GGG(じーさん)'s Review List
Reviewer Rank | - | (Helpful Reviews: 62Items) |
---|---|---|
Contribution Ranking | - | (Total Reviews: 67Items) |
Top Recommended Products
|
|
今回はバトル分多めでお送りします。
最凶のわさびの使徒との特訓やら陰謀を巡らせる敵側とのバトルが熱い。
「天照」をライトなコメディメインで「神様側の圧倒的な力で周りの人間を振り回す」とするなら、逆に「神様の世界の陰謀に捲き込まれた人間が王道少年漫画のように力を合わせて立ち向かっていく」というモノだろうか。
どちらにせよ、同じ背景世界の、相互に影響を与え合った作品群ではあるのだけど。
「天照」のシリーズとのリンクは、このサークルの作品を順番に読む事がある意味前提と化しているようで、先に「天照」側を全部読んだ後「夢の絆」を読んだ身としては「あれ?」な部分があったが、きちんと順番に読んでいけばさらに話の繋がりが明確になってより一層楽しめるだろうと思える。
実際、ネタ確認の為に発売登録順に読み直したらネタの繋がりがよくわかって面白かったし。
ある意味厨房設定全開な伝奇とも言えてしまうこの世界。
ギャグやコメディパートの「もうやめてあげて!」レベルのわさびネタや、ベタベタコテコテのラブコメのゆるさ軽さ。
だからこそキャラのシリアスな情景やセリフがより際立っている。
大人ならでは、親ならではのさり気に鋭く重い言葉が投げかけられ、「ギャグシーンではあんなにヘッポコなのになぁ」と言うギャップもまた、この作品群の魅力と言えるのだろう。
絵柄が相変わらず、と言えば相変わらずなので些か好みが分かれる部分が大きいだろうが、シナリオは面白く、BGMも素敵なので、名作と思える。
表裏両面で敵の姿が提示されたので、きちんと続編に続いてほしいところ。
背景絵や立ち絵の小ネタは今回も健在で、見付けるたびに笑わせていただきました。
Keywords the reviewer selected
|
|
May/09/2013
弐から参に繋がる小話4つ。
参を読む前に販売の順番通りこの外伝を読んでおくと参のストーリーにより一層の深みが加わります。
単独で成立してる外伝ではなく、天照のストーリー展開に大いに関わってくるネタ振り。
しかし毎度の事ながら呆れるくらいのわさびネタが叩き込まれているのもこのストーリー群の基本なのでしょうか。
むしろそのためのネタ振りなんじゃないかとすら思えるのですが。
Keywords the reviewer selected
|
|
根無し草さんの表題作の「月」側とするべきか。無論この場合「陽」側は「天照花嫁日記」の側になるのだけど。
天照の婚約者「月詠」視点の、やはり盛大にわさびネタとぶっ飛んだネタがこれでもか、とぶち込まれたギャグパートをふんだんに使った —— シリアスな伝奇である。
日常系のギャグパートがほぼ徹底的にネタ(そしてその大半はわさびねた)で構成されているのに対し、シリアスパートは息吐く暇がないくらいにシリアスである。
「大人向けライト伝奇」の言葉通り、人生に対する含蓄ある言葉が時折挟まれていて、しかもその言葉を使うのが主人公にとって「大人側の人物」であるが為になお沁みる。
原則、分岐のないノベルだが、章ごとに挟まれるアイキャッチ、緩急のついたシリアスとギャグの絶妙な配分などの御蔭で引き込まれる事請け合い。
「天照〜」の別側面であり、両方合わせて読めばなおネタやストーリーのリンクが楽しめる、そんな作品群であろう。
シーンの背景の「え? 何? ここまでネタ仕込んでるの?」な部分や、イベント絵で叩き壊される崩壊顔の酷さも含めて、きちんと纏まった傑作と思える。
問題は、システム周りの「カーソル位置と反応部分のズレ」がちょっと難儀してるところぐらいか。
番外変(書き間違いではない)の斜め上なネタ展開も含めて、値段以上に楽しめる作品である。
…主人公、男なのに魔法少女みたいに変身してメイド服で戦うのよね…ものっそ不憫…
Keywords the reviewer selected
|
|
May/04/2013
番外変(誤字に非ズ)と前半は、第一作を上回るネタっぷり。
女装姿が人気の旦那や勘違いして世紀末覇者を目指した彼氏やら影武者やら光の巨人やら、ここまでネタ使うか、と逆に感動すら覚えます。
相変わらず周りを巻き添えにする神様ばかりで「神様とはかくも人間の事を考えてないのか」と突っ込みたくなるネタが目白押し。
…まあ、面白過ぎて息切れ起こしそうになりましたが。
なまじ第二作目がシリアスに展開したが為に同じ感覚で見ると笑撃がヒドイ。
ただ、ギャグパートが終わると今度は一転してシリアスな陰謀ものに。
伝奇、とタグ付けられているのも伊達ではなく、続く第四作目が待ち遠しいストーリー展開でした。
…今回はわさびが妙な扱われ方になってました。
その扱いはどうかと…
Keywords the reviewer selected
|
|
May/04/2013
ちゃんと泣けます。いやもうホントに。
