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「嫁入り妖狐は孕みたがり~昼は淑女で夜中は床上手~【R18版】1巻」 へのレビュー

モン娘への愛を感じられない

2023年09月05日   運営の弾圧でレビュアー強制引退 さん

このレビューは参考になった x 1人

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狐娘を嫁に貰う話。妖狐はモン娘系で人気があり、同人でもひっぱりだこですよね。そんな中、商業枠の連載漫画として出されたこの作品の実力はどんなものかと読んでみました。なんか起こるイベント全てが唐突だなあ。ワケアリらしい主人公のバックグラウンド、ヒロインが女の身体を手に入れられた経緯、それらの説明が一切合切省かれていてちんぷんかんぷん。

傷ついた獣の手当てがギャグマンガのような包帯ぐるぐる巻き。動物に明るいわけではなさそうです。どのタイミングで擬人化能力を得たのかはっきりしません。後天的だとすれば人語を完璧に操り服も着て性的な知識があるのはおかしい。妖怪のように自由に行き来できる存在だと都合のいい解釈をすれば、なぜ野生に戻されるまで獣の姿をしていたのか説明できない。

それにヒロインを普段は貞淑なエロ妻ってキャラ付けにするなら、いきなり夜這いさせちゃだめでしょ。しかも主導権を握ってたのはフェラまでで、セックスは正常位で誘い受けという一番がっかりな展開でした。うーん…嗜好の不一致以前に、お話としてこの流れはありえないんですよ。だって主人公は過去の出来事から、他者と親密な関係を築く事に強い抵抗を持ってるはずなんだから。懐いた狐を泣く泣く野に放ったのもそれが理由だし。

そんな彼がなすがままフェラチオされて、くぱぁされたら自分から覆いかぶさってズッコンバッコンとかおかしいよ。かわいい女の子に迫られただけで吹き飛ぶトラウマなら、わざわざ尺とって描写する価値ないよね?駆け足でいかにもページ数足りませんって雰囲気なのに、なんですぐ死ぬ設定を詰め込むのかな?そんなこんなでお話としてもオカズとしても力不足。「編集にネタ振られたから描きました」みたいな投げやりさを感じ、残念な気持ちになりました。

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