穂積的赏析一览

本作でメインとなるナースは一見するとお上品なお嬢様の気配が漂う反面、騙される隙も与えてくれないほど化けの皮が剥がれるのが早い驚愕がありました。
ギャップ萌えと言い換えてもいいかもしれないが、なにせギャップとして機能するためには温度差が必要であり、彼女のお嬢様要素は絢爛豪華な髪型と雅な言葉遣いで打ち止めです。
この女性は清楚なのかな?と淡い期待が沸いた次の瞬間には脱ぎ始め、馬鹿で淫乱な本性を隠しきれていません。
第1話(BJ01383304)でも猛威を振るった脱ぎやす過ぎるナース服が今話でも絶好調でした。
ごんぎつねを彷彿とするほどのお粗末な偽装なのに、そこにナースの地位と少年のウブさが加わる事で、充分な意外性として完成されていました。
しかも、馬鹿っぽいお嬢様ってのは下手に賢しい令嬢よりも可愛げがあり、登場早々に好感が持てる愛されキャラでした。

加えて作画の秀逸さも光っていました。
肉厚で存在感のある下の口だからこそ、それを彼女が自分の手で広げ、少年が恐る恐る指を突っ込む臨場感が抜群でした。
また、おっぱいの豊満さとそれに付随する躍動感が見事であり、欲望のままになりふり構わず少年を貪る女の姿を明示していました。
そして、女性が下の、本来なら動きにくい体位であっても足を絡めて逃がさない抜け目なさには妖怪じみた恐怖すら感じられて良きおねショタでした。

家族関係や舞台設定など最低限の情報が手短に纏まっており、読みやすく理解しやすい入門編として機能すること請け合いです。
一方で、皇后様の乳やら脇腹やら尻やら、皇帝陛下もメイドも揉み放題なので、充分な弾力見せつけは果たしているとも言えます。
特にデブ専御用達の採寸シーンを盛り込んでいるのが高得点です。
魔法で軽量化を図っているとはいえ、その巨体で必死に逃れる肉感が素晴らしい作品でした。

本作には2種の側面を感じました。
ひとつは言うまでも無くM向けです。
風紀委員女子2人から変態性を罵倒され、こき使われ、足蹴にされる下僕扱いがM求める屈辱的仕打ちでした。
しかも、彼女らが押収したH本やオナホを軽蔑的に語っているのが素晴らしく、風紀委員女子とはこうあるべき理想形でした。

一方で、もうひとつは抑圧された思春期女子の性欲です。
風紀委員としての役目や女子としての体面の手前おおっぴらにはしないものの、作中の端々でセクシャルに興味があると漏れ出ているのです。
例えばTrack3でオナホの使用方法の実演を求めたり、Track4ではトイレの個室で淫行を働く心理を問うたり、性への好奇心が隠しきれていない描写が興奮を誘いました。

つまり、本音と建前の狭間で揺れる堅物女子を堪能できるわけです。
特に、Track6～7にかけてはほとんど建前が崩壊し、風紀委員引退に伴う解放感から本番の大台に踏み出す上級生女子が可愛くすら思えました。
あんなに風紀を気にしていた女子が羽目を外すギャップ萌えやら、女性が中に出していいと半ば命令してるのに男が躊躇する逆転性やら、今まで蓄積した関係性が爆発する名フィニッシュでした。

そして、足技や手コキ潮吹かせやらストッキングを多用するのでストッキング好きにもお勧めできる音声でした。

デカいデカくない以前の癖として「コンプレックスフェチ」があります。
例えば、貧乳を気にしてコンプレックスにしている女の子に萌える現象は今や一般性癖です。
あるいは、田舎っぽい訛りがコンプレックスで、常に敬語にして隠してるとか、喋らず無口を貫いてるとかも可愛い萌え要素です。

本作では背が高いのをコンプレックスにして悲観する金髪碧眼少女が可愛いです。
胸が大きすぎるのを気にするのも可愛いです。
赤裸々に乳輪が大きいのを吐露し、半ばヒステリックに卑下するデカ女が可愛いのなんのです。

そのデカさを許し、励ましてくれる寛容な男が主人公です。
突然の脱衣に驚きもせず、鼻の下を伸ばしもせず、格好良く断言する男前でした。
一方で、標準的な男子よりも小柄で中性的な顔立ちが軽くショタ風味でした。

金髪碧眼デカ女のコンプレックスを慰めるように馬鹿デカい乳を愛撫し、口に余る乳首に吸い付く権利が羨ましくも美味しい体格差カップルでした。
しかも、体臭にもコンプレックスを持つ彼女の実態を調査すべく、脇を舐め臭気を浴びる役得は最高でした。
さらに、尻がデカいのもコンプレックスな彼女に巨尻の良さを正々堂々と伝えるだけでなく、尻臭まで堪能できるのは最早職権乱用と言いたくなりました。

