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「やめてぇ……中に出さないでぇ……」
女性達の悲鳴が響く中、学生達にも魔の手が近付いてーーー。
「ひとつ。渇きを訴える者に近づいてはいけない」
「ひとつ。島に動く闇を見てはいけない」
「ひとつ。闇に墜ちた者は、永遠の渇きに囚われる」
主人公たちは就業旅行のさなか、興味本位でとある島を見学しようとした。
古い因習が最近まで残っていたと言われる島を。
しかしその島へ向かう手段はなく、途方に暮れていると、ミステリアスな女性の誘導で、その島へとたどり着く事が出来た。
そこは無人島。当たり前ではあるが、噂を裏付けるようなモノは無かった。
しかし、突如襲った大雨と地震をきっかけに、島は姿を変えた。
それまで木々など無かった島は姿を変えた。
不気味な山がそびえ立ち、しかも島内には人が生活している様子があった。
異変に驚き、この島を脱出しようとする一同。だが、自分たちの乗ってきた船は、自分たちをこの島に連れてきてくれた女性共々、姿を消した。
そして、どうすることもできないまま、夜が訪れた。
この島から出ることが出来なくなった一同は、島の施設で一晩を明かすこととなってしまった。
夜が更け始めた頃。
灯りもなく、人の気配の無かった島に、突如として祭の囃子が響き渡る。
主人公たちは、その音の元を探るため、移動を開始する。
それが、悲劇の始まりとも知らずに……。
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※本作品は、原作の本文・画像等を、権利者様から許諾を頂いております。
(C)どろっぷす!/hourglass
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