Elenco recensioni di ルナマリア

レビューを投稿するのは初ですが、実は買いまくっているアトリエマゾ。
特に近頃筆者の中で空前の足コキブームで、読み返したところ……あぁ五臓六腑にしみわたる。
逆転一切なし、情けない男が女の子様たちに徹底的に足でいじめられる展開です。最高です。
身体に負ける喜びを教えられてしまい、心も折れてしまうという展開で、
足でキツめに踏まれたりもしますが受け手の男がかなり感じているので、
ソフトM、足プレイ好きかも?レベルの人でも読みやすいと思います。

出演の片桐良一という方を別のサークルのゲームで知り、
魅力的なジャケットイラストもあり購入したのですが、
思ったよりもダークネスで官能的なストーリーでした。
特に「シア」が本来の姿をさらけ出して、ヒロインが騙してたのね!的に騒ぐ(想像ですが)ときの絶望と、
シアの優越感たっぷりの愉悦はすさまじかった。
異形に弄ばれたいという欲求のある人は聞いて損はないですよ。
別サークルで聞いたときはおじさん声だった片桐良一さんですが、
今回は大変色っぽい青年ボイスです。

原画にそそられ久々にピンポイントのゲームに手を出しましたが当たりでした。
気高き姫騎士がタイトル通りブザマな奴隷に堕落させられる、ただそれだけですがそれがいい。
ヒロインは媚薬や淫紋で身体の感度を上げられながらも、心は国民を守るためにだいぶ健闘します。
とくに印象に残っているのは敗戦した自国に返り、自国民たちの前で無様な踊りを見せるシーン。
ヒロインを信じていた民衆たちにどよめきが走るすさまじさといったらないですね。
しいて不満を言うならCG枚数がちょっと少ないかなと思いますが、かわりに立ち絵、服装のバリエーションが豊富なのでまぁ妥当でしょうか。

このサークルの動画は男の娘モノから入りましたが、今回はふたなりガールの動画。
ヌルヌル動くなめらかさはいつも通りに、今回は肌やモザイク越しでもわかる性器の質感などいい意味で生々しさが倍増しており非常にGOOD!
また、ループ動画を一本にまとめた作品と説明にあり、
もう少し単調なものを想像していたのですが、ワンシーン(一つのシチュエーション)でもカメラアングルが結構変わり、飽きずに鑑賞できます。
ぶっ続けで見てももちろん大満足ですし、好きなシーンだけ前後のつながりを気にせず見ることもでき、おかずとして完成度が高いですね。
声優の演技もはち切れそうな、切なそうな喘ぎ声がたまりません。

このサークルの作品すべてに言えることなのですが、効果音や環境音での世界観づくりがハンパないです。
この音声は海外のカジノが舞台ですが、トランプカードに触れる音やかすかに聞こえてくるBGMなどで、猥雑な雰囲気が伝わってくる!
過去作の「溺愛軍人の求愛」や「おぢさんは依存症」で、このサークルはこういう世界観構築が得意なんだろうなと思っていたのですが、今回も健在。
そんなワクワクする世界で繰り広げられるのは、エロエロながらも爽快な物語でした。
全部のトラックに濡れ場があるのは伊達ではなく、エロ度はこのサークルの作品の中でもずば抜けてて高いです。
ルチアーノが聞き手との体の相性に溺れて、彼女を運命の女神と決めて困難に立ち向かった末にある結末は…いやぁ、実に甘くて心地いい。
乃木悠星という声優は初めて聞きましたが、気のいいギャンブラーの兄ちゃんという役柄がとてもハマッていたように思います。

何がいいって声ですね。
低くて色気があって、愉悦に満ちていて、このウツブシという男独特の物々しくて高慢ちきな喋り方とマッチしています。
この「腹立つ野郎だな!」という感じは本筋に当たる「芙蓉の浄土に安き給う」と変わらないです。
「女の身体の秘密などある程度肌をあわせてしまえばわかるよ」
「君といると私という人間の邪悪さを噛みしめられていい気分だ」
こういうカッコよすぎる台詞がまったく浮かないのが九財翼という声優の力ですね、凄いです。

ですが、これを聴くとわずかにいけ好かない野郎であるウツブシへの印象が少し変わったりします。
まずふようど本編ではあくまでセックスを支配の道具と見ている感じがありましたが、
この音声では心から楽しんでいる感じがしてとてもいい。ノリノリです。
あと、ふようどで心を揺さぶられたのは、ウツブシも所詮ヒロインに人生を狂わされた不憫な存在という部分だったのですが、
その片鱗がこの音声の終盤にもありました。
人を支配する生き方を良しとする男ですが、たぶんそれ以外の暮らしを知らないんでしょうね。
ある意味呪われた男です。