そして、タイトル回収も流石でした。
つまり、コンプレックスにおびえるメンヘラ女であると同時に、自分より小さい男を尻に敷いて自尊心を満たしたい横暴さも兼ね備えているのです。
これは自信の無さの裏返しで男を征服したい願望とも理解でき、デカ乳デカ女に見下ろされて迫って来る構図も相まって良好な説得力を誇っていました。

本作は巨フタがメインです。
一応棒は使うものの、両手で地面に突き立てるのではなく股間に生えた棒で棒を咥え込み、巨大なイチモツの長さと硬さを跳躍に利用する奇想天外な競技スタイルです。
中でも「標準的な助走方式」と「異次元の化け物の助走方式」の2通りを紹介しています。

後者を化け物と称しましたが、前者も自身の身長よりも長く太いイチモツを有しているので常人から見れば充分にバケモノです。
それを立たせた状態で掲げるように走って行く姿は本来の棒高跳びに一応重なるものがありました。
一方で、踏み切りの動作では走って来た勢いや自重が棒に乗って尿道ファック状態になり、猛烈な刺激を受けるのが本来の棒高跳びには無い競技性と変態性でした。
そのままでは地面で尿道ファックしてるだけでジャンプにならないかと思いきや、あたかもケネディ宇宙センターから空へと飛び立つロケットのように盛大な噴射をもって最終跳躍とする飛び方が目から鱗でした。

この「標準的な助走方式」を知った後だからこそ化け物の変則的な飛び方に驚かされました。
もっとも、巨大すぎて同じように掲げて走るのは難しいゆえの適者生存かもしれません。
また、ギネス級に背が高いバスケ選手がジャンプしなくてもダンクシュートできるようなもので、これほどの超巨恨なら下手に飛ぶより確実な勝利の方程式にも見えました。

そして、本作にはもう一つの見所があります。
化け物のトレーニング風景です。
棒高跳び選手は両名とも胸が平坦なのに超乳タグが付いているゆえんでもあります。
巨大すぎる棒を上手く制御するための修業は「画面を埋め尽くすほど接地級超乳2人からのWパイズリ」であり、馬鹿馬鹿しいまでに説得力がありました。
巨大肉棒には硬さと発射抑制が肝要ですが、並みの乳では太刀打ちできないので、トレーナーの乳も小山のようなデカさが求められ、なおかつ圧力高めの搾精がM気味な超乳好きにクリティカルでした。

ゴッデス部隊もといインヘルト部隊所属のお嬢様は前回(RJ01204628)の秘書に引き続き超乳特化型肥満化の良さを再確認させてくれました。
純白のドレス風の服とも相性が良く、貫禄たっぷりの巨体からは弾力と重量感が感じられました。
一方で、首を埋没させた顔周りの脂肪が視野を狭め、超乳が射角を阻害し、体重増加が移動速度を遅めただろう彼女がラプチャーとの戦闘に耐えうるかは疑問が残るものの、大型化したことで指揮官の弾除けと休養には適任かもしれません。

また、ヴァルキューレ公安局の局長は最近実装されたばかりの水着姿での肥満体が大変セクシーでした。
覚悟の決まったハイレグが腹肉を締め上げ、豊満なおっぱいも魅力的でした。
中でも、最大のファインプレーは小脇に提げた浮き輪であり、見た限り標準的なサイズなので肥え太った彼女と比較して片足すら入らない肉厚が際立つ効果がありました。

他にも、Vol.31(RJ01160862)に収録の超高校級のスイマーの衣装差分かと誤認しそうになるイラストもあります。
いえ、差分と言えば差分には違いないのでしょうが、以前のそれよりも明らかに横幅が増し、腹肉も立派になり、見るからに乳もデカくなった感があります。
つまりは超高校級の育ち盛りだったわけで、スポーツウーマンらしい発汗やデカ乳に食い込んだタンクトップが極めて扇情的な巨デブ少女でした。

そして、Vol.34(RJ01204628)に収録のデュランダル使いを彷彿とさせるオートクレール使いの自称日本人は本作の中では最大級でした。
似た構図ながらも向きが左右逆なので2枚のイラストを並べて超弩級肥満少女同士の模擬戦と見立てれば妄想が捗りました。
あるいは位置を逆にして、背中合わせで多数の敵を迎え撃つ構図と見ても熱い展開ですし、ダメージ脱衣差分が健闘むなしく太りすぎてロクに戦えなかった結果にも見えて一粒で何倍も美味しい作品でした。

いわゆる逆NTRが前作4話(RJ01194592)で起きていた言えなくもありません。
もっとも、本作の場合は明確に彼氏彼女と断言できるかは疑問の余地があり、黒髪眼鏡と金髪ギャルの2人同時に付き合う一夫多妻制が常態化しているので、主人公の貞操観念が緩くなった一因が既にあったかもしれません。
加えて、女教師は決して悪女ではなく、誤解が転じて肉体関係に至ったにすぎません。
だとしても、2人に内緒で女教師と姦通したのは確かで、主人公は浮気の罪を負って当然です。

