Liste des critiques de 三色産うなぎパイ

キーワード調教モノらしい作品です。
元々、パブロフの犬的なからくりは漫画で描くにはページ数が厳しい話ですので、取り組む事に称賛を与えべきなのかも知れません。

1ページ。｢だめ｣｢溜めて｣｢狙って｣｢ほら｣｢いいよ、『イケ』｣｢ナイス! 特大ホームランね｣
というようなページが挟まっていたのなら、ネタの完成度が増したのかも知れません。
そんな架空のページを欲するほど伸び代のあるネタとして応援したい作品です。

頼もしいはずの大人が汚らわしい大人だった。しかし、体が馴れてしまうと……という展開です。

ページ数の中でインパクトのある絵がバンバン出てくるのですが、馴染んでいく心と体を文章だけで表現する日記に、何かしらの高鳴りを得たりもしました。

ページ数が許すなら、幸せな結婚生活を始めた夫婦に思い出でのアルバムを捲らせたいものです。

この作品は冷たい氷を泥々に溶かすような、溶けてなお、形が残る。そんな凛々しい女を堕とす展開でした。

ガードの硬い女性像をしっかり描く。しかし、横にはノーガードウェルカムさんがいる。そのアンバランスさと事情をしる読者の共犯性。

物語が共犯行為に至る時、それを望んだ我々も同じく背徳の汁を啜っているのかも知れません。

悪意のない色仕掛け的な話でした。特記するべきは恋愛が一対一なのに対して、これは、二人がかりという点です。

想像してください。ナチュラルな性行為では手に入れられない享楽を得られてそれに流されない男が居ようか!
いや、居ない。

そして、彼女の予感が描かれる終盤描写に、寝とられの鉄則があるような気がしました。

この展開は結構好きなので、行間の見えない部分に、｢弟の淫らな声を聞いていると｣とか、｢これがAVオナニーなの!｣とか、なんにかしらのヒビが心に刻まれたのだろうと考えてもう一度読み返したりしていました。

意欲的に新しい表現に取り組まれているので、読者も付いていけるように想像力を鍛えてより楽しめるようにしたいものです。

バリエーションが豊富で全体を通して男の子が女性のなすがままになる。そんな展開でした。

ドキドキするのが女性との触れ合いよりも、恥ずかし己の状態というこの重要な部分がぶれない点になんちゃってではない。ガチなフェチズムを感じました。

その情熱の数々をリーズナブルに体験できるので、入門にどうぞ。愛好家も必見です!

構成に驚きつつ、勢いでアナルにたどり着きました。こういう展開はなんとも面白い。

抽象的な発言では伝わらないので、アナルプレイ以外もありますが、一番アナルが好きな女の子が見えてくるのでそれを探している方はどうぞ!
一頁にみっしりと描かれる後ろの性交とか、見せ方が上手いと思う作品でした。

サンプルを読むほどに本編は衝撃的!

潜入捜査の実績と過去の不幸が裏表の違いで良い具合に意味を変えていく話でした。

調教という過程を丁寧に書きつつ、伏線として淫行を重ね、結果罠に落ちるのですが、正義がぶれていないような終わり方だったりもしました。

調教師側の価値観として落とし前をつけさせるが主なテーマであり、愛などの情が芽生えない点も好みの別れる部分かも知れません。

寝とられのパターンで予想を超えた作品に出会った気がしました。
別れ話が突然にいうのはわかるのですが、そのページ数がなんともこの作品の質に関わる部分なのです。

詳細は読んでみて頂ければと思うのですが、説得力と未来に対する示唆など物語としてもよくよく読ませて頂ける話となっていましたので、金額が問題なのなら母親を質に入れてでも買え!(不適切な発言)

ほぼ公式本です。

ifストーリーの同人漫画と設定資料集という豪華な内容でした。

本編をプレイした後の方が内容がわかり易いのですが、あえて知らない方に紹介するならば、キャラクターに興味を持って、本編にある悪堕ちルートを探し始めるのも乙な出会いだと思いますので、キャラクターメーキングの裏話などを楽しみつつ、最新作前にゲームも楽しみましょう!