ルナマリア的赏析一览

美麗な絵でさらりと流れるように描写されるハードエロスに目を奪われると思うのですが、
筆者としては一番特筆すべきは独特の世界観、倫理観だと思います。
快楽調教として男女問わず多くの者に身体をなぶられるヒロイン、
ただしなぶる側の人間に悪人とでもいうのでしょうか、ヒロインに攻撃的な感情を持つ者が一人もいないのです。
ただ快楽に溺れさせてあげようとする(=ご主人様、旦那様の意向に沿っている)んですよね。
この不思議な快楽のぬるま湯風の世界観がとてもツボりました。
ヨールキ・パールキさんの作品の中で一番好きです。

絵が可愛いです。特にヒロインラティーファの顔が非常に好み。
攻略対象のイケメン二人も格好よく描かれていて、
Hシーンでも男女の描写のバランスがいいCGが多かったと思います。
シナリオは思ったよりあっさり風味でしたがそれは欠点ではなく、サクッとプレイできるHありの同人乙女ゲームとしてはいいと思います。
あと音楽が素晴らしい。アラビアンナイトな雰囲気がとてもよく出ていました。
ラティーファにも声がほしかったですがこれは一部ユーザーの欲ですね。
アッシュとマーリク、個人的にはアッシュ派です。

まさかスファンの音声が出るなんて!
内容は「スファンの音声作品」と聞いて期待するものがすべて詰まっていました。
猥雑な街での出会い、彼の語る「お城」の歴史、セックスが上手い男にリードされての濃厚な濡れ場、
そして謎めきながらもすべてを知っていて、愛してくれるスファンの器の大きさ、感動的でいい終わり方でした。
おまけのシャンプートラックもASMR好きにはたまらないいい音です。

Hシーンはとにかく場慣れしていることがわかるスファンの言い回しが心地よく、エロいですね。
ヒロイン(聞き手)が恥ずかしくなっているところで絶妙に、
「変態っぽくてごめんね」「…でもして欲しいなぁ」と言ってくるのがずるい男ですよ。
何回も潮吹きさせてヒロインすら知らなかった弱いところを教えてくるシーンがグッときました。

「芙蓉の浄土に安き給う」のスピンオフですが、
サークル人も言っていたように、この音声はゲームを知らなくても楽しめると思います。
ただスファンはゲームでもいい味を出しているので、音声で気に入ったらゲームもオススメです。

それから台本が同梱されているのはとても助かりました。
読みながら聴いてシナリオをじっくりと噛みしめることができる。
他にもスファンの細かいプロフィールが載っていたりととにかくスファンを気に入った人になら絶対おすすめ。
いい作品をありがとうございました。

紹介文にも「羞恥まじりのMプレイが好きな人向けです」とありますが、想像以上でした。

篠崎様(様をつけずにはいられません)のプレイは、M向けにしてはソフト。
ハードなのは電マ押しつけ連続絶頂くらい?舌の肥えたMなら「その程度か」と思うはず。
そこです。
篠崎様はそのMの怠慢、傲慢を「言葉」で突いてきます。
「ひぃっ」と声が上がったのはトラック7。
篠崎様がプレイ中に「可愛い、好き」と言ったのを信じてしまったヒロインに対する仕打ち。
やばすぎます。聞いていて気が狂いそうでした。恥ずかしすぎて。
「そこだけは絶対いじめないでくれ～!」という部分を一撃必殺のように踏み抜いてきます。

しかしその恥辱凌辱だけで終わらないのがこの作品の凄いところで、
それまではヒロインの欲望を、言葉で辱めながらも叶えてあげるだけだった篠崎様が、
まったくブレないドMっぷりにあてられて、
自分の嗜虐欲を爆発させるのが最高なんです。
篠崎様とヒロインは磁石のように惹かれ合う…運命の出会いですよ。
完全なるハッピーエンドです。
この、マゾとしての尊厳?をぐちゃぐちゃにされた後に全肯定されるというのが、
電子ドラッグのような快感を生み出してきます。すさまじいです。

シナリオが衝撃的すぎてそこにばかり言及してしまいましたが声も最高です。
スキマチェリーさんに当たるのは二度目ですが、今回も素晴らしい演技でした。

ちらっと思ったのですがマゾっ気がない人のほうがサラリと聴けるんじゃないかと。
Mの自覚がある人ほど篠崎様の言うことが刺さって抜けなくなるようになっている気がする。
かく言う筆者も自分は寝転がってるから勝手に責めてほしいみたいな意識の低いMなので、もう参りました。
篠崎様に認めてもらえる勤勉なMになろうと、せめてもの気持ちでこんな長い感想を書きました。
Mに幸あれ。

女性向け百合音声、しかも声優さんが手塚りょうこさん!
もうこれは買わずにはいられないです。
ジャケットイラストの通りの妖艶な女性が「ですわ」「ですの」口調でやってくる序盤からもうゾクゾクが止まりません。
この「Apparition」シリーズは初なのですが、人の姿をした物の怪にかどわかされるがテーマということで、手塚さん演じる紗千香は女郎蜘蛛です。
ヒロインは紹介文にもありますがなかなか悲惨な状況にあり、そんな状態で紗千香が救いという糸を垂らしてくれるのですから、
惑わされてしまっても仕方ないです。
妖艶なボイスで「わたくしが抱きしめてあげる」「あなたはなにも悪くない」なんて言われたら、ね!
そこから始まる転落…いや幸福への道のりは圧巻。
当然濡れ場も手塚さんですから何の心配もいりません。
シナリオも序盤から謎めいた言葉遣いで紗千香とヒロインの関係性をにおわせて最後まで聞かせる力のあるいいものでした。