本作は雰囲気こそ和やかで少女2人も温泉旅行を楽しんでいるものの、端々から女の怒りが伝わって来る名演出が光っていました。
端的に言えば焦らしです。
誘惑もボディタッチもするのにフィニッシュ寸前で手を引く蛇の生殺しの連続が主人公に襲い掛かり、せっかくの温泉旅館と浴衣美女なのにそれどころではない逼迫感が絶妙でした。
特にパイズリと尻ズリの二連撃で砲身内圧力を高められたのに発砲許可が出ない苦しさは素晴らしい没入感でした。
強気なギャルはともかく、温和で気弱そうな黒髪眼鏡さんまで怒り心頭にはむしろギャップ萌えでした。

しかし、裏を返せば少女2人も本番を我慢していたので欲求が高まっている諸刃の剣でした。
待ちきれないと言わんばかりに主人公にがっつく水着美少女の可愛さとエロさが爆発していました。
それに浮気されて静かな怒りに燃えたまま誘惑してくる2人もソフトM向けとして丁度いい火加減でした。

女の子複数に男一人だと居心地が悪い気がしますし、確固たる住人ではない居候状態なら輪をかけて落ち着かない劣悪な住環境の気配を感じました。
現に作中早々に肩身が狭そうです。
しかし、それを補って余りあるハーレムでした。
女子の側からの遠慮のないスキンシップが乱発し、大盤振る舞いの裸体を拝めるだけでもお釣りが来ると言える住環境でした。
一方で、主人公には既に意中の人が居るらしく、律義に操を立てる彼にとってこの女体パラダイスは有難迷惑の風味も特徴的でした。
と言うか、本作は嬉しさ満天のハーレムH全開でありながら、全体的に主人公男子が楽しみきれず困っているのが目立っていました。
この困り顔によって概ね常に女性優位な逆レイプ気味ハーレムの食感が維持され、M向けに丁度いい塩梅でした。
作画の安定感を欠いた部分を差し引いても、逆NTR好きにお勧めできるハーレムでした。

まず、少年の性格が推せます。
旅館業務を手伝う勤勉さと言い、ラッキースケベで慌てふためく初々しさと言い、鮮烈な性体験で股間の制御を失う若々しさと言い、ショタのショタらしい可愛げが百点満点でした。

次に、お姉さんの大人の余裕に惚れます。
実際のところは傷心旅行と言うか、状況だけ見れば自殺や失踪を危惧されてもおかしくない旅路だったのに、少年には気取らせない包容力が魅力的でした。
本来は彼女が心身を癒しに訪れたはずが、困惑する少年を落ち着けて逆に癒してくれる懐の深さにお姉さんらしい貫禄がありました。

そして、安定の性教育プレイが必勝の方程式でした。
まだ男性機能もよく分かっていない少年を優しく抜いてくれるだけに留まらず、デカ乳の弾力を用いた疑似ニプルファックまで体験させてくれるオーバーキルを感じられました。
なおかつ乳がデカすぎて軒下のように視界を覆う構図を採用した授乳手コキも流石の威力で少年が夢中で吸い付き、ヨセミテの間欠泉の如く噴射するのも頷けました。
さらには男には無い女性の股の構造を教え、感触を体で理解させるそれは王道ながらも完璧なおねショタの形を示していました。

言っちゃ悪いですが、アニメでの出番が少ないのは否めません。
しかし、インパクトは絶大な女の子でした。
褐色・むちむち・ギャル風・エッチなインナー・突然の懺悔室・終盤の救世主、あらゆる面で魅力的な集合体でした。

本作はそのパワーを増幅したような作品でした。
まず、むちむちの肉感が作者様の筆によって一段と脂が乗って、触り心地の良さそうな女体に仕上がっていました。
次に、ギャル風ですが、もはや出で立ちがギャルっぽいのはさておき、派手でセクシーな水着によってギャルらしさが補強されていました。
さらに、緑色の標準制服を脱いで白のインナーだけになった姿も描かれ、覚悟の決まったハイレグには目が釘付けで、アニメではお目にかかれなかった競泳水着からも同種の栄養分が摂取できました。
加えて、アニメだと懺悔室に制服で座っていたのに、本作だとシスター衣装を見せてくれて、横乳開放型ミニスカ見下ろしのドスケベシスターの前では股間から懺悔が止まらないに違いありません。
そして、同寮メカニック科1年生男子との仲睦まじい様子から彼女の優しさが感じられ、ママになった大きなお腹でもしっかり甘えさせてくれるので包容力までマシマシでした。