前作がほぼノンストップでネタだったのに対し、今度はネタの比率が些か少なめ。
とは言えネタのろくでなしさ加減は健在で、初手から前作同様色々と「やらかして」くれます。
しかしそれらのバカ騒ぎを那由多の果てに置き去る程のシリアス展開。そして涙。
某漂流者マンガの「言える時にお礼を言っておかないと人はさっくりと死ぬから」の言葉が思い出される展開。
「正義の味方」と言う言葉と存在の意味。
真っ当と言えばあまりに真っ当な泣ける話でした。
BGMの演出も素敵な曲が揃ってますよ。
わさびプッシュがすごいのも健在です。
Keywords the reviewer selected
|
|
Apr/19/2013
ボイスドラマ…なのだが情景描写にフェイスチャットを使用していると言うのか。
むしろ「テキストなしフェイスチャットシーンのフルボイスゲームプレイ動画」が作品化していると言うべきなのか。
ラップ音とともにひび割れが走る画面構成であるとか、初手から説明なしの会話開始だとか、相当斬新な演出だと思うし、会話からキャラの内部設定が少しずつ明かされていく展開は秀逸であり、ストーリー自体もかなりシリアスに展開する。
最後にはきちんとハッピーエンドで締めくくられ、なおかつオチもきちんとつけられるあたり、後味の悪さもない良作だろう。
もっとも、ストーリーを理解するには些か難儀するフェイスチャット風画面の単調さ(せめて話者の顔を拡大するとかフレームで強調するとか)がどうにかなればキャラと声を一致させるのに苦労しなくて済んだろうに、と言う個人的な感想もある。
惜しむらくは状況展開が教室のみで進行するため、巫女の設定が付きながら巫女服を着てるシーンが全くなかったのが残念な点だろうか。
突っ込みどころは本編よりも長くて面白い(失礼)オーディオ コメンタリーの存在だろうが、こればかりは、ねぇ^^;
Keywords the reviewer selected
|
|
Apr/18/2013
気になる先輩に会いたくて少年が甘味処に通い、ある日、出されたスイーツごと先輩を美味しくいただくというお話。
ありがちと言えば真っ当にありがちな甘々話ではあるが、「和装からこぼれるやわらかおっぱい」のフレーズに違わぬやわらかそうな爆乳が見もの。
店内での秘め事ではあるものの、どうにも『そうなること』を意識していた先輩によって二人っきりのシチュに持ち込まれていた様子が何とも甘ったるく、人によっては「爆発しろ」と言う突っ込みになるかもしれない。
和装の先輩とラブラブ甘々着衣エッチ、と言うシチュが受け入れられるのなら、サンプル買いしても問題なく楽しめる作品。
Keywords the reviewer selected
|
|
Apr/16/2013
巻頭には1ページ漫画(イラストコラム?)が12ページ。
続いて「御馳走にだって人は慣れる」と言うコラム、
9種類のパスタソースに関する感想コラム、
ファストフードの考察3種類、
外食・内食に関するコラム9種類、
調理器具に関するコラム3種類、
食に関するコラム4種類が載った、
ボリュームたっぷりのコラム集である。
無論、本文中にも1ページのイラストコラムが何枚か挿入されている。
読んでいるうちに「あるよねこういうの」と思う事がザクザク出て来る、不思議なコラム集である。
コラム自体は見開き程度の2〜3ページで完結するものばかりであるため、読みダレもなく、サクサク読める感じである。
普段何気なく食べているファストフードやインスタント食材について思い巡らせるにはもってこいの「おつまみになるコラム」だろう。
個人的には最後の「食べる、ということ」の「ごちそうをたべるということ」が一番考えさせられる文章でした。
Keywords the reviewer selected
|
|
Apr/16/2013
「その発想はいらなかった」とタグ付けされそうなニッチなネタなんですが、意外と面白く書かれてありました。
N●Kの子供向け教育番組や、学●の「●●のひみつ」シリーズにも似た懐かしさと面白さ。
確かに「世界一使えない知識」と書かれてある説明は全く間違っていない。
地味に愛嬌のあるお姉さんがこの手のシリーズのメインと言うべきなのやら。
…実際、「撃ち方」の部分しか書かれていないと言うのも笑えました。
他にもネタ展開出来そうなのにねぇ。
Keywords the reviewer selected
|
|
Apr/15/2013
むしろ「ミリタリーネタ始めました」なコラム集と言うべき?
ミリネタはマニア向け、と言う前提を切り崩そうとしているのは十分に伝わってくる。
確かに駐屯地イベントなんて、普通は知らないでしょう。
私の場合は親戚筋に防衛大学行った者がいるので知ってましたが、そうで無ければ実際、そういうイベントがある事を知りもしなかったでしょうし。
それでもミリネタが意外と身近にある、と言う事が描かれてあり、視点がマニアではなく一般人的であるのも面白いとは思います。
…おすすめ、とは言いにくいのがこの手のネタではあるのですがね。やっぱり。
しかし「1」となってるのは続く、ってことなんでしょうねぇ。
Keywords the reviewer selected