Liste des critiques de 奈良ラーメンは白菜入り

学校にも通わず、仕事もしていない男(まだ少年か?)がいた。やることがないからか毎日自分自身を持て余していた。ある日、そんな彼に特大の不幸がやってくる・・・
通りがかりのJKに因縁をつけようとしたら逆に殴り倒されてしまい、なぜかパイズリされることに。しかも彼女は着衣のまま。これだけならまあ悪くない経験なのだろうが・・・
巨大なオッパイを持つ凶暴なJKに搾り倒されてしまう、まあコメディなんだろう。内容のハードさと絵のコミカルさがいい感じにミスマッチで面白い。

同棲中の大学生カップルの日常をテーマにした作品の続編。 彼が彼女の作った朝食に感謝しようとしたり、突然謎の記念日が出てきたり、昔の思い出が出てきたりする。基本的には表情・リアクションの薄いカップルの生活の中の反応を楽しむ漫画。一般人の生活がテーマなので「エピソードが他愛ない」と言えばそれまでだが、まあ一般人でまだ学生だからね。そんなに劇的なものはないだろう。
印象に残ったのはそんなカップルの非日常の話(詳細には説明できないが)。それも「日常の隣にあった非日常」。一体あの「彼女」は何者で、何が目的で現れたのか?120円損した彼、スマホ持っていって実に良かった・・・

今作は三本立て。カップルがまだ中学生の頃と、高校生の(付き合い始めた)頃、そして卒業旅行。 テーマは日常のちょっとした出来事。
登場人物二人が相変わらずあまり表情を出さないため(それでもまだ表情は多かったらしい)一見起伏が乏しいのだが、どちらも感情や意思がないわけではない。
そんな二人が喫茶店経営の変なオヤジをからかったりするのだが、私的にお気に入りなのは卒業旅行。温泉に入ったりお酒飲んだりもするのだが、そこで彼が自身の恋愛観を彼女に披露するところ。まだ若いのに結構生真面目なところもあるのねえ・・・やや心配なところもあるけれど。

朝起きたら裸の女性が自分にまたがっていたら?しかも彼女が結構巨乳で美人だったら?さらに逃げられないように自分がベッドに縛られていたら?その上生で合体していたら・・・もういいか。
童貞少年にやたらと誘惑がやってくる、というちょっとした夢?を描いた作品の第一作。冒頭の女性には彼は覚えがなかったらしいのだが、これから登場しそうな女性キャラクターが何人か登場。妹・幼馴染・生徒指導の先生(竹刀が短く見える)・陸上部の同級生と多様だ。彼女たちと今後主役の少年はどう絡むのか?シリーズの第一作だから現時点では何とも言えないけど。
最初に登場した謎の女性(名前がわからない)はそのうち再登場するかな?してほしいです。

普通に魔物がいて人間に危害を加えているファンタジー世界が舞台。当然人間も対抗するわけで、そんな魔物どもを狩る剣客が主役の短編小説。ただし彼はそれなりに腕は確かで頭の回転も速いのだが決してヒーローではない。女性に目がないし危機にある仲間を平気で見捨てて逃げるし。これはそんな彼の冒険の物語。もっとも冒険よりは女性を抱いている部分のほうが多いが。
表現形態はHTMLで、短い文章が書かれている。文章の下に次ページにリンクした矢印があり、それをクリックすると次のページに移る。文章は一目で収まるので読み易い。小説だから挿絵があるページがいくつかあるのだが、挿絵のページの場合は挿絵の下に矢印を置くとなおよかった(挿絵を見るため一旦下までスクロールし、それから矢印の地点まで上にスクロールしなければならない)。

