪我をさせてしまい、そのお詫びという事でエッチな流れになるというお話です。
怪我させたからお詫びをする > 当然ですね
家に招いて応急手当てをする > 見知った仲ですし普通ですね
泥だらけだと心配されるので風呂を貸す > 幼馴染にならまぁ…
怪我で痛むので目隠しで体を洗ってもらう > そうはならんだろ…
とまぁかなり強引展開とは思われますが…疎遠になる前は一緒にサッカーやったりしててその頃から好意はあったようで。
彼女の方からの大胆なアプローチとして(挑発的な態度を取ったりもして)この状況に持ち込んだって感じですね。
ですので、怪我した子を連れ込み強引に迫ったとかではないので、無理矢理が苦手な方もご安心を。

お互いちょっとだけ素直じゃない二人が、小さなハプニングがきっかけで急接近する…そんなお話がお好きな方にはお勧めします。

これは…真夜中の散歩中に出会った売れてない地下アイドルとの、愚痴あり・相談あり・癒しあり、な一時を描いた作品です。
タイトルに「燃え尽きかけの～」とありますが、お先真っ暗な話とかそういうわけではありません。
「近頃落ち込みがちな地下アイドル」くらいの感じですね。
誰でもいいから話を聞いて欲しい…落ち込んでる時などはそう思う方も多いのではないでしょうか。
今作のヒロインもきっとそうで、たまたま出会った主人公に夜中の雑談へ付き合ってもらう事に。
今までの話、現状の話、夢の話…そういった話をコンビニで買ったお菓子を食べながらとか、あるいは耳かき等をしながらとか、そういう「ゆったりした時間」の中で語ってくれます。
その語りの内容がちゃんとしたボイスドラマとして聞けるほどのものだったりします。
また雑談・散歩に付き合ってるお礼としてしてもらえる癒し行為は、大手サークルさんならではの抜群の安定感があり安心して聞くことができます。
特に今作は「耳ふー」が豊富に用意されていて(アイドルだから肺活量に自信があるから、らしいですが)その辺が好みの方には特にささるかもしれません。
ドラマとしてはほんの少しではありますが、後日談もありそこでもたっぷりと癒やしてくれたり。

耳かき・耳ふーだけでなく、ストーリー性もあるものが好き、という贅沢な希望をお持ちの方にはぜひお勧めします。