Nuove recensioni

生物学的に男女を比べた際、パワーや自己顕示欲というものは男性が勝るとされていますが、母性を前にし性欲を支配された男性はこれほどまでにか弱い生物へと成り下がるのかと認めざるを得ない構図が見て取れました。
今作の目玉であろう11ページからの作品では、女性側が100%"攻め"に徹していて、淫らな御言葉や焦らしが読者のマゾ性質を引き出す絶大なトリガーとなっています。
展開を変に弄らずに"逆転なし"とした作者さんに脱帽です。

この単行本の前半に収録されている物語は意中の男性の嫉妬心を煽り、
自らの願望を成就するために振舞う少女たちの物語で、その手段は
自らを寝取らせるといったもの。それにより嫉妬心を煽ら男性たちは
半ば強引に行為を行ってしまうという展開で、ここで心を
抉られてしまう読者も多々おられるのでは無いでしょうか。

ですが、この結果は女性陣の望んだ事なので、過激な展開では
ありますが、当人たちにはハッピーエンドなのかもしれません。
「狂気」と「純愛」は紙一重なのでしょう。

後半は多種な「肉欲」が描かれており、個人的にはビッチの話に
引っかかりを覚えました。はっきりとは描かれていませんが、
ひょっとしたら彼女は本番行為が無経験のビッチだったのでは
ないだろうか、と。

セックスには興味があるけど、破瓜の痛さを怖れ、アレの大きさを
測る為に口ではするけど本番はしない。事細かに描かれては
いませんのであくまで私の想像です。ですがそう考えると、
冒頭ビッチとして描かれていた少女がいじらしく感じませんか?
まぁ、探し物を見つけた後の行動はまさしくビッチではありましたが。

等々、深読みしようと思えばいくらでも深読み出来そうな話が多く
全てをはっきり描かないことにより、読者の想像力を喚起させる。
文学的な成年コミックのあり様の一つの形だと感じました。

登場人物の心理描写が繊細で引き込まれました!
何より画力が素晴らしすぎる…!
髪の毛の1本1本、ハイライトまで計算されて描かれているように感じました。
人物の動きの表現も各人物によって変わっていて、1コマ1コマが芸術作品と言っても過言ではなく、225ページ全て読み切るのにかなり時間がかかりました!
何よりモザイクが薄めなのが嬉しいサプライズでした。

単行本ということで、さまざまなお話そしてシチュエーションがありますが、なかでも一番好きなのはやっぱり混浴風呂に女の子が入ってくるお話。

女の子はわざわざ主人公と同じ浴槽に浸かりにくるだけでなく、すぐ目の前にお尻を突き出してきて、お尻の穴とおまんこを見せつけるシーンが主体的なえっちさと背徳感を感じてよかったです。

エロゲのテストプレイに当選した主人公。開始してみたところ、まさかのメイドさんが現れ、自分の望みを現実がするという。
ということで、好きなクラスメイトの琴里ちゃんの姿になってもらい、欲望をぶつける主人公だった。
プレイ内容自体はノーマルなラブラブものですが、今後は設定を活かしたプレイが展開されそうで楽しみです。
また、メイドさんが健気でかわいい!色んな意味で続きが楽しみです。

まさに、『 1冊まるごと女教師』です!

個人的に推したい作品は『密着 個人指導』です!!弁論大会の立候補演説することに緊張を隠せないカワイイ顔立ちの男子生徒(※童貞)にアドバイスする爆乳女教師、しおり先生――。彼が所持していた官能小説を見つけるやいなや、フェザータッチで股間をその気にさせる手コキにはじまり、『檀上内に潜んで濃厚フェラチオ奉仕』に射精我慢させながら発表リハーサルをする。こんなエロ～イ特訓を強いるしおり先生に、こちらの股間まで反応してしまいますもん♪

濃厚なおねショタを描いてきた本作。
お姉さんの魅力さもさることながら、お姉さんに翻弄され、理性をかき乱され、快楽に頬を赤く染める少年たちの姿こそ、この作品の最大の魅力だと言える。
それはあくまでも、お姉さんという異性に対して露わになるものだと思っていた。
いかに男性の見た目が可愛らしかろうと、本質は女性の官能を描くものだからなのだと。
しかし、今回の8話後編ではお姉さんという介入こそあれど、少年が別の少年の精液を口に含むシーンがある。
そしてその精液を出した少年は顔を赤らめるも、拒否反応は示していないのだ。
精液自体はお姉さんが代わりに飲むし、別に男同士での口淫シーンがあったわけでもない。
ただ少年同士がお姉さんを通してとはいえ、お互いを受け入れた。
そのことに単純な少年同士のボーイズラブとも違うような魅力とエロさがある。
結局のところこれも少年たちがお姉さんの虜になっているからにすぎず、少年たちにそうさせてしまうお姉さんの強者としての描写なのだろう。
それでも魅力的な少年に心惹かれてこの作品を読み始めた者にとっては、予想を遥かに超えた展開だった。
長々と語ってしまったがまとめると「擬似的なショタ同士の絡みありがとうございます」ということになる。

山本善々先生の最高傑作になりそうなシリーズです。

性欲を抑圧しているエルフたちが解放された姿がとにかく可愛い。前作のエデルトルートのお友達が、紹介で男娼を頼んでしまうこと、そして「凌辱」プレイを注文してしまうこと、最高にツボでした。性欲を抑え込んでしまう女性に対して、それぞれの欲望を理解して解放する男娼たちはプロ中のプロです。

エデルトルートがすっかり可愛くなっていたのも嬉しいです。絵柄まで変わってしまって…次回も楽しみです。

予想通りの展開になってきました、幸祐の本当の気持ちとそれに気づいた奏、その裏で明日歌と礼司は心も体も急接近。はたして奏ちゃんはどうする?って感じです。そして新展開、不動産夫婦のスワッピングストーリーが始まりました。不動産屋のメガネ嫁!気になってたんですよね、こちらは最初から合意のスワッピングストーリーですが、女性側が乗り気って感じで面白そうです、とっても期待してます。

今号から新連載の『濡れるってこういうことなんだ… 幼馴染とエッチな勉強会 』。
テストの点数が悪かった創也という男子が、幼馴染で成績優秀な衣千花という女子の家で勉強会をする話。
衣千花はどうやら創也の事が好きなようで、女子の部屋に来て照れている創也を見てちょっとイタズラしてみようとしたところ、流れでエッチな展開になってしまいます。
ラブラブな雰囲気というよりも、二人ともエッチ初体験なので戸惑いが感じられるシーンが初々しかった。
幼馴染み同士が一線を越え、二人の関係が今後どうなるのか注目です。