奈良ラーメンは白菜入りさんのレビュー一覧

性行為に特化したロボット、リリィをめぐる短編の物語。この巻では2作品収録。もしリリィが量産されたロボットなら「いろんなリリィ」がいるのだろう。基本共通しているのは「性行為しかできない」ロボットだということ。美少女ながら豊満な身体なのはオーナーの性欲を満たすため。それ以外の目的は求められていない。
なので家事や教員補助、子供の相手等も満足にこなせず、会話もどこか何かがズレているが本来ならそれで構わないのだろう。しかし話に登場するリリィのオーナーは最初は性行為をする気がなかったため、そこにギャップが生まれる。そのギャップを乗り越えてリリィを抱くまでがこの作品の目的といえそう。リリィとしては抱かれてさえしまえばあとは彼女のものだからね。
なお性行為についてだが彼女はちゃんと性技に敏感に反応するので、男は
自分が射精するだけではいけない。むしろ反応を楽しむべきかな。豊かで敏感な身体、やや天然な反応、性的技巧。こんなロボットが一台くらい欲しい?ただ、相当な力持ちなので(第一話参照)知ってしまうと抱くのが怖いかも(事故が起きそう)。

あまり他人を意識していない恰好をしている谷広臣と、彼氏持ちの巨乳美少女仲元彩。二人は子供の頃の知り合いと現在同じ学校に通っている位しか接点がない。大したことのない理由で彩の自宅を訪れた広臣。彩は自室で卑猥な実況配信をしていた。止めさせようとする広臣、口止めするも聞き入れられないので彼を巻き込む形で配信再開する彩。そのうち二人とも興奮してしまい、やがて一線を・・・。
連載の初回ということもありそれほど話は動かず、登場人物についてもあまり分からない。が、真面目だが凡庸そうな広臣が今後どうなっていくのか。おかしくなるのか、正気を保つのか。彩の広臣を見る目はどう変わるのか。興味は尽きない。
成人漫画の評価と言えるかどうかはわからないが、マンガとしては読みやすい印象を受けた。絵がシンプルなのか、コマ割りがシンプルなのか。眼や頭に対して負担が少ないのはいい。

タイトルにもある通りの「異世界もの」。その第一回は主人公紗倉アイカが異世界に旅立ち、状況を把握するまで。連載であるからか初回の量は少なく、また笑いにかなり寄っていた。
主人公ヒロインは桃色の髪と巨乳が素敵な女子校生(今春から)だが、自慰が大好きで覚えてからは毎日指遊びに耽っていた。だからなのか彼女の行為は大変激しく、これはこれで見応えがある。
ネットでは定番になった感のある「異世界もの」だが、実は古代からあるものだったりする(具体的な名前は挙げないが)。そしてそれらはまず何らかの方法で”ここではない場所”に移動する。さて、「異世界痴女」は何で移動したのか?ベタではあるがアイカらしかった。彼女が選ばれた(”ここではない場所”に移動できた)理由が「性欲の強さ」なのだから。当然彼女は納得がいかないが・・・。
元の世界ではあまり評価されなさそうな「性欲の強さ」で彼女がどう異世界を生き抜くのか?大いに楽しみだ。

アダルトビデオで性処理する青年こうすけのお気に入り監督。芸風から男くさいおじさんを想像していたのだが実は女流監督でしかも現役女子大生(それもお嬢様女子大)、さらにアルバイト先のレンタルビデオ店の同僚店員みさおだった。こうすけは彼女とSEXし、さらには撮影現場にも連れて行ってもらうのだが・・・。
AV監督とは言え、みさおがスケベだ。ビデオ店の壁一枚向こうは売り場、という場でSEX。しかもこうすけは経験が少ないので「ばれたらどうする?」と。しかしそれが二人を興奮させる。
撮影現場を見学させ、そして即興で男優をさせる。自分の男がAV女優とSEXしているのだがそれは大したことではないらしく、むしろこうすけが自分の求めるSEXを実践したことが嬉しく絶頂してしまう。こう思うと二人はこの時点でベストカップルなのでは?
二人の最初のSEXの際にみさおはこうすけの素質を見抜いていたのだろうか。だとしたら彼女は魅力的だが恐ろしい。

多くは好色に描かれるオークが至って理性的で、多くは理性的に描写されるエルフが相当好色になっている和風ファンタジーのギャグマンガ。
何を聞いても(ほとんど)全てエロ事に変換して受け取ってしまう主人公のエルフと、昔の事が忘れられなくてオークとSEXしたがっている村長(彼女もエルフ)。二人とも美人なのにそれがことごとく台無しになっている点はいいかも(二人の欲望はなかなか叶わないのもギャグマンガならではか)。彼女たちの露出が多いのか少ないのかぶれているのも(違う意味で)面白い。
結構ボリュームが多いので楽しめるのだが、同時にギャグマンガの難しさも実感できる。アイデアに苦しんだのか、だんだん子供向けマンガの様な下ネタが増えてくる・・・。

