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「バトル妊婦 ~100万人の奴隷闘士(スレイヴス)~【デジタル特装版】」 へのレビュー
2024年09月01日 穂積 さん
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ハンバーグもチーズも好きだけどピクルスは嫌いなら「チーズハンバーガーのピクルス抜き」を注文すればいいだけの簡単な話です。 しかし、注文システムによっては細かいオーダーメイドを受け付けず固定メニューだけで選ばざるを得ない場合もあります。 自分でピクルスだけ取り除くか、我慢して食べるか、そもそもチーズバーガーを食べるのを諦めるか3択を強いられるのが人生です。 本作の表題シリーズは敗北=腹パン強制出産なので全世界の妊婦好き待望のダイナミックな安産が見所です。 しかも、サンプルにも載っているようにお腹にダミー胎児を仕込んだ身代わりの術など、あたかも格ゲーのキャラのように各選手が特技を持っているのが面白くて駆け引きのあるバトルでした。 一方で、本シリーズのもう一つの特徴は勝利≒フタナリ化陵辱です。 ごく一部に元々生えてるキャラも居ますが、基本的に初期状態は女性らしい割れ目で、勝利後に薬を接種して太くて玉付きの立派な肉棒を獲得し、産褥で動けない敗者を犯す特権が光っていました。 と言いたい所なのですが、妊婦は好きだけどフタナリは快く思わない層にとって鬼門でして、本当に全話で生えるのでピクルスを抜けず、我慢して食べざるを得ない食感の悪さが否めませんでした。 それはそれとして、常軌を逸したマタニティ格闘が他に代えがたい魅力でした。 中でも、感電では定番の人体骨格が透ける描写で、母体のみならず胎児の骨格も見えたのが妊婦を強く意識できて最高でした。 また、肉を切らせて骨を断つ捨て身の策で窮地を脱した際に真っ先にお腹の我が子を心配するのが「戦う母」を感じられて大興奮でした。 なお、このバトル妊婦シリーズの第1話(BJ417098)は別の単行本【ひみつのカルマちゃん(BJ592417)】に収録済みです。 多分まさかシリーズ化するとは思ってなくて先攻収録しちゃったパターンかもしれません。
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