新着レビュー

寝取られものに類するジャンルだが、
ヒロイン杏が欲望に負け、精神的に転落していく様子が
秀逸な快楽堕ちものとして高く評価したい。

主人公が勝負に負けたため、
最初に不良武闘家の久里須に身を差し出したところで、
すでに彼の手管によがり鳴きさせられた杏。
もう、快楽に身体は負けているのは明らか。
その後、久里須と身体を重ねるごとに、快感を教え込まされていくものの、
ギリギリの線で踏みとどまる。
奉仕もこなし、はしたない淫語さえ口をつくようになるっても、自分は堕ちていないと強弁する。

それでも肉体は久里須とのSEXを渇望してやまない。
最終的に、杏は主人公と結ばれ道場を守りつつ、肉体は久里須との快楽を享受するという最低の裏切りを選択することに……。

真面目で朗らかな彼女が、このような貞操観念を歪ませたラストを迎えるに至る快楽描写が濃厚かつ秀逸の一言。

また、挿絵の夏桜先生の清楚さと肉感的な肢体を共存させた、杏の描画もいい仕事をしていることは特に言及しておく。

女体の肉欲が、少女の誠実さを凌駕する展開がお好みのあなたに、ぜひお勧めしたい!

作者のシオマネキさんいわく、露出というものは決して外に出向いて脱ぐだけにあらずと言った表現をされてるのが、ああなるほどなと思った次第。作品を手掛けるうえで本質を見抜き、形に置き換えるといった作業の中に気づいた輝きと言う事なんでしょう。それは読んでて本当に納得となって心に入ってきました。この魅力に気付かせてくれた本作に、とても感謝しています。

無人島に流れ着くという状況下で、いきなりおっぱいを出して誘惑してくる痴女なヒロインに優しく筆おろしされたかと思えば、熱中症で倒れたヒロインに水分を取らせるためにとアナルから舌やあそこで色々注入しちゃうなどなど極限状況下なのにあるいはだからなのかな、とんでもHが展開されるのが良かったです。最後は3PになるのでハーレムHがお好きな方にもおすすめです。

アイドルヒロインが、トップアイドルになるため自分の身体を売って調教を受ける表題作の「アイドル調教」のほか、性行為の代わりにタクシー無賃乗車を繰り返すヒロインの作品、夫婦の純愛モノ、SM夫婦モノなど多数収録された船堀斉晃さんの単行本です。船堀斉晃さんはヒロインの感じている表情が素晴らしい。
トップアイドルになるために命じられるまま男達とセックスやっちゃう、しかもそれで感じてしまう、もともと素質十分だったヒロインが開花していく「アイドル調教」がやはり良かったですね。

木田と新田が二人同時に辞めることになったため、しわ寄せが峰浦へと集まっていました。
そのストレスを忘れたいという理由で猪俣の身体を求める峰浦。
刹那的なその行動に破滅的なものを感じてしまいます。
それは気のせいではなかったようで、彼女は猪俣の身体で発散しながらも辞めることを考えていました。
猪俣の方は峰浦がなんとかしてくれるだろうと暢気に考えているのがまた性欲しかない猪俣らしいです。

着実に会社自体が危うい方向へと向かっていく中、社長と木田の飲み会があり、社長の口からある提案が……。
これはすかっとしそうな予感!
飲み会の対応でしっかり変わっているのがわかって木田に好感が持てる回でした。
早く幸せになってくれ。

タイトルに先ず、掴まれました(笑)

「交尾」と言う表現が既にドスケベである事と、
内容が非常に下品でドスケベさが溢れ出ています。

バトルでいつの間にか堕とされてしまう主人公・・・
一度堕ちてしまえば、他の子も仲間にしようと
増々ヒートアップしてしまい、元の性格が分からなくなる程
豹変します!

エッチで下品で淫らな主人公や、次々に翻弄されながら堕ちてしまう他の美少女達・・・

実用性抜群のエロスで、少し展開的にも「バカエロ」と言うイメージなので、至る所にヌキ所が満載です!
個人的にはこう言うダークじゃなくて明るい堕ち系作品は貴重だと思っていますので、大好きです!

ちょっとマンネリ的な感じになられた方は一度この様なはっちゃけた作品を読んでもらえたらきっと楽しいだろうなと思います。

タイトル通り、本当に交尾がめちゃくちゃ気持ちいいのだろうなと明確に伝わって来る作品でもあります!

留学を終え帰ってきた健二を迎える羽瑠。
健二がミリタリーベレー帽を被っているのは、原作が韓国で軍役から帰ってきたからなんでしょうね。

今まで出来なかったことを発散するために早速ホテルへと向かう二人。
二人のイチャイチャとしたやり取りが愛し合うカップルといった感じで微笑ましいです。
今回は前遊のみでしたが、次はいよいよ本番。
久しぶりの逢瀬に羽瑠がどう乱れるのか楽しみですね。

一時は果歩に謝罪をした正人の浮気相手であるキンパツさんでしたが、果歩に煽られ、一転ブチギレ
忠告を聞かずに、目の前でのセックスを強要してくる彼女に乗っかり、正人との不義の契を断行します

もはや完全に、女性陣に押されて萎縮してしまっている正人は、キンパツさんにされるがまま、ベッドへ…

正人はもはや、果歩と2人きりの関係では息が詰まるだけだということに気づいたようですが、この3人の関係の着地点は…?

ついに、尊敬する義父である会長が、若い女のペットに成り下がっていることを知ってしまった大智

しかし彼は、あの尊敬する義父が、ここまで見事に堕ちてしまっているのを見て、自分も家族にこの調教を施したいと考えたようです

彼は、自身の恥部がバレてしまい、意気消沈している義父を"手始めに"コントロールするつもりのようで、巧みに「尊敬していた義父に幻滅する義息」を演じてみせるのでした

公式の作品解説が濃厚すぎてレビューで書けることが少ないってば(誉め言葉)

男の側にせよ女の側にせよ、普通の外観の男女たちが、めくるめく性の世界に巻き込まれ「ナガサレ」る世界観を描くCuvieサン王道のエロが詰まった安定感のある単行本。良くも悪くもいつものCuvieサンのクオリティで、間違いや失望もないとは思うが、大きな驚きや感動もそう期待するものではないと思う。

・男の側がナガサレるのが「くいしんぼ(JD)」「並行世界の俺にえろかわ彼女がいた件について(JD)」「優等生(社会人?)」

・女の側がナガサレるのが「broken(JK)」「似たもの姉妹の変身(JD&JK)」

・一緒にナガサレるのが「Xday(JK)」「もののけ(人妻)」

展開もキャラ属性もバランス良く、きっとどれかにはヒットするだろう。多少強引な展開はあるが、レイプのようなハードな展開はないし、総じて「ぱっと見はそうと見えない普通の男女が実は性にずぶずぶでした/ずぶずぶにハマっていきました」という展開ゆえ、キャラクターもそこまでキャッチーではない。

このパッと見の普通さ(特に大学生描写の自然さ)がCuvie作品の良さだとは思うが、他の作品で作風を知ってからの方が楽しめる単行本であり、Cuvieワールドの入門編ではないかもしれない。

男やもめが欲求不満妻との青姦にハマる「もののけ」と、根暗ゆえ告白に玉砕してしまったヒロインが友人の勧めもありチャラそうな男に紹介されてしまった「broken」が展開までの溜めと、開放される絡みの濃厚さのギャップが大きい秀作かと思うが、単にぼくがダウナー系の黒髪ロングが好きなだけかもしれない。