Elenco recensioni di 三色産うなぎパイ

寝とられ作品の中で人生を過ごす主人公は2度目の裏切りにあうのです。
その話の作り方自体が新鮮な気がします。負けぬ。挫けぬ。そんな引きこもりになって鬱エンドとなってもいいところを生きようとする男。その男をもう一度奈落に落とす。そんなお話です。

前説だけでも凄まじいので、本編をプレイしたならば、もっとすごい。男そっちのけで乱れる天使を拝むことが出来ます。

ふたなり堕ちなお話なのですが、見せ方にいろいろと変化があります。毎度ちょっとした変化とシチュエーションを加えて、面白さが持続しているのでまだまだ楽しめそうな作品です。

邪道な展開で堕ちたあとの序列問題とか、ナノマシーンをパラライズしたりとか、息継ぎしながら続編が紡がれるとそれはそれで追っかけ冥利となったりします。(願望駄々漏れ)

最近は寝とられだったり、アバズレだったりパンチの効いた話が流行ったりもしますが、純愛的なこういう作品も良いものです。

プレイを沢山こなすのではなく、いろいろな角度から一瞬を切り取る同人漫画だからこそ出来る表現のような気がするのは、生活が慌ただしいからかもしれません。

とりあえず、そこにあるかもしれないノスタルジーと現実味のあるショタ展開を味わってみてはいかがでしょうか。

風紀委員的な話は発展のさせ方が本当に広いですね。
限られたページの中であれやこれやとされるわけなのですが、濃縮されたプレイの数々と最後のくだりの用意の仕方など個性を楽しめました。
指導教師的な話もレールは似ているのかもしれません。

どれが一番という話ではないのですが、見識を広げる意味で、掘り起こす作業は楽しいものです。

今回はふたなり率も若干高い感じがしました。
魔女裁判とか、巫女の陥落、ハーレムエンドなど。比較的クスクス楽しめる話が多い印象です。
暗い凌辱ばかりではなく。こんな感じもいいのかもしれません。

『ライディン』に関しては勉強不足でしたが、なんとも展開が面白く続いていく話の安心感がありますね。

なかには凌辱モノもありましたので、いろいろ詰まった一冊です。

『目覚めると(以下略)』の展開も徐々に顕になってきました。
部員不祥事モノの展開はなんとなく。最近見ていなかったので｢面白い!｣と唸ってしまいました。
前編後編に別れる話もありますので、やや展開を読むのは作者別の単行本の方がいいのかもしれませんが、衣装のデザインを見たりすると、その当時の流行り廃りを感じられるのでなかなか楽しめます。

続編モノも多いのですが、個人的に度肝を抜いた『ワルプルギスの夜の卵調教から話が始まるあたり、なかなかインパクトがあると感じました。

その他に姫姉妹モノのお話では妙に金玉に力が入っている気がしたのでで、おお、こいつは逆らえないと感銘を受けました。

アンソロジーなどで抽出されて読んだこともある作品も多いのですが、本棚から引っ張りだすより、意外な発見を楽しめました。

代表作の女教師寝とりモノ以外にも様々な関係性が崩壊しております。

崩れる前の日常があってこその落差、しかし、ページ配分はなかなか自由にはならない。1コマ1コマに日常にあるはずの信頼を刻み込む。時には不安の影を刺し込んで、結末まで進んで行きます。

心をポッキリ折って居るようでそう簡単には流れていかない未練も見ものです。

調教モノが、ただ淫乱女製造秘話となってしまう過激な話も多い中、教育的指導できっちり仕上げをしている作品です!

いろいろな属性を挟みつつ、尽くしつつ満たされるそんなシチュエーションを描いています。
寝とられのような絶望感はないのですが、快楽を長く得る方法や作法がベッタリと貼り付いたヒロインの思想は面白味があります。

｢上の口ではなんと言っても、下の口は正直だな｣といった決まり文句を聞いたり、読んだりしたことはあるとおもうのですが、今回の武道娘は口も正直なので、展開として嘘偽りなく喘いでいます!!

不良と優等生の寝とられモノの展開を踏みつつ先の条件で調教で徐々に変わっていく体が克明に記録されているように感じました。