・・・とお気づきでしょうがこれはゲーム本編を気に入った人間の感想です。
ゲームをやらずに音声だけ聞くこともできるでしょうが、できればぜひ本編と合わせての試聴をお勧めしたいです。
本当にいいんですよこのウツブシという男は。哀れで。

紹介文にもありますが女主人公(ヒロイン)がゲーム開始時から付き合っている男とは別の男に略奪される展開があり、
これはNTRとされるのでしょうが、そんな簡単に形容してしまっていいのかと思えるほどのインパクトです。
サキュレントさんのゲームでは初の選択肢分岐ありのマルチエンド。
ウツブシを選んだ場合は容赦なくヒロインが寝取られ、あまりに救いのない展開ですが、
じゃあリョウを選べば平和になるのか?というとそうでもないのがやるせなく、同時に素晴らしいです。
この作品は美しいです。イラストも、街のビジュアルも、音楽も、声優さんの熱演も、文章もです。
ここまで作中の言葉を借りるなら「持たざる者の矜持」を美しく表現したノベルゲームはなかなかないです。

それから、出演声優さんのファンなら絶対買いましょう。
特に手塚りょうこさんのファンなら絶対、絶対です。
こんな演技はそうそう聞けるものではないです。
ヒロインの声をオフにしてしまうユーザーさんもいるようですが、オフにしないのをお勧めします。
サキュレントゲームではおなじみの、約束された神キャスティングです。

かなり好き嫌いの分かれそうな音声です。
ですが「大切な人のかけがえのない存在になりたい」という願望があるなら、
赤ちゃんプレイや若干無理やり気味の行為が苦手でも足を踏み入れてみる価値はあります。
このきつぐという男、めちゃくちゃヤバい男です。
彼女(聞き手)がきつぐを愛していて、断らない性格だというのをいいことに暴れる姿は他に類を見ない、
いや見てはいけないゾーンに突入した令和の怪物と言えるでしょう。

恐ろしいのは、きつぐを覗き込むとき、きつぐもこちらを覗いているということです。
唾を飲め!耳を舐めさせろ!乳首を吸わせろ!フェラしろ!
と命令するきつぐを「うわ～～」と感じるとき、我々の心に日ごろ潜んでいるマイナス感情が引き出される。
こんな救われない男……。
でもこんな男だからこそ、世間に徹底的に冷たくされている社会不適合者だけど、せめて彼女には愛されていてほしい……。
トラック4で彼女のアナルを犯してやるとか言い出したときにはもう祈るような気持でした(結局未遂で、異物挿入だけで終わります)。
「これ以上彼女にひどいことをしないでくれ」
「彼女、お願い、絶対きつぐを見捨てないでくれ」って。
そんな気持ちからのトラック5は破壊力が大きすぎました。なんでエロ音声聴きながら泣いてるんだろう……。
三橋渡さんの演技がまたすごくいいのです。

それと狭くて生活感のある部屋に住んでいる二人、という距離感が音声から伝わってくるのがよかったです。
最初になんか声が遠い、サーという音が入っている?と思ったら、
なんときつぐが換気扇の下でタバコ吸ってる音だった。
そういう細かい生活音や、声のバイノーラルを使った演出がよかったです。
声といえば耳舐めは必聴ですね。めちゃくちゃ臨場感あってゾワゾワする音(いい意味で)でした。

無料だからとDLしましたがとてもしっかりした作りです。
優しいと思っていたお兄ちゃんがとあるきっかけで豹変……かと思いきや、
実は昔っから軸のブレないひどい人。
ヒロインや周りがいい人だと勘違いしてただけというサスペンス展開。
特にヒロインを鎖に繋いだまま外出して帰宅、トイレに行きたがっているヒロインを逃さずその場でさせるシーンがすごいな!という感じです。
さらにはそのあと「ふき取る」と言って舐めたりするのだからもう、スタンディングオベーションですよ。
(無料ですが)お値段以上のものです、凌辱っぽい気配や監禁が嫌いではない人はぜひ聞きましょう。

なによりも声優がいいですね。
この一条ひらめさんという方は現代風の役が似合う自然体なイケボで、
それがオネェを演じているということで「こんなイケメン(美女)オネェがいてくれたら最高」感があります。
このサークルさんの音声だと「モエきゅん」と同じカラー、ライターさんが一緒の作品で、コメディタッチのエロあり物語という感じです。
オネェ倉之助のキャラはもちろん、天然ボケというかどこかズレているヒロインも面白く、倉之助と漫才コンビのような面白さがあります。
個人的にはもっと倉之助とエロいことしたかった。本当の恋人、夫婦になったあとの濃密なセックスライフの続編をいつか出していただきたい!