ワケありで自宅に帰らず公園にいた制服姿の少女と、彼女を自宅に招いた男性の交流を描いた短編小説。これだけだとよからぬことを男が企んでいそうだが、この男性には下心がなく単に親切心のみで動いている。少女も警戒心などはあり緊張しているのだが、徐々にそれらがほぐれていく。やがて二人は結ばれる。おそらくは楽しそうに暮らしていくのだろう。
少女がなぜ実家に帰りたがらないのかも描かれていて、多少不快だがそれなら仕方ないだろうとも。

獣人(だと思う)のカップルが子作りする話。妻に「子供が欲しい」と催促されたので夫が応える。床を敷き、そこで子作りをする。はずなのだが、やがて目的が逸れていくのはご愛嬌か。
妻は手が小さい(というか指が短い)のだが身体はちゃんと発育、全体にムチムチしてる。言動は割と幼い感じなのだが、夫も彼女ならとても興奮するようで何度射精しても大丈夫そうだった。子供ができたのかどうかは記述がないが、この夫婦が幸せならそれでよいだろう。
プレイ自体は一般的だった。ダイナミックな体位も欲しかったなぁ・・・おまけ的に風呂場(浴槽)内でしているシーンがあるのだが(同居?家族に叱られていた)、そこなら抱き合ったほうがよいかな?

ワケありカップルが水族館でデートする話。二人は首都圏在住なので池袋サンシャインを訪れて様々な魚類を眺めて楽しみ、そして帰りに魚料理に舌鼓を打つ(笑)。この漫画のテーマはあくまでもカップルの関係や生活なので彼女がどう楽しんだのか喜んだのかに力点が置かれている。決してよい子供時代を送れなかった彼女だけに(子供っぽくふるまえるのはその反動もあるのだろう)、笑顔はなかなかいい感じだ。
地方在住者としては漫画のサブテーマとしてレジャー成分やグルメ成分をもっと増やして欲しかった(苦笑)。刺身も盛り合わせよりも季節の魚のほうが断然美味だろうし。

科学(化学?)の好きな少女・若葉が自作した薬で性別が変化した。偶然とかではなく自ら望んだことなので大喜びで彼女は幼馴染の少年・タケルにそれを教えるのだが・・・男の身体の現象をあまり知らなかった彼女、とある弾みで勃起してしまう。自身に起こった変化に戸惑うも、性別がやはり変化した少年に射精(精通?)させてもらう・・・といったお話。
”女体化ないし男体化”は割とありふれたネタになった。基本この作品もそれではあるが、結果を焦らず?二人の”合体”はない。シリーズ作品にする意思があったからだろうが、これもまあありかな。若葉ちゃんとタケルくんが今後どうなっていくのかも楽しみ。けど若葉ちゃん、元の状態と男性時でずいぶん形態が変わるね・・・何だか鼻が高くなってるし。
あと「(男性向け)同人で主流の絵ではないが、割と漫画がこなれている」印象を受けた。少し調べてみたら・・・作者は商業誌連載経験のあるプロの漫画家(あまり漫画読まないのでわからんかった)、それも結構キャリアがある作家さんだったのね。あぁ、道理でうまいわけだ・・・

シリーズ第二作。一週間後若菜ちゃん宅を訪れたタケルくん。彼→彼女に起きた変化を調べるのが目的。女体化した彼の身体を色々と触るのだが・・・とにかく無遠慮。若菜ちゃんに下心がないからなのだろうけど、探られ続けるタケルくんは大変だ。だんだんと興奮した彼(彼女)はついに・・・
タケルくんが一方的に攻められ続けるお話です、ただしまだ”合体”はない。しかしタケルくん、「気持ちがいいからお得」と思っているわけではない。というのも彼は別に女の子になりたかったわけではないし、(描写はないが多分)「男の子の気持ちいい」を知っているから複雑な気分になっている。若菜ちゃんは良くない娘ではないし下心もないのだけど、子供っぽいのでその辺に無頓着。その対比もポイントかな?
でもそこまでされてもタケルくんは若菜ちゃんから離れない。彼の想いはいつどこでどう届くのか。