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本来勝てるはずの相手に一方的にやられるシチュエーションは元々好きで、この作品でも最初追い詰めていた相手に後半文字通り手も足も出ずにやられる場面があり素晴らしかったです
しかしこの作品はそれだけでなく、最後に魂が引きづり出されて食べられてしまうという状況があって新鮮でした
この先転生・復活に希望を残すことも出来ないという絶望感が自身や敵の説明口調でなくシステムメッセージ調の形式で淡々と表示されるところも、違和感なく自然と状況が理解出来て好きです
通常の物理的・精神的な責めのさらにステージが上の責めという感じがとても良くて自分の中で好きなジャンルの扉が新たに開いた気がしました
何気に魂を取り込んだ魔物が成長してしまったのと、魂を失った体がその場に残っていてこの先も利用されてしまう?という敗北の余韻も良かったです