瀬良的鑒賞一覽

某DQ漫画の女性キャラを題材にしたHTMLコミックです。未だに根強い人気を誇るメインヒロイン2人と、本家では少々影の薄かった女賢者2人がモンスター他の餌食になるといった内容ですが、触手やモンスター姦というよりもただの輪姦になってしまっている感じが強いのが残念です。
絵柄はサンプルのように、原作の雰囲気を再現しながらエロチックな書き方が出来ている点は好印象。また、47ページに及ぶカラーというのも圧巻です。ただ、構図が変わった際や複数キャラクターが書かれている所などでは、少々絵柄の乱れや構図の乱れが見えるのが残念な所です。また、説明やサンプル絵からは触手系と取れる感じですが、あまり触手というほどのものはありません。汁描写は濃厚ながら、少々汁が出てくる場面が少ない気がします。表情描写は悪くは無いのですが、正直もう一歩足りない感じ。
総評として、原作ファンで陵辱好きならば買っても良いと思います。ただ、端々の詰めの甘さや、ラストシーンが少々尻切れトンボというか「続く」と書かれていてもおかしくない感じである事など、細かな部分でのマイナスがあるので、そういったところに気が散ってしまう方には向かないかもしれません。また、個人的にはサンプル絵から孕みアリと思ったのですが、実際には孕みではなかったのが残念でした。

スーパー○ボット○戦風のシミュレーションゲーム作成ツール、SRCで作成されたFA○E/stay n○ght風のシナリオなシミュレーションゲームです。ただし、作者サークルさんであるだぶるくろすさんの既存の作品のキャラクタが多く出ているため、まずはそちらのプレイをする事をお勧めします。
絵は同サークルのRTTさんが担当しています。安定して高いクオリティの絵柄ですが、一枚絵等は数が少なく、オマケ的な印象が強い感じです。
システム面はSRCのデフォルトのままです。SRCを知らない方に説明するならば、スーパー○ボット○戦α(第1次)に近いものだと思えば間違いはありません。
見所としては、FATEの世界観を下敷きにしているものの、シナリオの展開やキャラクタの描写に独特の味がある所や、既存作品のキャラクタが上手く配置されている所が目に付きます。
総評として、だぶるくろすさんの作品をプレイしたことのある方にはお勧めできます。また、サークルさんのページに置いてある既存の作品(フリーウェア)をプレイしてみて気に入った方にもお勧めです。

成年誌等で活躍しているシルエットさくらさんが絵を担当している触手エロゲー。パッと見には可愛らしい絵柄ですが、説明の通りに非常にハードコアな内容。半分萌え系な触手物を期待していると痛い目に遭うかも知れません。
絵柄は、シルエットさくらさんの名を知っている人ならば知っての通りに高クオリティ。一見して少女漫画のような可愛らしい絵柄ながら、非常に濃く、且つハードな内容になっています。ただし、シチュエーション的にいってエロとグロの境界線辺りのものが多く含まれているので、氏賀Y太さんの作品を全く受け付けないような方は見ないほうが良いかもしれません。汁描写は極めて濃厚。表情描写もハードで素晴らしい物となってます。
総評として、絵は流石にプロの漫画家さんが担当しているだけあって高クオリティです。また、シチュエーションには一切の妥協・手加減が無く、とことんまでに触手陵辱が行われているので、そういった嗜好の方にはたまらないでしょう。が、文章には幾分難があり、似たような表現の連続や興をそぐような描写、不必要そうな裏設定の説明などが時折挟まれるので、そういった面に拒否感を覚える方にはお勧めできないかもしれません。また、所謂エロゲー的な体裁をとってはいるのですが、シーン回想やCGモードはありません。通しでプレイして、好みのシーンでセーブしておくしかありません。正直な所、こういった面での不具合が幾分作品としての価値を下げているような気もします。

本格派寝取られ系エロゲーです。絵柄に癖があり、音声が無く、内容も非常に人を選ぶ出来ですが、そのシチュエーションや堕ちていく過程の描き方には光るものがある作品と思います。
絵柄は、サンプルからも解るように非常に独特で、この時点で受け入れられない人もいるかもしれません。ただ、この絵柄を作者さんの『味』と捉えるならば、絵のクオリティが急落する事も無く、丁寧な作りといえるかもしれません。汁描写はそこそこに濃厚。表情描写も悪くはありません。
寝取られるまでの描き方はかなり良いもので、寝取られ好き垂涎のネタである「他人の子供を孕まされる+夫に見せつけ」のコンボがあることも高評価です。また、シナリオが大きく2本に分かれているため、見た目よりもボリュームがある点も好印象でしょう。
総評として、寝取られが好きでこの独特な絵柄を受け入れられるならばお勧めです。正直なところ、絵柄だけで拒否されてしまうのが勿体無い作品だと思います。