部活をやっているユイ姉ちゃんの忘れ物を届けに来た弟のタカ君が彼女とその友達二人と限界越えのSEXを楽しむお話。タカ君はまだ○いのに性器は三人の女性を満足させきるほど立派なのはお約束。この作品で感じた最も大きな魅力は、ユイ・サクヤ・マヤの3人娘のSEXだろう。みなそれぞれに違いがあって面白い。
「男が欲しい」と直接は言えない(遠まわしには言える)サクヤはタカ君にまたがって腰を振り続ける攻めのSEX。運動系の部活をやってるから体力があるのだろう。それとあまり余裕はない。
普段は弟を上から見ているユイは彼に突かれ続けなすがままの受け身のSEXでさっきまで童貞だった弟のピストンであえぎ続ける。彼女もあまり余裕はない。
一番男性経験豊富なマヤも受け身のSEXだが、男に攻めさせてその一生懸命さや快感をじっくり楽しむ余裕がある。
三人とも巨乳美少女なのにSEXは三者三様、それでもみんな魅力的だ。そして全員を喜ばせたタカ君、将来が楽しみだ。相当SEXが強いのに敏感でいい声で鳴く。彼は一体誰と付き合うんだろう?

アニメーションで絶えずどこかで何かが動いている美少女を思うだけ抱き射精する、このサークルさんお得意のインタラクティブなコンテンツ。ジャンルとしてはゲームになるのかな。今回は男が二人がかりで巨乳美少女メイドさんを
抱え上げて貫通する、前後の穴を。
数種類ある選択肢を選ぶと動作が変化する。またメイドの表情により男たちの射精後の彼女の台詞が変わる。ちなみに、最も後味のいい表情を選んでいる。
二穴同時挿入にしては体位が気になるが、このコンテンツは「美少女メイドとその揺れる巨乳を愛でること」が主目的だろうから許容範囲内だろう。美少女を力いっぱい抱くことはいいこと。

片目に前髪を垂らしたJK。彼女は内緒で学校の先生と付き合っていた。そのJKと先生が事に及ぶ、現在使われていない一室で。まあそれはいい。彼女の格好が・・・体操服だった。
上半身はジャージ、下半身はブルマー(現実世界ではほぼ姿を消したのだが・・・)。その恰好が大変似合っていた。服の上からでも巨乳がわかる。またそのままだがお尻や太腿はとても大きかった。本来色気などないはずの体操服がかえってそれらを強調してしまう。
興奮して勃起した先生の陰茎を握っているうちに我慢できなくなってしまう彼女。騎乗位で合体するが、相手をより興奮させるように?胸の大きさを見せつけている。この若さでこんな騎乗位をするなんて、将来が楽しみだ。彼女に求められたら、何度でも応えてやりたくなる。

主人公はテニスプレイヤーの少女。顔を見る限り元気さ無垢さを感じるが豊かな体を持ち、その内面には密かに恋しているコーチに抱かれたいという欲望を持っている。練習後何気なく彼を誘惑してみるのだが・・・。
今作のSEXは大体が男のコーチ主導。少女が経験が乏しく、コーチもスポーツ(テニス)で鍛えていて体力も精力も旺盛という設定には合致しているのでよい。私的にはコーチの陰茎を少女は口ではなく彼女の利き手で愛して欲しかった(テニス選手という設定を活かすため。テニスとバドミントンは利き手・利き腕だけ力が強い)。コーチは怖がるかもしれないが。
テニス少女の豊かな肉体とあふれる性欲、そして経験の少なさゆえに年上男性に身を任せるという三点は良く表現できている。あのムチムチした身体も、脂肪の下には筋肉がたくさんあると思えばより興奮できる。
あと気になったのは腕脚の長さとバランス。何となくインバランスに感じたので。

毎日を無為に怠惰に過ごす青年真尋。彼は学生でもなく仕事もせず日々好きなゲームをして暮らしてきた。その彼が突然「彼女」になってしまった(本来の年齢からかなり身体が縮んでいた)!彼とは異なり出来のよい妹のみはり(名前)が作った薬物でそうなったらしく、しばらく不自由な生活を強いられるが・・・。
一般作品でかつコメディ、今回のコンテンツでは三話収録。女性の身体になってしまった真尋が動揺して風呂に入りたがらなかったり、着せ替え人形のように扱われてしまったり、運動不足で体力がないことを思い知らされたり、下着をつけるのを嫌がったり。定形ではあるけれど絵柄と相まって不快にはならない。
導入編であることと、登場人物二人の紹介が目的だからこれでいいのか。2017年の作品なのでコメディに突っ込むのは野暮だがそれを承知で言うと2020年以降”テレワーク”が世間に広まり動画配信で生計を立てる人々が現れている現象とのズレが小さくないが、「昔の認識はこうだった」と見ることもできて興味深いかも。