個人的に珍しいなと思ったのがマルチエンディングと、
一部のシーンでBGMがあること。
エンディングは………筆者はメリーバッドエンドを選んじゃうなぁ。

もはや説明不要な池咲ミサ先生の「娼年」シリーズ。
実本を持っているのですが、描きおろし特典の魅力に抗えずDLsiteでも買ってしまいました。
まずその描きおろしイラストはシチュエーションが最高でした。
残念ながら?エロイラストではなく健全なものですが、その人選か!という、
この作品を気に入った人なら間違いなくズキュンとくる美麗なイラストです。

内容は聖少女ジャンヌと共に語られることの多いジル・ド・レェ、
その史実をモデルにした美少年凌辱ものですが、
たとえ美少年、女装少年に興味のない、言ってしまえばノンケの方でもとても手が出しやすい美麗な絵柄、
しかし逆に目の肥えた美少年マニアも満足できるエロ描写、
そして両者をうならせるはかないストーリーの運びが素晴らしく、漫画としてとても完成度が高いです。
個人的には最後、本当に切なかった。

エロ目線で見るなら「劇」のあとに「ジャンヌ」が「お芝居の続きだ」と自分に言い聞かせながら
下種な男たちに媚びていくシーンがとてもお気に入りですね。
この「ジャンヌ」はたまらない、妖艶な魅力に満ち溢れていますよ。

それから池咲先生もあとがきで少し存在に触れていましたが、
なにより気に入ったのは悪の手先プレラーティのデザイン!!
あのワルすぎる目つき!!
彼で一冊本を出していただきたい!と思うほどです!

他にもフィギュア(くそっ、欲しかった!)の紹介や
キャラクターデザインなどおまけ要素も充実していて大満足の一冊です。
電子書籍ならいくら食い入るようにめくってもページが汚れないし、
紙の本を持っている人にも改めておすすめしたいです。

え?え?聴いていると脳がバグります。
元々美少女ゲームやASMR好きだった自分が、
何かの拍子に乙女ゲームや女性向け音声の深みにはまり、それなりの数の「イケメンボイス」を聞いてきたという自負がありましたが、
こんなに喘ぎ声が「女の子」な「男性声優」は初めてです。
どういうことなの?ってこのレビューを読んでる人は思うかもしれません。筆者もよくわかりません。とにかく女の子なんです。
しかも普段からなよなよしている声なのかというとそんなこともない…
普通のシーンでは普通にイケボをしている…
なぜ?なぜこんなに女の子みたいに聞こえるのか?
すごいことにこの作品の場合「喘ぎ声が女の子っぽい」はまったくマイナス要素ではないです。実に最高のキャスティングと言えるでしょう。
新感覚を体験したい人にオススメです。
調べてみたら女攻め要素のある作品に複数出ている声優なようなのでちょっとそのへんも買ってみます。
あれ?なんか戻れない道を来ている気がするな。

このサークルは男性向けフロアの寝取られもので知り、普段は女性向けの作品を描いているということにかなり驚きました。
読んでみると男性向けと女性向けのかなりいいとこどりという感じで素晴らしいです。
男のセクシーな体つきや愛され描写(女性向け)、
女の子のムチムチした体に愛らしい顔、膣内射精や子宮断面図描写(男性向け)、
これらの幸福なマリアージュがありました。
リエールカが可愛すぎるのです。触りたいこのおっぱい!

乙女ゲー風、三人(うち一人は今作にはほとんど出ません)の男性を続編でルート選択のように選ぶ作風らしく、続編の発売が待たれますね。
ちなみに今作だけでも濃厚な3Pが楽しめるのでそこは心配無用です。

アトリエマゾの作品の中でも足責め特化の作品。
ちょろい大学生からパパ活おじさんまでもが、たった一人の女の子様の「足&脚」の前に敗北して無様な姿をさらします。
なによりイイのが女の子様が絶対的な強者で、男は捕食される獲物でしかないというのが何度も重ねて描写される点。
そして、これは個人的な好みですが攻め手の女の子が一人に絞られているのがとてもよかったです。プレイのバリエーションは相手の男によって出されているタイプ。
脚フェチのMにはかなりおすすめ。筆者のナニも踏んでくれ!

女性向けのエロ漫画ですが、美少女、美青年のどちらかが好きなら、
どちらも好きならより満足できる漫画です。
異種族の双子男(イケメン)に秘密を持った巨乳魔女が催眠をかけられ、
事後は記憶を消される状態で何度も何度もセックスされ…という内容。
ネタバレになってしまいますが催眠がとけてセックスバレする展開あり。
断面図や膣内射精の描写が素晴らしい。
またキャラ立ても巧みで、魔女とヤリたい、積極的にセックスするテオ、
魔女の秘密を暴くことが一番の目的であまりガツガツしてこないセオドアの差が面白かったですね。

そしてDL特典のおまけ漫画を読んだらなんと続編があるとのこと!
早く読みたいですね!