徹頭徹尾陵辱三昧のHTMLコミックです。基本的に一切の救いがなく、ほとんどのシーンで性描写が出てくるほどに内容が濃く、その手の嗜好がある人にとってはかなりの実用性がある作品といえるでしょう。
絵柄は、サンプルからも解るように結構独特ではありますが、肉感的でエロチックな描き方がされていると思います。汁描写は非常にコッテリと濃厚、表情描写は上手く陵辱される絶望感が表せていると思います。なお、出てくる女性はサンプルの二人ですので、見ての通りにガチロリとロリ巨乳です。ロリ嫌いにはお勧めは出来ないかもしれません。
総評として、強姦・輪姦が好きな方や、そういったものに拒否感がなくロリが好きな方にはかなりお勧めできます。また、汁描写が非常に良い出来なので汁好きにもお勧めです。反面、ネーミングからいってそういった人は見ないでしょうが、愛の無いセックスは受け入れられないといったような方、陵辱・強姦を許せない方には絶対お勧めできません。

パッと見は所謂萌系の絵柄で、軍+萌でお気楽シムだろうといった感じだが、実際の所は非常に良く出来た(そしてシビアな)戦略シミュレーションとなっている。
プレイできる時期は第二次世界大戦におけるドイツのポーランド侵攻からで、使用できる国家はドイツ・ソ連・イギリスの三カ国。資金と資材をやりくりして施設や兵器を作成するといった、大戦略系統のシミュレーションで、特別に奇抜なシステムといったものは無いといっていい。ただし、あらゆる面においてバランスが良く調整されていて、無目的な建築や製造を繰り返していると、あっという間に攻め滅ぼされてしまう程にシビアなつくりになっている。かといって、理不尽な難易度というわけでもなく、建物の効率性や兵器のコストパフォーマンス、相性などを考慮に入れて戦略を組めば勝つ事は難しくない。が、特定の条件が揃うとイベントが起こるつくりになっているのだが、その条件が余りにも難しい(解りにくい)場合があり、そういった面での不自由さはある。
絵に関しては、サンプルを見ての通りかわいらしい萌系の絵柄で、全体的にクオリティは高いと考えていいと思う。ただし、メインはやはり戦略シムなので、Hシーンや一枚絵はあくまでもオマケ程度であると考えた方がいい。汁描写、表情描写は特筆するほどのものとは言えない。
総評として、「大戦略」や「提督の決断」、「信長の野望」のように戦略性の高いシミュレーションが好きな方にはお勧めできる作品と思う。見た目にだまされずにプレイしてみるといいかもしれません。ちなみに、修正パッチが相当数出ていますので、購入してプレイする際には必ず当てることをお勧めします。

まずはじめに書いておくべきなのは、この作品は所謂寝取られモノではありません。確かに人妻モノで堕ちモノなのですが、半分以上旦那が望んでしている事なので、「ラブラブだったのに見知らぬ男に抱かれて悔しい、でも勃っちゃう」といった、真性の寝取られ好きには少々物足りない所があるかもしれません。ただし、シチュエーションはしっかりと練られた物で、堕ちる過程もちゃんと書かれているのは好感が持てますし、決してエロくないというわけではなく、むしろ寝取らせエロゲーと考えるならかなりの出来と思います。
絵は、あまり流行の絵柄・萌系といったものではなく、多少癖の強いところのある絵ではありますが、全体的に崩れているわけではなく、無難に纏まっている絵だと思います。出てくる女性はトップ絵の「奥さん」一人なので、このキャラクターが気に入らないのであればお勧めはできないかもしれません。汁描写はドギツイというほどのものではなく、ほどほど。表情描写はかなり熱の入った所があるように思います。
総評として、寝取らせ好きは文句なしにお勧めです。また、寝取られ好きで、且つある程度の補正をかけられるのであればお勧めできます。当然、逆にそういった属性を嫌う方にはお勧めできません。

