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「教室の処女は催眠管理」 へのレビュー
2022年01月17日 一陣の光 さん
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個々の様々な理由から男性経験のない女の子を 催眠アプリで次々と処女喪失させてゆく男子主 人公…長篇「その純潔は奪っていい」全五話と スピンオフ短篇・一作品を収めた”しじょっこ” 先生、自身二冊目の単行本。 印象に残った収録作品は、処女と思われる子達 四人の純潔を奪い、望みを完遂した男子主人公 でしたが……な、第五話「今河ひなたの独白」。 読んでいて印象的だったのは、男子主人公の欲 望と、女の子の処女喪失に対する想いとの対比。 処女膜を破ることに傾倒し、それを遂げた途端、 急速にその子への興味を失ってゆく男子主人公 と、処女喪失後、堰を切ったようにセックスへ 走る、女の子の姿との対比が、本作の隠された 主題だったのかな、と、読後に感じました。 催眠、という手段で抑え込んでいた欲望を解放 させる登場人物を華やか描いた、長篇作でした。
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