異種和姦の雄として名高い悦卵のＣＧ集第２弾。前作の身篭姫はどちらかと言えば洋風な世界観でしたが、今作は和・中華風の世界観になってます。
ネット上での活動から、ここのお蔭で異種姦物に目覚めたとさえ言われることの多い悦卵ですが、その最大の特徴は、世に数ある異種姦物の中では少々異彩を放つ「異種和姦」であるという事です。触手姦やモンスター姦というと、どうしても無理矢理なイメージか、或いは媚薬なりなんなりで淫乱化というのが定番ですが、悦卵の作品のほとんどはしっかりとした愛情のある和姦として書かれているのです。それゆえ、「異種姦は興味あるけど無理矢理は嫌」とか、「触手に絡まれて即陥落ってのも味気無い」といった方にもお勧めできるものであると思います。
絵柄は、見ての通り少々癖のある画風ですが、女性キャラも化け物キャラもしっかりと書き込まれているし、汁描写・表情描写共にとびっきりの出来です。ただし、女性キャラクターはどちらかと言えばロリであることと、基本的に化け物以外との行為はないこと、孕み・出産があることは注意しておいた方がいいです。いずれか一つでも受け入れられない場合は、まず向きません。
総評として、異種姦好き・孕み好きにはかなりお勧めです。また、ロリ好きでそういった属性に嫌悪感が無い方にもお勧めします。なお、作者様のページでは近い形の作品が幾つか展示されているので、もしこの作品で異種和姦に興味を持ったならば、一度行ってみるといいかもしれません。

水色散歩道以来待望の新作であり、犬と猫の正式なシェアウェア第一弾の海洋レストラン☆海猫亭。フリーウェアからシェアウェアに移行するとクオリティが下がるというジンクスを破り、見事に犬と猫的なやり込みゲームとして出来上がっている作品です。
これまでもフリーウェアの世界で４作品程やり込み系シミュレーションを発表してきた同人サークル犬と猫ですが、シェアウェアを発表するに当たりこれまで以上のクオリティを期待されていました。それを裏切ることなく、第二作「レミュオールの錬金術師」並みの手軽さと、第四作「水色散歩道」並みのやり込み度を兼ね備えた良作です。
わがままな美少女キャラクター「イヴ」を主役として、旧作ファンにはおなじみの海洋都市イシュワルドを舞台にレストラン経営をするこのゲーム、最初にお店を軌道に乗せるまでが大変ですが、一度コツを掴めばプレイ自体は難しいものではありません。拘りがなければ、時間は多少かかるかもしれませんがクリアは簡単です。むしろこのゲームの本質はクリアした後のやり込みにこそあるのです。全パラメーターを最高にしたり、全てのアイテムを揃えたりとなると、一週間や二週間では終わらない程にやりがいのあるゲームになります。
絵は多少特徴的ですが、決して下手というわけではなく、むしろプレイに彩を添えてくれていい感じと思います。ただ、一枚絵としての綺麗さや、所謂萌えキャラを求めている人には物足りないかもしれません。
総評として、旧作からのファンは間違いなく買いです。また、やり込み系（コンシューマーだとディスガイアとか）が好きな人も買いと思います。もしこのゲームから入った方は、フリーウェアの方もやってみるといいかもしれません。ただし、基本的に１０時間どころか１００時間ほどは食いますし、一度やり始めると止め処を失ってしまう中毒性があります。時間に余裕の無い方には危険な代物です。

某国民的ＲＰＧ５の王女様（金髪バージョン）を題材にしたＨＴＭＬノベルです。
内容は、簡単に言えば王女様が秘密の宿屋でご奉仕をするといったもので、特にキワドイシチュエーションはありません。が、前戯から本番（前・後両方）まで、ベーシックながらしっかりとした仕上がりのシーンだてをしているのは好感が持てます。
絵はサンプルのものを見ても解るように高水準。決してクオリティが下がるという事はありません。ただし、出てくるのは完全に王女様一人だけ（一応数箇所相手役の親父キャラが顔を覗かせますが）なので、ロリ以外を求める人には向いて無いです。他、汁描写や表情描写等も高いレベルにあると思います。
文章は、説明にあるように所謂絵本的な文章です。エロゲーライクな文章を期待していると拍子抜けするかもしれません。個人的には、読み物としては面白いのですがもう少しドぎつい表現が欲しかったところです。ただ、地の文は確かに絵本的なのですが、王女様の台詞に関しては幾分エロゲー的なところもあるので、決して実用性は低くないと思います。
また、オマケとして着せ替えを楽しむ事も出来ます。こちらは台詞は殆ど無いようなものなので、絵だけで楽しむ形になると思います。
総評として、値段対効果としては決して悪くない出来とは思いますが、属性といい文章形といい、少々人を選ぶ所のある作品かもしれません。ロリが好きで、且つ絵本的な文章でも違和感なく読める方なら買っても損は無いと思います。